✔︎この記事の信憑性
について保育士目線で解説しています。
家での参考にしたい!!
これを読んでいただければ、
モンテッソーリ保育園と同じ活動を家でも実践することができます。
『モンテッソーリ教育』と耳にしたことがある方は多いと思いますが、実際どのような教育法なのでしょうか。
モンテッソーリ教育の特徴や効果、モンテッソーリを取り入れている保育園ではどのような活動が行われているのかなど、
詳しくご紹介していきます。
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✔︎この記事の信憑性
✔︎保育園・幼稚園で働き、5000人超えの指導経験がある。
✔︎幼児教育コンサルも実施中
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モンテッソーリ教育とは
マリア・モンテッソーリによって考案された教育法であり、最大の特徴は「子どもが主体の教育法」というところです。
子ども一人ひとりの自発性を尊重し、子ども自身が自分を育て、学びに向かうための力を様々な面から育んでいきます。
その中で大切なものとして「環境設定」が挙げられます。
規律の中で自由にするのではなく、「自由の中の規律」がある環境を作ることで、
自由が保障された環境の中で子どもは伸び伸びと育っていくのです。
近年、著名人や世界的な経営者などがモンテッソーリ教育を受けていたことから話題となり、
これからの時代を生き抜くための必要な教育として注目を集めています。
モンテッソーリ教育の効果
モンテッソーリ教育では、一人ひとりの発達に合った遊びや教育が行われるため、
個性を伸ばしながら伸び伸びと育つことができます。
大人が何かを一方的に教え込むといった教育ではなく、
子ども自身が自分で考えられるように大人はさりげなく援助したり、環境を整えてあげたりすることで、
自主性や考える力が伸びていきます。
また、日常生活を大切にするモンテッソーリ教育では、日頃から自分で考えたり、行動したり、
時には試行錯誤しながら毎日を過ごしていくため、自然と「自ら考え行動する力」が身につきます。
この力は、これから先生きていくうえでとても大切な力であり、0歳のうちから教育を受けることでより成長が大きく見られます。
モンテッソーリ教育の保育園での活動
では、実際にモンテッソーリ教育を取り入れている保育園での活動内容をご紹介します。
モンテッソーリが提唱する5つの教育があり、保育園の活動にも取り入れられています。
日常生活の練習
- 着替え
- 服を畳む
- 机を拭く
- 箸を使う
- 手を洗う
など、日常生活に必要な動作を毎日の繰り返しの中で教えていきます。
年齢に合わせてレベルを変えていきます。
例えば0,1歳の子は、
- 自分でズボンを履いてみる
- 服のボタンをかけてみる
などの練習から始め、
- 年齢に合わせてコップに牛乳を入れてみる
- 雑巾を絞ってみる
- 食べ終わった机を自分で拭いてみる
など、日常生活の中で一緒に行っていきます。
モンテッソーリ教育では、子どもはできないのではなく、やり方を知らないだけという考えであり、
どんなことも日常の中で練習することで何でも自分でできるようになるのです。
感覚教育
同じものでも長さや重さが違うといった抽象的な感覚を養うために、教具を用いて学んでいきます。
例えば、円柱さしという教具では、大きさが異なる10個の円柱と穴があり、
1つの穴には決まった円柱しか入らないという教具であり、子ども自身が試行錯誤しながら考えることで五感も身につけられるものです。
言語教育
子どもは小さいうちから、大人の言葉に耳を傾け、
真似をしたり一緒に声に出したりしていく中で少しずつ言葉を覚えていきます。
モンテッソーリ教育では、言葉に興味を持つ「言葉の敏感期」に合わせて、
絵本、絵カード、文字カードなどを使って、言語教育をしていきます。
言葉と絵がかいてあるカードを一緒に並べて物と言葉の一致ができるようにしたり、
文字積み木を使って言葉を作っていったりといった遊びを保育園では取り入れています。
算数教育
数の概念を身につけるために行う教育となります。
保育園には算数棒や数字パズルなどの教具があり、それらを使って遊びながら数の概念を身につけられるようにしています。
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文化教育
グローバルな世の中で生きていくうえで、文化教育も欠かせないものです。
保育園では、世界地図や地図パズルなどの教具を使って、様々な文化について知っていきます。
あくまでも子どもが興味を持ったら大人が学びのサポートをしていくという考えなので、
例えば子どもが世界地図を見ながら「ここはアメリカ?」と興味を持ったら国旗を見せたり、
その国の文化について教えたりしていくことで、より興味が広がっていきます。
縦割り教育
モンテッソーリ教育の保育園での特徴として、縦割りクラスで生活することも挙げられます。
縦割りクラスとは、様々な年齢が一緒に過ごすことです。
2~5歳児クラスが一緒に生活する園が多く、年下の子に思いやりを持って関わったり、
年上の子に憧れを持ったりと互いに刺激を受けながら生活することができます。
小さいうちから様々な人と過ごして関わりを持つことで、コミュニケーション力が高くなるといったメリットもあります。
モンテッソーリ保育園での0歳児クラスの活動
一日の生活の流れは一般的な保育園とさほど変わりはなく、個々に合わせたリズムでお昼寝・食事・遊びなどを行います。
ですが、モンテッソーリ保育園の0歳児クラスの保育室内の環境は全て「教具」で作られているので、
赤ちゃんたちは毎日「おしごと」をするという特徴があります。
0歳児の教具には、「引っ張る・押す・引く・つまむ」などの動きができるものあり、
これらの動きは日常生活の練習の第一歩にも繋がっているのです。
また、腹這いから四つん這い、ハイハイからつかまり立ちなど、
体の成長を促すための教具もお部屋の中にたくさんあるので、子ども達は毎日のおしごとを通して、体も心も成長していくことができます。
また、おしごとの時間だけでなく、0歳児クラスでは大人との信頼関係を最も大切にしており、
愛着形成ができることはモンテッソーリが大切にしている〝自己肯定感を高め、自ら学ぶ意欲を育てる″ことにも繋がってきます。
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モンテッソーリ教育の「教具」「おしごと」って何…?
モンテッソーリ教育の保育園では、教具を使ったおしごとの時間があります。
教具とは、特定の能力を身につけるための遊び道具のことを言います。
生活の中で使われるスプーンや箸、コップなどの道具を子どものサイズに合わせ「教具」として遊びの中に取り入れています。
これらの教具を使って遊ぶ時間を「おしごと」と呼びます。
無理やり何かをさせる時間ではなく、子ども自身が自分のやりたいことに没頭する時間のことであり、
毎日1時間~3時間程度の時間をおしごとの時間としています。
基本的におしごとは一人で没頭して行いますが、その他の時間は集団で過ごす時間もあるため、
〝一人の時間を楽しむとき″と〝みんなで楽しくあそぶ″メリハリがあることで、
心身ともに満たされ、のびのびと育つことができます。
自宅でも取り入れられるモンテッソーリ教育をご紹介!
モンテッソーリ教育についてお伝えしてきましたが、
保育園に通わなくても0歳から自宅で手軽にモンテッソーリ教育は取り入れることができます!
ピンクタワー
指先の力が大切とされるモンテッソーリにぴったりな教具としてピンクタワーがあります。
様々な大きさの立方体を手で何度も掴む中で、感覚で大きさを体感していくことができる教具です。
先程紹介した「感覚教育」に加え、
タワーを重ねていきながら数の概念を身につけることができる「算数教育」の二つを同時に養うことができるものであり、おすすめです!
色合わせパズル
こちらの教具では、パズルを手でスライドさせる動きと、
目で色を見つけていく動きを同時に行う〝手と目の協応″により、脳の思考が発達します。
0歳のうちから取り入れることができ、まずは手で動かしたり、色を目で追いかけたりすることから始め、
成長してきたら見本のカードを見ながら同じ形を作るといった遊び方に変化させていくことができます。
円柱さし
円柱さしは、子どもが初めて使う感覚教育に適している教具と言われています。
一つの教具でも遊び方は100通り以上あると言われいます。
効果は、
- 大きさを見分ける力を育む
- 書くための基礎ができる
- 観察力が身につく
- 理論的に考える力がつく
などが挙げられます。
また、身近なものを使って教具を手作りすることもできます。
例えば、100円均一に売っているような容器の蓋にコインに合うサイズの穴をあけるだけで「コイン落とし」という遊びができます。
また、ストローを小さく切って、切ったストローをひもに通していくだけで指先を使った「ひも通し」遊びができます。
この遊びは目と手の協応が必要な遊びであり、集中力も高まります。
このような教具を用意することで、家庭でも手軽にモンテッソーリ教育をすることができるので、
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
日常生活を大切にするモンテッソーリ教育は、家庭でも手軽に取り入れることができます。
日頃から子どもに教えすぎず、子どもに選ばせる機会を増やすだけでも子ども自身考える力が育っていきます。
子どもはできないから…と何でも教えるのではなく、子ども自身が育っていく力のサポートを大人ができるよう、
ぜひモンテッソーリ教育を家庭でも取り入れてみてくださいね。
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