✔︎この記事の信憑性
✔︎3歳を過ぎたらもう遅いのか?
について解説しています!
3歳からじゃ遅い?
結論を先に言ってしまうと・・・
幼児教室をスタートするのは、3歳過ぎても大丈夫だけど・・・
早ければ早い方がいい!
その理由を徹底的に解説します!
お子さんがもうすぐ生まれる方、小さなお子さんがいる方は、少なからず教育について考えるのではないでしょうか。
少しでも早く教育を始めたい、できることをどんどん増やしてほしいと考える方も多いですよね。
今回は、幼児教室に通わせ始めるべき年齢や子どもの脳の発達についてご紹介します。
幼児教室は何歳から通わせるべき?
幼児教室に0歳から?!早期教育が広まっている理由
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ロボットやAIが社会の中で活用されるようになり、単調な作業や事務処理などはもはや人間に求められなくなってきました。
「近いうちに必要なくなっていく仕事」というのもよく話題になりますよね。
現にスーパーやコンビニのレジやレストランの注文などは無人で行われるところが多くなってきています。
これから人に求められるのは、人でなければできない仕事です。
例えばコミュニケーションや創造性などを生かした仕事です。
こうして、求められる仕事が変化するのに伴って、それができる人を育てるために教育に大きな変化が起こっているのです。
大学入試改革として2020年からは大学入学共通テストが実施されるようになりました。
これによって、高校教育、中学校教育、小学校教育にも影響が広がり、
結果就学前の子どものたちの教育にも力を入れる人が増えています。
それが、現在早期教育が広まっている理由です。
幼児教室は何歳から通うもの?対象年齢を解説
それでは、幼児教室というと何歳から何歳まで通うことができるのでしょうか。
いくつかの教室について調べてみると、入会できる最も早い月齢はなんと0か月です。
もちろん全ての教室ではありませんが、生まれてすぐの子どもが通うことのできる教室もあるということです。
それどころか、生まれる前の子どもですら教室に通うことができるのです。
それは胎教教育やマタニティクラスなどといった妊婦向けのクラスを開講している幼児教室があるからです。
いかに早期教育が広まっているかが分かりますね。
では、幼児教室にはいつまで通うことができるのでしょうか。
こちらも教室によりけりですが、幼児教室という意味では基本的には小学校入学前の6歳までのところが多いです。
中学校受験に対応している教室であれば、
小学生になっても同じ教室に続けて通うことができるシステムになっているところもあります。
幼児教室は3歳までに!と言われる理由
脳科学の観点からヒトの脳の発達について考えてみると、3歳という年齢は一つ大きな節目です。
実はヒトの大脳皮質の神経細胞の数というのは生まれてすぐの頃が最も多く、
生まれ持った神経細胞の数を100%とすると3歳までの間に約30%に減ります。
その後の人生は、その残った30%の神経細胞を使って生きていくのです。
生まれた場所がどんな環境でも対応できるように多くの神経細胞を持って生まれてきますが、
無駄なエネルギー消費を防ぐためにより大切なものや必要なものを残して捨て去る仕組みになっているのだと言われています。
つまり、どの神経細胞を残すか決める期間が3歳まで。
この時期にさまざまな刺激を受けて感じたり考えたりすることが、その後の豊かな発達の重要なポイントになると考えられます。
それではこのことを踏まえて、幼児教室に通い始める年齢について考えてみましょう。
幼児教室は3歳までに始めよう
上記の説から、早期教育などの開始時期を検討した場合には3歳までに始めることがよいとされています。
かつて、早期教育をして伸ばそうとしていたのはいわゆる読み書きそろばんといった知的能力でした。
こういった能力は“認知能力”と呼ばれますが、
近年の研究で早くから教育を開始してもその後大きな差は生まれないと言われています。
一方で、近年3歳までに伸ばした方が良いと言われているのは“認知能力”よりも“非認知能力”と呼ばれる力です。
“非認知能力”とは“認知能力ではない力”ということで、
コミュニケーション力や忍耐力、自分の感情をコントロールする力などを指します。
幼児教室は“認知能力”を上げるような勉強ができることはもちろん、
先生や友達などとコミュニケーションをとったり、集団で物事に取り組んだりすることで“非認知能力”を高める場にもなります。
脳にとって非常に重要な発達の時期に、よい影響になるのではないでしょうか。
幼児教室は、3歳を過ぎたらもう遅い?
こういった話を聞いたときにお子さんがすでに3歳を過ぎていたら「もう手遅れなの?」と心配になりますよね。
3歳を過ぎてからの教育は全く無意味なのでしょうか。
結論から言うと教育を行うのにいつから何をしようと、無意味ということは決してありません。
必要性を感じたとき、お子さんが興味を持ったとき、いつでもスタートすることができます。
ただ、脳科学的に言うと最初の節目は3歳、そして、5歳や7歳にも節目がある。
そういったタイミングを、お子さんの教育方針や方法などを考えるきっかけにするとよいかもしれませんね。
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幼児教室は何歳から?早く通わせるデメリット
生まれる前からでも教育を始められるこの時代。
「とにかく早く始めよう」、「できるだけ多くのことをやらせよう」と思われる方もいると思います。
しかし早期教育にはメリットばかりではありません。
注意しないとお子さんの能力を伸ばすどころか、伸びるはずの芽を摘んでしまうことにもなりかねません。
ぜひ抑えるべきポイントを知ってお子さんのためになる教育を選択しください。
その時にしかできない経験が失われる
まず考えていただきたいのが、何かをさせるということは何かを失うということだということ。
例えば幼児教室に通うことで特別な教育を受けることができるかもしれませんが、
その間にできたかもしれない近所の友達と遊ぶという経験は失うことになります。
時間は有限で、その年齢のその時にしか経験できないこともたくさんあるはずです。
何にどのように時間を使うのがお子さんにとって良いのか、今一度考えてみましょう。
人より優位に立つことが当たり前になる
教室の内容にもよりますが、
常に少し先取りして学習できるため幼稚園のクラスメイトよりもできること増えるお子さんが多いです。
人よりできることが当たり前になると、いつも一番でなくては気が済まなくなったり、
周囲の人を下に見るような傾向が現れたりすることもあります。
主体性や創造性が身に付かなくなる
幼ければ幼いほど、自分の意思をはっきり表明することはできないと思います。
そういった段階から幼児教室に通い続け、先生の指示に従うことや正解を導くことに慣れてしまうと、
いつも誰かの指示がないと動けなくなったり、
試行錯誤したり回り道を楽しむことができなくなったりする可能性があります。
結果的に、主体性や創造性が身に付かない原因にもなりえるのです。
とにかく何でもさせたらいいのか?
教室に通うかどうか考える際に、まずは通う本人の意思を尊重したいところです。
好きでないことを無理にさせ続けると精神的負担になりかねません。
また、「好きでないことでも親に言われたからやる」「嫌だけどなんとなく続ける」というようなことが癖になります。
好きなもの、嫌いなものを自分の言葉で表現することができなくなり、自主性がなくなることにもつながっていきます。
✔︎この記事の信憑性
✔︎保育園・幼稚園で働き、5000人超えの指導経験がある。
✔︎幼児家庭教師の代表。 0歳から小学2年生の生徒に教えている。
✔︎自分の子ど[…]
幼児教室に通うだけで安心しちゃダメ!!
どんなに素晴らしい幼児教室に通っても、子どもが一番影響を受けるのは親です。
子どもの成長や発達に最も大切なのは親!!
家庭環境がめちゃくちゃ大事!!
まずは幼児教室に通う目的を明確にしましょう。
- 他の子よりできてほしい
- 他の子より早く教育を始めたい
- 良い学校に通ってほしい
など、単に親の見栄が目的になっていませんか。
何のために通うのかの目的をしっかり持ち、それを子どもとしっかりと共有しましょう。
通う本人が納得して目標を持ち、楽しくやれることが大切です。
また、教室に通っているのだから、あれもこれもできるようになるだろう、と過度に期待するのはいけません。
幼児教室に通ったとしても一番長い時間を過ごすのは家庭ですよね。
できるようになってほしいことや、こういう人になってほしいという理想がある時には、
まずは生活の中で親が体現していかないといけません。
子どもに口うるさく言う前に親がやれているか、振り返って考えてみるのも大切です。
幼児教室に通って教育していても、家庭環境が整っていない子は、正直あまり効果は期待できない。
だって、幼児教室は週1回だけ!それ以外の時間の関わりが大事!
幼児教育コンサルでは、個別でお子さんの伸びる方法をお伝えしています。
まとめ
どの幼児教室に通うのか、いつから通うのか、そういったことで悩む前に、
まずはお子さんにどんなことを大切に生きていってほしいかを考えましょう。
その上で親がどのように働きかけるかが重要になってくると考えられます。
早く始めること、教室に通うことだけが教育ではありません。
家庭やお子さんに合った教育方法を、家族みんなで考えていけると良いですね。
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