小学校受験では、親子面接がある学校がたくさんあるでしょ?
子どもはお教室で面接練習をしているけれど、親は全然対策できてないから、子どもの足を引っ張らないか心配なのよね・・・
特に、父親は仕事で忙しくて全く準備していないから、不安しかないわ。
小学校受験では、ご両親も一緒に面接することが多いから、親子でしっかりと準備をしておくことが大切です。
ただ、日頃の家事、育児、お仕事でお忙しいのも重々承知しております。
そこで今回は、小学校受験の面接でよく聞かれる質問と回答例をまとめました。
ぜひ、本記事を面接対策にご活用くださいね。
なお、面接対策は、書籍やインターネットの情報から学ぶだけでなく、実際にレッスンを受ける方が効果的です。
絶対合格を勝ち取りたい方は、小学校受験のプロによる個別レッスンを受けられる「小学校受験面接特訓」をご利用ください。
- 【小学校受験面接】志望動機の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】「子育てで気をつけていること」の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】「学校に期待すること」の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】「自己紹介をしてください」の質問に対する回答例
- 【小学校受験面接】「いじめ」の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】叱る時・ほめる時に関する質問例と回答例
- 【小学校受験面接】母親の役割の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】父親の役割・父親像の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】父親の仕事・職業の質問例と回答ポイント
- 【小学校受験面接】PTAに関する質問をされた時の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】併願校について質問された時の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】時事問題について質問された時の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】成長を感じた時について質問された時の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】逆質問された時の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】質問例や 回答例付きの本のおすすめ
- 【小学校受験面接】ひとり親家庭の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】女子校の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】国立小の質問例と回答例
- 【小学校受験面接】質問例と回答例を知ったら次は練習!
- 【小学校受験面接】質問例と回答例と同じぐらい大切なタブーとマナー
- お子様に関する面接のお悩み
- 【小学校受験面接】質問例と回答例まとめ
【小学校受験面接】志望動機の質問例と回答例
「志望動機」は、小学校受験の面接では絶対に聞かれる質問のひとつです。
保護者に対してもお子さんに対しても聞かれる質問ですので、しっかりと準備をしましょう。
保護者は、学校の教育方針を理解しているか、家庭の教育方針と一致しているかなどが重要なポイントになってきます。
お子さんは、どれだけ本人に「入学したい」という熱意があるか、その気持ちを自分の言葉で表現できるかがポイントです。
【保護者に対して】
<質問例>
「本校を志願した理由をお聞かせください。」
<回答例>
「貴校のオープンスクールに参加して志願を決意しました。オープンスクールでは、特に5年生の児童が主体的に園児と関わる姿に感銘を受けました。娘が参加した折紙教室では、5年生の児童が『こっちならすぐに折れるよ』と臨機応変に案内してくれたり、『上手に折れたね』優しく声をかけてくれたりする姿を見て、その立派な姿に心を打たれました。私は親として、娘が貴校の上級生のように立派な人に育ってほしいと感じましたし、娘も『私もあんなお兄さんお姉さんみたいになりたい』と憧れを抱いたようです。その背景には、先生方のご指導の積み重ねがあったことと推察致します。ぜひ娘も、素晴らしい上級生に囲まれた環境で貴校の先生方のご指導を賜りたく志願を致しました。」
【お子さんに対して】
<質問例>
「どうして〇〇小学校に入りたいと思ったの。」
<回答例>
「体験入学の時に、先生が優しくお勉強を教えてくれたのが楽しかったから、〇〇小学校に入りたいと思いました。私が1番楽しかったのは算数のお勉強で、三角や四角を使って色々な形が作れたのが楽しかったです。先生と一緒にもっとお勉強を頑張りたいから、〇〇小学校に入りたいと思いました。」
「志望動機」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】「子育てで気をつけていること」の質問例と回答例
家庭教育についての質問も、ほとんどの学校で質問される内容になっています。
日頃のしつけの中で大切にしていることをまとめておきましょう。
子育てについては「褒めること」を聞かれる場合もありますし、「叱ること」を聞かれる場合もあります。
日頃から一貫した姿勢で子どものしつけをすることが大切です。
また、保護者が回答した後に、お子さんに対して「そういうことがあるの?」などと話を振られることもあります。
お子さん自身が、親のしつけの方針を理解していることも大切です。
<質問例>
「子育てで気をつけていることを具体的にお話しください。」
<回答例>
「私どもは、これまでの子育てで『礼儀正しさ』と『諦めない心』を育んでいけるように気をつけてきました。この2つのことがきちんとできていれば、どんな困難に直面しても、周りの人と支え合いながら乗り越えることができると考えているからです。例えば、礼儀正しさについては、相手に聞こえる声で挨拶をする、何かしてもらったらありがとうを言うなど、当たり前のことが当たり前にできるように声かけをしてまいりました。また、諦めない心については、うまく縄跳びが跳べなかった時に一緒に公園で練習をしたり、ピアノの曲がうまく弾けなかった時に指運びをアドバイスしたりと、常に我が子に寄り添いながら成長を支えていけるように努めてまいりました。その上で、『なぜ礼儀が大切か』『諦めないとどんな良いことがあるのか』など、我が子なりにその価値に気づくことができるように配慮してまいりました。貴校の教育目標ある『礼儀』や『努力』とも通じるところがあると感じておりますので、ぜひ貴校でも我が子のためにご指導を賜りたく存じます。」
「子育て・しつけ」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】「学校に期待すること」の質問例と回答例
「学校に期待すること」の質問は、ある意味「ひっかけ」の質問ですので注意が必要です。
うっかり言葉をそのまま受け取って「進学実績を上げてほしい」「アフタースクールを充実してほしい」などと回答してしまうのは絶対にNG。
学校の先生は、入学も決まっていない保護者の要求を聞きたいわけではありません。
ではなぜ、「学校に期待すること」の質問をするのでしょうか。
そこには、学校への理解度を確認するため、親の品格を知るためという意図があります。
<質問例>
「お子さんが本校への入学が決まりましたら、本学にどのようなことを期待しますか。」
<回答例>
「昨今は、感染症の流行により様々な教育活動に制限がある中と存じておりますが、貴校では感染症対策を施した上で学びを止めない取り組みをされていると学校説明会でお伺いしました。私どもも、息子に充実した学校生活を送ってもらうためにも、できるだけ多くの経験を積ませたいと考えております。従来通りとはいかないまでも、学校行事や学習で多くの経験が積めたらありがたいと考えております。そのためにも、まずは親子で感染症対策を徹底してまいりますので、ぜひ先生方のご指導を頂戴したいと存じます。」
「学校に期待すること」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】「自己紹介をしてください」の質問に対する回答例
自己紹介については、回答の自由度が高い分、しっかり対策していないと咄嗟に答えられない質問です。
名前を知りたいだけなら、願書を見れば分かりますから、学校の先生はそれ以上の回答を要求しているとも考えられます。
お子さんが元気に挨拶ができれば大丈夫ですが、親御さんは話す内容を考えておきましょう。
では、どのような内容を答えたら良いのでしょうか。
【保護者に対して】
<質問例>
「初めに自己紹介をお願いします。」
<回答例>
「〇〇〇〇の父の△△△△と申します。私自身が貴校の卒業生ということもあり、『友愛』という校訓の元で我が子も教育を受けさせたいと考え志願致しました。現在はWEB関連の仕事に従事していることもあり、貴校のICT教育に関しても非常に魅力を感じております。本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。」
【お子さんに対して】
<質問例>
「初めに、お名前を教えてください。」
<回答例>
「はい。〇〇〇〇です。よろしくお願いします。」
「自己紹介」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】「いじめ」の質問例と回答例
「いじめ」に関する質問は、学校で起こり得るトラブルを想定した質問です。
「お子さんが泣いて帰ってきました。話を聞いてみると・・・」と具体的な場面設定をされる場合と、「いじめについてどう思いますか」と漠然と聞かれる場合があります。
「いじめ」という言葉だけでは細かい設定が分かりませんが、多くの場合は「お子さんがいじめにあったら保護者としてどのように対応しますか」という意図で質問されていると理解してください。
この質問では、「良識のある保護者か」「モンスターペアレントになる可能性はないか」ということを見られていることを意識して、言葉を選びながら回答しましょう。
<質問例>
「もしお子さんが『学校でいじめられた』と泣きながら相談してきたら、どのように対応しますか。具体的にお話しください。」
<回答例>
「まずは、娘の気持ちを受け止めながら共感的に話を聞きたいと思います。娘の悲しかったという気持ちに共感しつつも、親としては冷静に事実を把握できるように努めたいと考えます。次に、学校のことは先生が一番よくご存知だと思いますので、お忙しい中申し訳ないのですが、先生にご相談させていただきたいと思います。もしかしたら娘にも至らないところがあったかもしれませんので、先生にご助言をいただきながら親子で問題を解決していけるように努めてまいります。その中で、もし相手のお子さんに嫌な思いをさせていることなどが分かりましたら、謝るべきところはしっかりと謝り、その後はより良い人間関係を築いていけるように親としてもできる限りのサポートをしていきたいと思います。」
「いじめ」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】叱る時・ほめる時に関する質問例と回答例
「叱る時・ほめる時」の質問は、大別すると子育てに関する質問です。
回答の際には、家庭の教育方針とリンクしているか、学校の教育方針と同じ方向性か、父親と母親で意見が食い違っていないかなどを確認する必要があります。
特に、「叱る時」の質問に回答する時は、ポジティブな印象として伝わるように答え方を工夫することが大切です。
また、お子さんに対して質問されることも多い内容ですので、親子で同じような回答ができるようにしておくことも必要でしょう。
【保護者に対して】
<質問例>
「どのような時にお子さんを叱りますか。具体的に教えてください。」
<回答例>
「自分でやると決めたことを途中で投げ出すようなことがあれば厳しく注意します。以前、習い事のダンスで選抜メンバーを決めるオーディションに参加したことがありました。娘自身が参加したいと言いましたので、最後まで一緒に頑張ろうという約束をしたのですが、ダンスの難易度が高かったこともあり途中で辞めたいと言い出しました。その時は、自分で決めたことだから最後まで諦めるべきではないと厳しく注意するとともに、途中で辞めることが正しい判断なのかを娘自身にも真剣に考えさせました。そして、もう一度頑張ろうと決心し直して、最後まで努力をすることができました。その結果、オーディションに合格することもできて、娘にとって非常に良い経験になりました。今後も、自分で決めた目標に向かって最後までやり遂げられるように支えていきたいと考えております。」
【お子さんに対して】
<質問例>
「お父さんは、どんな時に褒めてくれますか。」
<回答例>
「お母さんのお料理のお手伝いをしたり、金魚に餌やりをしたり、幼稚園の準備をしたり、自分ができることを自分から頑張ったら褒めてくれます。」
「叱る時・ほめる時」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】母親の役割の質問例と回答例
お子さんの成長には、ご両親の接し方や価値観が影響していますが、その中でもとりわけ母親の影響が大きいのではないでしょうか。
学校の先生も経験上それを感じていることが多く、良い意味でも悪い意味でも「あの親にして、この子あり」と考えているでしょう。
また、小学校に限らずモンスターペアレントが入ってくることは、学校にとってマイナスでしかありません。
そこで、モンスターペアレントをふるい落とすために「母親の役割」について質問をするわけです。
<質問例>
「お子さんが楽しい学校生活を送るためにはご家庭の協力が欠かせませんが、母親の役割で大切なことは何だと思いますか。」
<回答例>
「母親の役割で大切なことは、子どもの自主性を尊重し、子どもの成長を支えることだと思います。例えば、集団生活をしていれば、お友達とトラブルになることもあると思います。そのような時に、親が先回りして行動するのではなく、息子に『あなたはどう考えるのか』『何が正しいと思うのか』『良好な関係を築くために必要なことは何か』などを問いかけながら、子どもが主体的に行動し、成長できるようしたいと考えます。また、コミュニケーションの取り方についてアドバイスをしたり、時には気分転換をさせたりして、楽しい学校生活が送れるように支えたいと思います。ただ、親子共々まだ未熟ですので、先生のご指導をいただきながら親子で成長できたらと考えております。」
「母親の役割」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】父親の役割・父親像の質問例と回答例
「母親の役割」と同じくらい大切なのが「父親の役割・父親像」に関する質問です。
小学校受験では両親で親子面接をする学校が多くあるのですが、お父様がお仕事などで忙しくて面接対策を十分にできていないことがあります。
そのため、この質問に限りませんが、お父様がしっかり面接で回答できるというのは、合否を分けるひとつの分岐点になるでしょう。
「父親の役割・父親像」について質問されたら、積極的に子育てに関わる父親であることを伝えられるのがベストです。
<質問例>
「子育てをする上で大切にしているお父様の役割について教えてください。」
<回答例>
「父親の役割として大切にしているのは、子どもの手本になることです。私どもは、息子に誠実な人に育ってほしいと考えて子育てをしてきました。そのため、まずは私自身が息子や周りの人に対して誠実であることが大切だと考えております。例えば、交通ルールを守る、電車で人に席を譲る、進んで地域の人に挨拶をする、ありがとうやごめんなさい素直に言葉にするなど、親自身が当たり前のことを当たり前にすることで、息子にも誠実に生きることの価値について学んでほしいと考えております。貴校の建学の精神の中に『誠実であれ』という言葉がありますが、私自身がその体現者になることが父親として大切な役割だと考えて
子育てに励んでおります。」
「父親の役割・父親像」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】父親の仕事・職業の質問例と回答ポイント
一部の小学校では、「父親の仕事・職業」について質問されることがあります。
「夜間の仕事をしていたらダメ」「高収入の職業なら合格」ということはありませんので、正直に答えて大丈夫です。
ただ、面接官が質問する意図を汲み取って回答する必要があります。
子どもの合否を判断する材料として「父親の仕事・職業」について質問されているということを意識して、どのように回答すれば良いのかを考えましょう。
<質問例>
「お子さんにはどのような職業に就いて欲しいとお考えですか。お父様のお仕事と関連させてお答えください。」
<回答例>
「息子には、本人のやりたい職業に就いて欲しいのはもちろんですが、社会や人の役に立つ職業に就いて欲しいと考えております。私自身は、現在医療関係の仕事に従事しております。体力的に辛いこともありますが、患者さんから『ありがとうございました』と言ってもらえるだけで、苦労が報われたような気持ちになります。このような経験から、息子にも社会や人の役に立つことの大切さや喜びを学んでもらいたいと考えております。そのため、家庭では、料理や洗濯のお手伝いを通して少しでも働くことの意義や大切さを学んでもらえるように努めています。」
「父親の仕事・職業」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】PTAに関する質問をされた時の質問例と回答例
小学校受験の面接では、「幼稚園でのPTA活動経験の有無」「小学校でPTAへの協力意思はあるか」の2点について質問される場合があります。
PTAという言葉を使わなくても、「保護者会」「父母の回」「親の集い」などに関する質問は全て同じです。
私立小学校の中には、保護者と共に子どもを育てたい、という信念を持つ学校も多くありますから、事前にPTA活動への理解を把握したいのでしょう。
誰が協力するのか具体的に伝えること、共働きであっても協力できる姿勢を見せることが大切です。
以下で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】併願校について質問された時の質問例と回答例
小学校受験の面接で、多くの方が聞かれて困ったというのが併願校に関する質問です。
「他校は受験されましたか」と軽く質問されることもあれば、「併願校の数、お名前を教えてください」と具体的に突っ込まれる場合もあります。
嘘はつかない方が良いのですが、不明瞭な答え方で大丈夫です。
そして、改めて志望理由に触れるようにしましょう。
以下で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】時事問題について質問された時の質問例と回答例
小学校受験の面接では、保護者に時事問題についての質問がされることもよくあります。
家庭やお子さんに関する質問にはスラスラと答えられていても、時事問題で詰まってしまう保護者は毎年多くいる印象です。
具体的には、「最近気になるニュースはありますか」というざっくりとした質問から、
「現在の国際情勢についてどう思われますか」
「昨今の◯◯問題について、何かお考えはありますか」といったものまで様々です。
普段から家族でニュースを見て、気になる内容や社会情勢について学んでおきましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
【小学校受験面接】成長を感じた時について質問された時の質問例と回答例
小学校受験の面接では、お子さんの成長に関する質問がされます。
どの学校を受験するにしても、必ず対策が必要なものです。
では、具体的にどんな答え方が望ましいのでしょうか。それを知るためには、まず質問の意図を知っておきましょう。
当然ですが、ここで「ひらがなが書けるようになり、成長を感じました」といった一言で終わるような内容では合格は掴めません。
答え方には十分注意が必要です。
エピソードは具体的に、ご両親の支援についても話せるようにしておきましょう。
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】逆質問された時の質問例と回答例
小学校受験では、殆どの学校で面接が実施されています。面接の受け答えについては、皆さん様々な質問を想定して、練習を重ねられることでしょう。
そんな面接の質問の中でも、多くの受験者や保護者が戸惑うのが「逆質問」です。
逆質問の多くは、面接の最後に「最後になりましたが、何か質問はございますか。」「最後に伝えたいことはありますか。」などといったことを面接官からされます。
それまでの面接が素晴らしいものでも、この逆質問に戸惑い、失敗してしまうケースはよくあります。
では、逆質問にはどのように答えたら良いのでしょうか。
基本的には、面接の時間をお取りくださった感謝の気持ちを伝えます。
そして、面接の回答で伝えきれなかったことを伝えましょう。
以下の記事で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】質問例や 回答例付きの本のおすすめ
小学校受験に関連した書籍は、幼児教室や出版社から販売されています。
その中から、質問例や回答例が掲載されたおすすめの書籍をご紹介します。
『新・小学校受験の入試面接Q&A』日本学習図書
国立小学校と私立小学校に分けて入試面接の質問例や回答例が掲載されています。
国立と私立では面接の傾向が異なりますので、志望校に合わせた対策ができるのではないでしょうか。
また、質問例もおおまかな項目ごとに分かれているため、「このような質問をされたら、このように答えよう」と対策を立てやすくなっています。
質問例もたくさん掲載されていますので、頻出の質問はある程度網羅できるのもこの書籍の魅力のひとつです。
「質問例や回答例付きの本のおすすめ」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【小学校受験面接】ひとり親家庭の質問例と回答例
ひとり親家庭のご家庭は、お仕事に関する質問や、「お迎えが難しい場合、頼れる人はいますか」などの協力者を質問、
PTAなどの保護者のお手伝いについて参加できるのかを質問されることが多くなっています。
特に経済状況は詳しくお伝えすることが大切です。
以下の記事で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】女子校の質問例と回答例
小学校受験の面接では、各校に特色があり例年多くの親御さんが対策に悩まれます。その中でも、特に女子校の面接は共学校とは違った特徴があります。
面接官が皆さんを審査するポイントも、共学と異なる部分が多くありますから、ぜひ事前に学んでおいてください。
女子校の面接で必ず用意しなければいけない回答、それが「女子教育についての家庭の考え」です。
女子校の面接では、多くの場合質問されます。
そうでなくても、志望理由の中に盛り込んでおくと良いですね。
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。
【小学校受験面接】国立小の質問例と回答例
私立小学校に比べて、国立小学校は情報を開示していないことが多いので、確かに不安を強く感じることがありますよね。
また、学校によって受験の形態は異なり、面接は子どもだけで、保護者にはアンケートや作文が行われる学校(筑波大学附属小学校など)もありますし、親子面接と保護者アンケート・保護者作文の両方を課される学校(大阪教育大学附属天王寺小学校など)もあります。
そのため、以下の内容を踏まえた上で、受験する学校に合わせた対策も必要になる点に注意しましょう。
以下の記事では、詳しく質問例や回答例を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【小学校受験面接】質問例と回答例を知ったら次は練習!
質問例や回答例について理解することができたら、次は面接練習の段階に進みましょう。
面接練習をするためには、想定される質問集を作るステップ、それに対する回答集を作るステップ、回答を覚えるステップ、面接の練習をするステップを踏む必要があります。
面接練習には、「家族で練習する」「幼児教室を利用する」「個別の面接レッスンを利用する」という方法がありますが、おすすめなのは個別の面接レッスンです。
各ステップでする具体的な内容や個別の面接レッスンがおすすめな理由は、以下の記事で詳しく解説しています。
「面接前にしておきたい練習方法」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
また、親子面接では、自分が答えていない時の態度や振る舞いも重要です。
以下の記事では、どのような表情が面接で好印象なのかについて解説しています。
「面接で好印象になる表情」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
以下の記事では、面接で親が答えられないと、不合格になるのかを解説しています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
【小学校受験面接】質問例と回答例と同じぐらい大切なタブーとマナー
ここまで、合格するために重要な面接のポイントを解説してきましたが、同じくらい理解しておいて欲しいのが面接のタブーとマナーです。
どんなにお子様のペーパーテストや行動観察、面接の結果が良くても、親御さんが面接のタブーを犯してしまったり、マナー違反をしてしまったりすると合格は絶望的でしょう。
【面接のタブー】
面接のタブーのひとつが、「父親・子どもの質問に答えてしまう母親」というものです。
例えば、お子さんが質問の答えに詰まってしまった時に、良かれと思って助け舟を出すと、それが逆効果になってしまいます。
同様に、父親がうまく答えられない時に「代わりに答えさせていただきます」などと話に割って入ってしまうのもタブーです。
「面接のタブー」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【面接のマナー】
合格を勝ち取るためには、面接のマナーを正しく理解しておくことも大切です。
立ち居振る舞い、礼儀作法、身だしなみなど、身に付けておくべきマナーはたくさんあります。
しかし、面接の内容については対策しても、マナーについて対策することは少ないですし、マナーは一朝一夕で身に付くものではありません。
以下の記事では、入室時のマナーから身だしなみまで、面接のマナーを解説しています。
「面接のマナー」についてもっと詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
両親が面接に出席しないといけないのに、父親が出張などの理由で不在の場合のマナーについては、以下の記事を参考にしてください。
しっかりと対策をすれば、合格することは十分可能ですよ。
お子様に関する面接のお悩み
お子様に対する面接もありますよね。
お子様に対する質問事項は、以下の記事にまとめました。
日常生活の中で、少しずつ練習していきましょう。
お子様が無言になってしまう・・というお悩みが毎年多く寄せられます。
原因としては、
- 人見知り
- 答え方がわからない
- 空気に飲まれる
です。
それを解決するためには、
まずは不安を受け止めて、質問ゲーム形式で楽しく練習をすることが大切です。
決してお教室でやっているからと安心していてはいけません。
客観的にみることができる状況で、お子様の面接の様子を確認しましょう。
以下の記事で解決しています。
【小学校受験面接】質問例と回答例まとめ
受験面接でよくされる質問例や回答例をまとめてみましたが、いかがでしたか。
小学校受験では、面接重視の入試をする学校が多くなっていること、保護者の力が合否を左右することなどから、合格を勝ち取るためにはお子様も親御さんもしっかり対策を練らないといけません。
また、学校ごとに面接の傾向が異なりますので、受験する学校に合わせた対策をすることも重要になります。
そこでおすすめしたいのが、先ほどもご紹介した個別の面接レッスンです。
個別の面接レッスンなら、家庭の状況に合わせた面接対策ができること、受験校に合わせた面接練習ができること、立ち居振る舞いなどのアドバイスももらえること、じっくり模擬面接ができることなど、たくさんのメリットがあります。
面接対策には、ぜひ元面接官で塾長を務める私が行っている「小学校受験面接特訓」をご利用ください。
模擬面接をさせていただくのはもちろん、お子様の様子やご家庭の状況に合わせたオーダーメイドの回答集を作成させていただきます。
「何て答えたら良いのだろう」「どう答えたら印象が良いのだろう」など、お悩みのことがございましたら、お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
志望校合格に向けて全面的にサポートさせていただきます。
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