この前、受験したお友達のお母さんから「面接でお父さんがちゃんと答えられなくてボロボロだった。」という話を聞いたのよね。
正直、うちも両親揃って緊張しやすいタイプだから心配で・・・やっぱり面接で親がちゃんと答えられないと、不合格になるの?
小学校受験では、お子さんと同じくらい親の面接も重要です。
内容や程度にもよりますが、「ちゃんと答えられなくてボロボロ」という状況では合格するのは難しいかもしれません。
親が面接で答えられないと不合格になる理由と面接で失敗しないための対策について、小学校受験面接指導で高い合格実績を叩き出す塾長が解説します!
小学校受験の面接で親が答えられないと不合格の可能性が高まる理由
ご存知の通り、小学校受験では、親子面接や保護者面接の評価が重要になっています。
さて、冒頭の「面接でお父さんがボロボロだった」という件ですが、あまりにも酷かったらやはり不合格になってしまうでしょう。
もちろん、答えられなかった程度や他の受験生の出来、受験校の倍率など、様々な要因が関わってくるので「必ず不合格」とは言えませんが、倍率の高い学校などではご縁をいただくのは難しいと思います。
ではなぜ、ご両親の失敗が不合格の原因になってしまうのでしょうか。
それには、大きく5つの理由が考えられます。
1つ目は、教育熱心ではない保護者であると思われるからです。
しっかりと受け答えできない場合、面接官の先生から見たら「入学への熱意が感じられない親」「子どものことが分かっていない親」などと思われます。
多くのご家庭は、幼児教室などで親子面接のノウハウや立ち居振る舞いについてアドバイスをもらったり、模擬面接を通して面接対策をしていますので、しっかりと受け答えができないというのは致命的です。
2つ目は、コミュニケーションが円滑に取れない保護者だと思われるからです。
伝統校や名門校と言われるような学校では、学校の品格を崩さないために、保護者の品格を重視していることをご存知でしょうか。
そのような学校では、保護者同士の関係が良好に築ける親であるかどうかも重要な判断材料になります。
きちんと言葉のキャッチボールができない場合、「本校に相応しくない保護者」と判断されるでしょう。
3つ目は、面接官の先生が不信感を抱くからです。
ご両親で一貫してお子さんの家庭教育に当たってきたのであれば、ある程度の質問にはすんなり答えられるでしょう。
もし言葉に詰まったり、辻褄が合わないことがあったりしたら、「この場だけ取り繕っているのではないか」と不信感を持たれてしまいます。
4つ目は、普段のお子さんの様子が垣間見れるからです。
「親は子の鏡」という言葉がある通り、親子面接では親を通して子どもの様子が見られています。
親がしっかり受け答えできなければ、「きっと子どもも受け答えが苦手な子なんだろうな」という印象を与えてしまう可能性があるでしょう。
5つ目は、家庭教育が充実していない家庭だと思われるからです。
家庭でお子さんの面接練習をしている保護者は、多かれ少なかれ親自身も面接の対策をしているでしょう。
もしお子さんだけ面接がきちんとできて親ができなければ、受験勉強を幼児教室などに丸投げしている家庭だと思われる可能性があります。
家庭教育が充実していない家庭は、入学後のお子さんのフォローも疎かになるでしょうから、不合格の原因になるわけです。
以上、5つの理由を挙げましたが、先述した通り「絶対に不合格になる」というわけでもありません。
進学校などの受験では、お子さんの成績が抜群に良ければ合格できる可能性がありますし、定員割れをしているような倍率が低い学校なら、入学できる可能性があります。
小学校受験の面接で親が答えられなかったなら、次にある小学校受験面接の準備を行うべき!
冒頭の話題のような、「面接でお父さんがちゃんと答えられなくてボロボロだった」という状況は、非常に後悔が大きいと思います。
特に、お子さんはしっかり準備や対策をしてきたのに、親のせいで不合格になってしまうというのは、親としての不甲斐なさを痛感して自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
しかし、後悔ばかりしていても結果が変わることはありませんので、気持ちを切り替えることも大切です。
もし次の試験を控えているようであれば、同じ失敗をしないように入念に準備する必要があります。
では、どのような準備が必要でしょうか。
1つ目は、どうしてうまくいかなかったのかを分析することです。
緊張のせいなのか、その場だけ取り繕おうとしたからか、そもそも練習をしていなかったからか、その原因によってその後に取るべき対策は異なります。
ご自身やご家族の状況を分析して、話す内容を考え直したり、面接レッスンを受けたりするなどの対策を取りましょう。
2つ目は、次に受験する学校の傾向を確認しておくことです。
入試説明会で自校の入試傾向について説明があったり、市販されている過去問でも入試傾向が掲載されていたりします。
どのような質問をされるか事前に予測を立てておくことで、いくつかの質問には答えやすくなるでしょう。
3つ目は、いろいろな質問のパターンを想定して回答を考えておくことです。
例えば、「なぜ本校を受験されたのですか」と「受験しようと思ったきっかけは何ですか」という質問では、全く回答が異なりますよね。
いろいろな質問パターンを想定して回答を準備しておきましょう。
これが1番大切なのですが、4つ目は、面接練習をすることです。
お子さんは、幼児教室などで面接練習をする機会があると思いますが、ほとんどの親御さんには練習不足が見受けられます。
「面接がうまくなるには、練習があるのみ」と言っても過言ではないでしょう。
また、練習で大切なのは、できるだけ本番に近い形で行うことです。
特に「緊張でボロボロになった」という場合は、家庭内で練習するだけでなく、外部の講師に依頼して面接練習をしましょう。
まとめ
面接では、親の出来不出来がお子さんの合否を大きく左右することがお分かりいただけましたか。
これから入試を控えているという方はまだ間に合いますので、しっかりと面接練習をしてから入試に臨みましょう。
「面接では何と答えたら好印象なの?」「どうやって練習すれば良いの?」など、お困りのことがありましたら、私の面接レッスン「小学校受験面接特訓」を受けてみませんか。
元面接官で幼児教室の代表をしている経験から、これまで多くの方のお悩みを解決してきました。
「小学校受験面接特訓」は個別レッスンですので、ニーズに合わせて柔軟に対応することが可能です。
どのように回答したら良いか迷っている方は、ご家庭の状況や保護者のご意向、お子様の性格などを丁寧に聞き取り、一緒に回答集を作成するところからレッスンさせていただきます。
また、とにかく練習したいという方は、模擬面接中心でレッスンをすることも可能です。
お子さんだけの面接、親子での面接、保護者だけの面接など、ご希望に応じた内容でレッスンさせていただきますので、お気軽にお申し付けください。
面接に役立つ様々なノウハウを伝授させていただきます。
「仕事が忙しくて時間が取れない」という方でも面接レッスンができるように、できる限り時間の調整もさせていただきます。
もし「面接まであと1週間しかない」という緊急の場合でも、できるだけ対応させていただきますので、まずはご相談ください。
「親のせいで不合格になってしまった」と後悔する前に、ぜひ面接レッスンを受けてくださいね。
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