本当にお礼状は必要なの?
お礼状をもらった保育園側の意見は?などなど…その疑問に迫っていきましょう!
お礼状は、保育園の種類によって効果がちがう!
効果があるのは、東京なら認証保育園・無認可保育園だけ!
保活を始める第一歩として、まずは保育園を知ることから始めましょう!
保育園には様々な種類があり、場所によって管轄も違うため、詳しく説明していきます。
認可保育所
国が定めた基準を満たし、各都道府県に認可された保育園のことを言い、
「公立保育園」「私立保育園」「公設民営保育園」の3つのタイプがあります。
認可保育園へ入園を希望する場合は、各市区町村への申請が必要となり、入園の決定権は自治体になっているため、園独自で決められるものではありません。
だから、お礼状出しても意味なし!
認証保育園
認証保育園は東京都独自の制度となっています。
よく耳にする株式会社が経営する保育園は認証保育園が多いのが特徴です。
認証保育園は、従来国の基準をクリアできず保育園の設置が難しい大都市などの問題を解決するためにできたものでもある。
夜遅くまで開園している園が多かったり、園と直接契約や交渉ができたりするので、
昼夜問わず働く家庭にとっては欠かせない場所となっています。
無認可保育園(認可外保育園)
国が定めた基準は満たしていない園となっていますが、様々な独自の取り組みに力を入れている素晴らしい園も多いです。
無認可保育園も様々な家庭のニーズに合わせて柔軟に対応してくれる場所であり、
入園に関しても、園と直接やり取りができる園となっています。
入園にあたり、合否が出る園も多い。
しっかり対策しておきたい!
お礼状も効果あり!
認定こども園(幼保一体型)
幼稚園と保育園が一体となった園のことを言い、どちらの機能も果たしてくれるのがこども園の特徴。
幼稚園型、保育所型など種類が色々とあります。
認定こども園の管轄は認可保育所と同じで、自治体(各市区町村)となるので、入園の決定も自治体が行います。
だから、2号認定・3号認定の保育園で申し込む人は、お礼状意味なし!
その他企業内、院内保育園等…
今まで紹介した保育園の他にも企業内にある保育園や院内保育園、
ベビーホテル、保育ママなど、保育の制度や施設はたくさんあります。
保育園の種類をまずは理解し、どの保育園が家庭の事情に合っているか考えてみましょう。
認可・無認可・認証、どれが良いと感じるかは、その家庭によって違います。
認可保育園の見学後、お礼状は意味がない?!
上記で説明した通り認可保育園へ入園を希望している場合、
どれだけ園へ直接熱意を伝えたところで、結果入園を決めるのは自治体なのです。
各家庭の就労状況や収入、兄弟の有無など、総合的に判断され、
入園が決定するので、認可保育園へお礼状を書いたところで、入園の結果に影響することはないと言えるでしょう…。
よく、
- 見学をたくさんしておくと認可保育所に入れる確率があがる
- 見学の回数で決まる
- 園へのアピールによって決まる
…など様々な情報が飛び交っていますが、認可保育園の場合、
園に直接アピールしたところで入園の決定有無には関係がないのが現状です。
保育園見学後のお礼状がポイントとなる園もある
保育園の種類を理解したところで、お礼状がポイントとなる園もあることがお分かりいただけたでしょうか?
園と直接交渉・やり取りができる『認証保育園』や『無認可保育園』は、園側が入園決定権を持っているんです。
だから、見学をしてお礼状を書くことで入園内定の確立が上がる可能性があるということが言えるのです。
ですが、お礼状を書いたからといって必ずしも入園できるということではありません。
あくまでも、お礼状がポイントとなる場合もあるということを念頭におき、活用してみることをお勧めします。
保育園見学後のお礼状書き方ポイント
では、実際にどのような内容のお礼状を書いたら良いのかポイントをお伝えしていきます。
1.まずは、見学に対応してくれたことに対する感謝の気持ち!
保育園側は日々忙しい業務の中でも、
これから入園してくるかもしれない親子のために丁寧に誠意を込めて対応しています。
そんな貴重な時間をとってくれたことに対する感謝の気持ちを書くと、
保育園側も嬉しい気持ちになること間違いないでしょう。
園見学自体、毎日いつでも受け入れているというところは少なく、
園での活動や行事に合わせていたり、子どもが少ない土曜日のみの受け入れであったり、
今どきは感染症の流行などもあるため、受け入れ自体していない園もあります。
また、実際に行くことはできないけれど、オンライン見学(ZOOM等)などはできるという園も多くなってきているので、見学に対応してくれた際は、感謝の気持ちをしっかりと伝えると良いでしょう。
保育園について気に入ったところや共感する点について伝えましょう!
保育園によって力を入れている保育内容は様々あります。
例えば、
- 英語やリトミックなど独自のカリキュラムに合わせて進めている保育園
- 自然との触れ合いを大切にしていて園外活動が多い保育園
など、その園に魅力を感じたポイントに共感し、魅力をたくさん伝えてみましょう。
力を入れていることに共感してくれることで、
園側も一緒に頑張っていきたい、一緒に子どもを育てていきたいという気持ちになるはずです。
保育園には、家庭状況についても伝えておきましょう!
保育園は、保育を必要としている家庭のための場所です。
- 共働きで大変なこと
- 第三者の協力者が近くにいないこと
など、どうしても保育園に入園させる必要があるということをお礼状の中でも伝えておきましょう。
保育園側も、保育の必要性を強く感じ思いに共感してくれる場合もあるからです。
家庭状況については、園見学の際も伝えておけるとより良いと言えます。
『この保育園に絶対入園させたい!』という強い気持ちを伝えること!
何より最後に一番大切なことは、『この園に絶対入園させたい!』という強い気持ちを伝えることです!
どの保育園でもいいや、という気持ちが伝わってしまうと、園側としても優先順位が下がってしまう可能性があります。
入りたい保育園をしっかりと見極め、
『どうしてもこの園に入れたい!』『この園で子どもを成長させたい!』という強い熱意をお礼状に込めることで、
入園内定のポイントの1つになります。
保育園見学度、お礼状をもらった保育園側はどんな気持ち?
お礼状をもらった保育園側も、どうしてもこの園に入園させたい!
という強い思いに心を打たれるといった場合が多くあります。
実際にあったお礼状の中で、
- 「園見学の際に感じた先生方の雰囲気の良さでこの園に決めた」
- 「園長先生が話しやすく親身になってくださり嬉しかった」
など、園のことだけでなく保育士などの雰囲気も実際に感じ取り気持ちを伝えてくれたことがあり、
働いている保育士たちの励みにもなっていたことがあります。
保活といっても、『人と人のつながり』が結局大切だと感じます。
まとめ
お礼状が入園内定の確立を上げる場合もあるということがお分かりいただけたでしょうか。
園によって管轄が違うということをまずは理解し、お礼状を有効活用しましょう。
ですがまずは、園見学に行き、直接目で園の雰囲気を確かめることが大切です!
園見学の際に気になることはどんどん質問したり、園への思いをその場でも伝えたりすることで、見学の段階から印象付けることもできます。
園見学でしっかりとやり取りをしてから、プラスとしてお礼状を活用してみてはいかがでしょうか。
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