保育士 言葉の暴力日常茶飯事 現役保育士が語る
- 保育士からの言葉の虐待について
- 幼稚園では言葉の虐待はないのか?
について解説していきます!
保育士や幼稚園教諭って皆優しいという先入観やイメージを持っておられる方もいらっしゃると思います。
別に男性がそんな勘違いをしていてもいいんですよ。
でも、子育て世代の方は、絶対にこんな先入観は捨ててください。
もちろん、優しい保育士や幼稚園教諭もいます。
でも、中にはニュースのように園児に暴言を吐く保育士もいるんです。
こんなニュースになるなんて氷山の一角に過ぎません。
現に私も、大学卒業後3年間、幼稚園教諭として働き、その後保育士として働いていますが、その2園で子どもへの暴言や園児の前での先生へのいじめ、嫌がらせは日常茶飯事でした。
保育士 言葉の暴力について
私が勤務していた保育園での言葉の暴力をご紹介します。
勤務先の保育園での保育士の言葉の暴力
赤ちゃんに対して親の悪口を言う
私は、保育園入職後、0歳児クラスの担任になりました。
担任は、正社員の先輩保育士、正社員の私、パートの保育士1名での担任でした。
私の前に入っていた正社員の保育士は、先輩保育士のいじめで精神を病み、辞めたと主任保育士からききました。
まぁこんな話は、保育園や幼稚園ではよくある話なんです。
いじめや嫌がらせ、悪口はあります。
でも、私が衝撃だったのは、
正社員の先輩保育士が、0歳児の園児に対して、その園児の保護者の悪口を言うんです。
「あんたのお母さん、うるさいねん。おんなじ不細工な顔して、笑えるわぁ」
保育士同士にしか分からない、子どものあだ名「オカメ」など言っているんです。
私は耐えられませんでした。
園であったことを親に伝えることのできない子どもに対して、その子どもの親の悪口を言うなんて最低です。
保育園に預けたから大丈夫だと思って安心して働いている保護者の方に申し訳ない。
すぐに園長に報告しましたが、保育士が人手不足なので、全体の会議の中で他の保育園の話としてされるだけで終わりました。
経度発達障害の子どもへの保育士からの言葉の暴力
軽度発達障害の疑いのある子どもに対して「また保育園来たん?あんたがおらんかったらクラスまとまるねん」、「あっち行って」、「こっち来ないで」と言われて泣いている子どももいました。
年中児クラスの担任で正社員の保育士がしています。
年中で保育士がそんなことをすると、どうなると思いますか?
クラスの子どもたちが、軽度発達障害の疑いのある子どもに対していじめを始めました。
私は耐えられず、園長へ報告しましたが、何も現状は変わりませんでした。
理由は、保育士不足です。
その正社員の保育士が辞めてしまうと、保育園の運営が大変になるからです。
だから、知っていても知らないふりをするのです。
保育士からの言葉の暴力を受ける影響
保育園が安心できる場所じゃない
0歳から2歳の子どもたちの年齢は、大人との信頼関係をつくっていく大切な時期です。
働いている保護者の方に代わって、保育士がめいっぱい愛情を注ぐことで、子どもの人に対する信頼感も育っていくのです。
でも、そんな時に信頼できるはずの保育士が、大好きなお母さんの悪口を言っている。。
子どもにとって安心できる場所ではなくなりますよね。
子どもが、いじめっ子になる。
また、幼児期(3歳から6歳)になり、尊敬するはずの保育士や幼稚園教諭が友達に対して、暴言を吐いていると、自分もしてもいいのだと思い、同じように人をいじめるようになります。
もしくは、保育士のことを信頼出来なくなり、人への信頼感を持てなくなってしまいます。
幼稚園の先生は言葉の暴力ってないの?
保育士の前は、幼稚園教諭として働いていたので、幼稚園の言葉の暴力事情について解説します。
幼稚園の言葉の暴力事情
保育園の言葉の暴力よりは少ない
幼稚園って、年少の3歳児から入園するのが一般的です。
3歳児になると、しっかり話せますよね。
お母さんに幼稚園であったことを伝えることができます。
先生たちもクレームになるのが怖いです。
なので、保育園ほど言葉の暴力を受けることは少なくなります。
行事のスパルタ教育はあるある
幼稚園って運動会やお遊戯会、鼓笛隊など力を入れている園も多いです。
そこで、練習の時に子どもに泣きながら練習させたりは、実は結構ある話です。
先生も運動会やお遊戯会、鼓笛隊がまとまっていないと、評価が下がるんです。
管理職からの評価や保護者の間での評価です。
先輩から叱責を受けることもよくあります。
先生も必死になってスパルタ教育するっていう感じです。
先生同士のいじめを子どもが見る場合もある。
幼稚園って人間関係がドロドロしているところが多いです。
保育園もドロドロしていますけどね。。
私は、1年目の時、子どもの前で突き飛ばされたことがあります。
ロッカーで頭を打ってしまいました。
そんな現場を見せることになりかねません。
今回記事にしたのは、私の実体験をそのまま書いています。
でも、幼稚園や保育園が全て酷いとは思っていません。
実際に良い幼稚園や保育園もたくさんあります。
でも、保育園選びや幼稚園選びでハズレを引いてしまうと、子どもが辛い思いをしてしまうかもしれない、ということです。
それだけ、幼稚園選び・保育園選びは大切なんです。
保育士・元幼稚園教諭の幼稚園選び
市役所はあてにならない!
私にも自分の子どもが産まれ、幼稚園選びを始めました。
私は住んでいる場所が地元ではないため、園選びに対して何の情報もありません。
幼稚園市役所や保健センターに幼稚園の評判を聞いてみました。
すると、、
「幼稚園や保育園の評判などの情報を提供することは出来ません。」
とのこと。
幼稚園、保育園の住所と電話番号の載っているペラペラの用紙を渡されました。
もちろん、ネットの口コミサイトも毎日確認し、リストアップし、毎日のように幼稚園の見学やイベントに参加しました。
でも、口コミサイトは良い口コミしか載せていない為、全くあてになりませんでした。
自分の働いていた経験もあり、どこを見たらいいのか、どんな質問をすれば良いのかなど、自分でも驚くほど分かりました。
友人の幼稚園選びに衝撃
ある時友人から相談されました。
- 「幼稚園選び、どこを見ればいいのか分からない」
- 「どの幼稚園や保育園も一緒じゃないの?」
これはあかん!!と思いました。
様々な幼稚園・保育園があり、先生の関わりも様々です。
- 「どこでも一緒でしょ」
- 「近所の子が行ってるから」
なんて理由で決めないで欲しいんです。
幼稚園や保育園によっては、愛する我が子をいじめたり、痛めつけたりするかもしれない。
他人事ではないのです。
そんな適当に決めないでください。
本ブログにも幼稚園や保育園の選び方を無料で公開しています。
でも園選びに、少しでも迷っておられる方には、幼稚園や保育園の見学相談や、園選び個別相談を開催しています。
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Z会幼児コース
Z会も、息子は受講していました。他にも、園選びや知育、英語、先取り学習、運動、音楽など様々な記事をアップしていますので、ぜひご覧ください!