元保育士・幼稚園教諭で、幼児教室を運営しているママ(@hoikushi_mama_)です。
- 1歳の子どもが、絵本を聞かない原因
- 1歳の絵本を聞かない子どもが集中して絵本を見てくれるようになる方法
- 保育園での読み聞かせの方法
を解説します!
絵本を読み聞かせようと思っても、聞かない!興味がない!
絵本のぺージを勝手にめくってしまう・・・
せっかく読んでるのに!絵本嫌いなの?!と思うこともあるかと思います。
1歳が絵本の読み聞かせを聞かない原因
読み聞かせを聞かずに、お子さんが何をしていますか?
絵本を聞かない後の行動を観察してみましょう。
絵本の読み聞かせを聞かずに、おもちゃで遊び始めた
絵本を読むことよりも、別の遊びがしたい気持ちがあります。
でも、1歳の子どもはまだまだ「絵本よりも、粘土遊びがしたい」など、
言葉で上手く伝えられません。
絵本を聞かない時に、
その後の行動で別のおもちゃで遊び始めた時には、
絵本よりも、別のおもちゃで遊びたいことが理由です。
絵本を読み聞かせの時には、目に見えるところにおもちゃを置いてはいけません。
できれば、絵本の読み聞かせ以外に気が散るものがない方がいい!
絵本の読み聞かせを聞かずに、動いてしまう
1歳は、やっと自分の足で歩けるようになり、動くことが楽しい時期です。
でも絵本の読み聞かせでは、じっと座って見ることを求められます。
絵本がイヤなのではなく、動く方が楽しいんです。
絵本を読む前に、たくさん身体を動かして発散させてあげましょう。
保育園や幼稚園でも、取り入れる方法ですが、
集中したり、椅子に座る活動の前には、外遊びで発散させます。
身体を動かして遊んだあとは、絵本の読み聞かせをきいてくれるチャンスです!
絵本の読み聞かせを聞かずに、絵本のページをめくりたい
- 手持ち無沙汰になり、ページをめくってしまう。
- 先に結末を知りたくなる。
- 絵本を読む間じっと座るのが苦手
大きく分けると、この3パターンに分かれます。
絵本のページをめくってしまう場合は、
禁止したり怒ったりせずに、仏の心で見守りましょう。
めくってしまう場合は、
記事後半で紹介するしかけ絵本を読み聞かせすると、
じっくり見てくれる子どもが多いですよ!
お気に入りの絵本じゃない
子どもには、それぞれお気に入りの絵本があります。
「お気に入りの絵本なら、聞くけれど、お気に入りの絵本じゃないから聞かない!」
1歳の子どもが絵本の読み聞かせを聞かない!を解決する方法
子どもが絵本に興味を持った時に読み聞かせ
どの原因にも言えることですが、
大人が絵本を読んで欲しい時間に読むのではありません。
子どもが絵本をチラッとみたり、
「読んで」と言ってきた時に絵本を読みます。
例えば、用事をしている時でも「絵本読んで」と言ってきたら手を止めて読むことです。
しかけ絵本を読み聞かせする
しかけ絵本は、子どもが見てくれる効果が高いです。
特に、手持ち無沙汰になり、ページをめくってしまうお子様に有効です。
今からご紹介する「コロちゃんはどこ?」の絵本は、
ページをめくってしまうお子様にも丁度良い短さで、仕掛けもあり、1歳の子どもの絵本にもオススメです。
コロちゃんはどこ? (児童図書館・絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
世界中で大人気シリーズしかけ絵本第1作目「コロちゃんはどこ?」です。
ごはんの時間になっても子犬のコロちゃんがいない。
ドアの後ろかな?ピアノの中かな?とママが探しに行く可愛い絵本です。
〜の中、〜の後ろなど仕掛け絵本で楽しく学ぶことが出来ます。
Where’s Spot? Eric Hill
コロちゃんはどこ?の英語版もあります。
短く、内容が簡単で仕掛けもあるので飽きにくい 初めての英語絵本にオススメです!
✔︎この記事の信憑性 ✔︎子役男の子のママ。(@hoikushi_mama_) ✔︎保育士・幼稚園教諭として働き、500…
保育園のように読み聞かせをする
膝に座らせて読み、温もりを伝えながら読むことも大切です。
でも、絵本をめくってしまう場合は、
保育園・幼稚園スタイルの子どもから少し離れて、絵本を縦に持った読み方が有効です。
また、絵本を聞かずに動いてしまう場合でも、
1名の大人が絵本を離れて読み、子どもは大人の膝の上に座らせて読むと、
落ち着いて見ることができますよ。
この絵本の読み聞かせの方法は、
保育園でも、絵本の時にもどうしても動いてしまう子どもにも、膝に座らせて聞けるようにしています。
読み聞かせアプリを使う
絵本読み聞かせアプリみいみはご存知ですか?
プロのナレーターが読み聞かせをしてくれるアプリです。
録音することもできるので、
パパ・ママが読み聞かせを吹き込んで、
読み聞かせをすることもできます。
\絵本の読み聞かせをアプリで/
動きのある絵本を読み聞かせする
静かに座って見るだけが絵本ではありません!
楽しく動いて読める絵本もあるんです。
大人も読み聞かせをしながら、
一緒に動くことで、子どもも楽しむことができます。
どの子どもにも、大人気な絵本ですが、
絵本よりも、とにかく動きたい子ども、絵本よりも遊びたい子どもにも有効です。
☆動きのある絵本のオススメ☆
だるまさんが かがくいひろし
子どもがみんな大好きなド定番絵本「だるまさんが」です。だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット) かがくい ひろし
「だるまさんが」、「だるまさんの」、「だるまさんと」の大人気絵本の3冊全てが入った絵本です。
ぴょーん (はじめてのぼうけん)
「かえるがぴょーん」、「こねこがぴょーん」とページをめくると次々に色々な動物がジャンプします。
絵本を読み聞かせする前に、約束をする
絵本を読む前に約束をします。
- 「今から読む絵本は、お母さんが(お父さんが)めくるからね。 手はお膝で見るお約束できるかな?」
- 「一生懸命絵本を読むから、最後まで聞いてくれたらお母さん嬉しいの。 今から絵本を読むから、最後まで座って見ることお約束できるかな?」
と約束事を伝えてから読むことは、
約束を守ろうとすることにも繋がります。
保育園での読み聞かせの様子・お気に入りの絵本をきく
保育園や幼稚園に通っている場合は、
- 園ではどんな絵本を読んでいるのか
- 園で読んでいる絵本で好きな絵本はなにか
を教えてもらい、その絵本を読んでみるのもオススメです。
園で絵本の読み聞かせで、
結末も分かっていて、楽しいページも分かること、
何より最後まで読む習慣がついているので、
自宅で読む場合も最後まで読んでくれる可能性が高くなります。
さいごに
絵本の読み聞かせは、幼児教育で大切なことの一つです。
息子は、生後1ヶ月から絵本を読み始め、絵本の読み聞かせの効果を感じています。
また、絵本の読み聞かせなら、お母さんだけではなく、
お父さんも簡単に有意義な親子の時間を作ることが出来ますよ。
ぜひ、みなさんも絵本の読み聞かせをお楽しみください。
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