✔︎この記事の信憑性
について解説しています!
結論を先に言ってしまうと・・・
保育園選びの優先順位は、家庭によって変わります。
でも、重視してほしいポイントをお伝えしていきます。
保育園に入園する前に、子どもへの賢くなる関わり方を学んでおきませんか?
共働き家庭にとって保育園は必要不可欠な存在ですが、ひとくちに保育園と言っても多種多様です。
貴重な乳幼児期に多くの時間を過ごす保育園で安心して生活してもらうために、保育園選びはとても重要なポイントとなります。
入園後に後悔しないためにも、保育園を選ぶ際のポイントや、注目すべき保育内容について紹介していきます。
良い保育園ってどんなところ?
有名だから、口コミで人気だから、といって良い保育園とは限りません。
保育園を選ぶ際に大切なことは、保護者自身が『保育園に何を求めるか』ということです。
自宅からの距離で選ぶ人もいれば、保育時間で選ぶ人、園の雰囲気で決める人、保育方針に共感して選ぶ人など、
家庭によって重要視するポイントは違うのです。
保育園選びを始める前にまずは、保育園に求めるポイントをしっかりと考えてから始めるとスムーズに進めることができます。
保育園を選びの優先順位を考える10のポイント
受け入れ年齢
早いところは生後57日(2か月)から預けることができますが、保育園によって預かり年齢の設定は違います。
生後6か月以上や7か月以上、そもそも0歳児クラスを設けていないという園もあります。
また、5歳児(年長)まで預けられる園も多い中、認証保育園などでは2歳児までの預かりという園もあります。
産休明けすぐに仕事復帰したい場合は、0歳児クラスから預けることができる園かどうかを見る必要があります。
また、就学のことなど数年先のことを考えて受け入れ年齢に注目することも大切かと思います。
保育時間
一般的な保育時間は7:30~18:30前後の園がほとんどですが、園によっては早朝保育や延長保育事業を行っているところがあります。
延長保育も1時間、2時間など、園によって時間の幅があります。
延長保育は園独自で行っているところも多いですが、
中には自治体(区など)へ直接申請しなければ利用できないところもあるので、残業が多くなる場合は事前に時間の確認が必要となります。
自宅からの距離・送迎方法
保育園を選ぶポイントで重要視される点として、「自宅からの距離」が挙げられます。
保育内容に共感して少し遠い保育園を選んだという家庭もありますが、実際に通ってみると、
- 「想像以上に時間がかかって大変だった」
- 「冬の時期は通うことが大変」
と結局近い園に途中から転園するという場合もよくあります。
また、小学校選びの際も、自宅から近い距離の保育園に通っていると、
同じ小学校にいく友達が多くいたり、ご近所さんとのコミュニティができたり等、メリットも多いです。
先生たちの雰囲気
園の雰囲気や良さは、保育士など先生たちで決まるといっても過言ではありません。
これは実際に園見学に行ってみないと分からない部分ですが、重要視するべき一つのポイントとなります。
万年人手不足の園は職員の入れ替わりも多く、
子ども○人に対して保育士○人という厚生労働省が定めた保育士の配置基準に達していない園も現実として存在します。
こういった園を見極めるためにも、実際に見学をして雰囲気を確かめる必要があります。
保育方針や教育活動の内容
近年、保育園でも教育活動に力を入れている園は多く、英語やリトミック、体操など、色々な活動を取り入れています。
遊び面に関しては、
- 昔ながらの一斉保育(みんなで同じ玩具で遊びましょうといった遊ばせ方)を行っている園
- 子どもの自己選択や主体性を大切にしているコーナー保育を行っている園
などがあります。
保育方針は子どもの育ちに大きく関わってくるところなので、詳しく話を聞き、
教育活動の内容を知り、共感できる保育園を選ぶと良いです。
持ち物
持ち物や指定の用意するものは園によって違います。
だいたいの園では、
- 2~3回分の着替え
- 食事用エプロン
- 布団につけるシーツ
- おむつ
など同じような持ち物ですが、園によっては指定の通園バッグや指定の布団カバーの用意を求められることがあります。
また、おむつの処理を園で行ってくれるところと、持ち帰りの場合があります。
忙しい毎日の中で用意する持ち物が多かったり、指定のものが多いと入園前から大変な思いをしたりと、
負担になってしまう場合もあるので、事前に確認すると良いでしょう。
園の規模や人数
園の規模も様々あり、60人程度の小規模園や200人程の大規模園があります。
保育内容は変わらなくても、人数によって子どもの育ちや先生たちの関わり方が違います。
小規模園の良いところは、子ども一人ひとりとじっくり関わりを持って丁寧に見てくれるというところです。
大規模園の良いところは、小さいうちから様々な性格の子と関わりを持つことができたり、
行事が多く色々な経験ができるという点などが挙げられます。
保育環境
保育環境も見るべきポイントとなります。
園の歴史なども様々ですが、新しい園はセキュリティー面がしっかりしていて、顔認証システムを導入している園なんかもあります。
また、園庭の有無や近隣に公園があるかについてもポイントとなってきます。
乳幼児期にたくさん体を動かして遊ぶ経験はとても大切で、外遊びはたくさんの学びを与えてくれるものです。
- 年長になっても十分に遊べる園庭の広さがあるか、
- 園庭がなくても近くに遊びに行ける大きな公園はあるか
等は事前に確認しておきましょう。
また、園の広さや綺麗さなどの環境の違いも注目してみると良いでしょう。
保護者の関わり方
普段の保護者への関わり方について、園によって
- 毎回担当保育士が受け入れ・引き渡しを行う園
- 玄関番の先生がいる園
など様々です。
いざ保育園に通い始めると、園での様子はなかなか見ることができないので、
子どもが一日保育園でどんなことをしていたか、様子は丁寧に教えてほしいですよね。
園によっては挨拶のみで様子は連絡帳でのやり取りのみ、という園もあるので、そのあたりも聞いてみると良いでしょう。
給食
毎日の給食は子どもにとってとても重要なポイントとなります。
家では野菜を食べないのに、保育園に通うと何でも食べられるようになるといった話もよく聞きます。
保育園に栄養士が常駐して毎日手作りの昼食・おやつを提供してくれる園もあれば、
業務委託している園、お弁当の回数が多い園があります。
共働き家庭にとって、毎日栄養バランスの取れた手作りの食事を子ども達に食べてもらえることは助かるポイントの一つだと思います。
保育園選びは優先順位を考えよう
注目すべき10個のポイントを挙げましたが、全てをクリアしている園を選ぶことは難しいのも現実です。
家庭内でよく話し合い、子どもにとって何が一番大切か、通わせる保護者にとって何がポイントとなるかの優先順位をまずは決めてみると、
いくつか候補の園も選びやすく、保育園選びも進めやすいでしょう。
こんな保育園は危険・・・?
近年、保育園での事故のニュースもよく耳にします。
そういった園は何かしら表に出せないことが隠されており、本来は〝いつ誰に見られても良い保育″を行っていることが普通なのです。
園によっては、厚生労働省が定めた保育士の配置基準に達していなかったり、
正規の保育士(正社員)よりアルバイトやパートが多い園も存在します。
また、ベテラン保育士がいない若手・新人保育士ばかりの園もあります。
若い保育士が多いからといって決して怪しいということはありませんが、人手不足や入れ替わりが多い園では、
園長が20代といった園も存在します。
保育の質を求めるためには、職員の様子や雰囲気も見るポイントの一つとなります。
また、園見学の申し込みをした際、中まで見せてもらえない園も危険な場合があります。
(感染症が流行している時期などはできない場合もあります)
掃除が行き届いていなかったり、子どもを全然見ていなかったりと、実際に保育の様子を見ることで知れる部分もあるので、
中に入って見学ができるかどうかは事前に電話で確認すると良いでしょう。
保育園見学に行って目で確かめよう!
保育園選びのポイントをいくつか説明しましたが、一番大切なことは、実際に園見学に行き「自分の目で確かめる」ということです!
事前にパンフレットやHPを確認していても、実際に感じる園の雰囲気は行ってみないと分かりません。
子どもにとって多くの時間を過ごす貴重な保育園時代を楽しくのびのびと過ごしてもらうために、
色々な保育園に見学に行って目で確かめ、家庭に合った保育園を選びましょう。
保育園選びのご相談や、見学同行を受け付けています。
詳しくは、こちら!
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英才教育保育士
元幼稚園教諭で、幼稚園選びの見学同行や、無料相談を行っています。英才教育ママです。
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英才教育保育士
元保育士・幼稚園教諭の保育士ママ(@hoikushi_mama_)です。
園選びで悩んでいるママと一緒に園見学に行っています!
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