【幼稚園教諭解説】人一倍敏感な子【HSC】の幼稚園選び
HSCだからこそ、入園してからが心配ですよね。
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【HSCの幼稚園選び】 HSCに育て方は関係ない!
5人に1人がHSC
幼稚園の先生の中にも、HSCについて知らない方も多数いらっしゃいます。
見学に行った園の中には、HSCについて知らず、「お母さんが大事に育て過ぎているからでは?(過保護)」という園もありました。
些細なことで傷つきやすい一方で、芸術的な感性を持ち、気持ちが優しい特性を持つ人たちのことです。
HSCは、生まれ持った気質で育て方は関係ありません。
5人に1人がHSCの特性を持っていると言われています。
HSCのチェックリスト
精神科医 長沼睦雄さんの著書「子どもの敏感さに困ったら」に、HSCかどうか知るための、23のチェックリストが載っていました。
HSCはどんな子どもなのかを分かりやすいので引用します。
HSCかどうかを知るための、23のチェックリスト
次の質問に、感じたままを答えてください。子どもについて、どちらかといえば当てはまる場合、あるいは、過去に多く当てはまっていた場合には「はい」、全く当てはまらないか、ほぼ当てはまらない場合には、「いいえ」と答えてください。
01 すぐにびっくりする
02 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
03 驚かされるのが苦手である
04 しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
05 親の心を読む
06 年齢の割りに難しい言葉を使う
07 いつもと違う臭いに気づく
08 ユーモアのセンスがある
09 直感力に優れている
10 興奮したあとはなかなか寝つけない
11 大きな変化にうまく適応できない
12 たくさんのことを質問する
13 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14 完璧主義である
15 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16 静かに遊ぶのを好む
17 考えさせられる深い質問をする
18 痛みに敏感である
19 うるさい場所を嫌がる
20 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21 石橋をたたいて渡る
22 人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく
23 物事を深く考える
得点評価 13個以上に「はい」なら、お子さんはおそらくHSCでしょう。
しかし、心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚のほうが正確です。
たとえ「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に高ければ、お子さんはHSCの可能性があります。
(『ひといちばい敏感な子 子どもたちは、パレットに並んだ絵の具のように、さまざまな個性を持っている』エレイン・N・アーロン著 明橋大二訳 1万年堂出版より)「23項目のうち13個以上該当したら、おそらくHSCだ」とアーロン博士は言っていますが、
実のところ何項目当てはまったかはあまり関係ないと私も考えています。「チェックリスト、当てはまったのは10項目でした。うちの子はHSCではないと言ってもいいでしょうか?」
よく、こんなことを聞かれます。13個以上というのは、あくまでもひとつの目安です。
症状の出方は一人ひとりみな違います。
チェック項目というのは、想定される特徴の中のごく一部を挙げているだけで、実際にはもっともっと多岐にわたります。
ですから、この項目にいくつ当てはまればそうであるとか、そうではないという定量的な発想では本質にたどりつけません。
実際には、何項目該当したかということよりも、そういう要素がどれほど強く出ているかのほうがはるかに重要です。
アーロン博士も、「たとえ一つか二つでも、その度合いが極端に強ければHSCの可能性がある。
心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚の方が正確だ」と言っています。たとえば、当てはまったのは3、4項目とかなり少なかったとしても、その特徴が非常に顕著に出ていて困っていたら、
HSCである可能性が高いと考えたほうがいいでしょう。引用 子どもの敏感さに困ったら
幼稚園選びをする前に、HSCかどうか市に相談して!
HSCかな?と思ったら、市で相談して!幼稚園選びがスムーズに進むよ!
HSCは、医学概念ではないので、医師は知らないことが多いです。
保健センターで、HSCについて相談し、心理の先生に相談できないかきいてみましょう。
幼稚園選びでも、HSCの傾向が本当にあるのか、専門的な目線でアドバイスをもらえた方が、
より子どもに合った幼稚園選びができるからです。
また、幼稚園見学に行った際に、お母さんが「子どもはHSCの傾向があると思っていて。。」と話すことと、
「子どもにHSCの傾向があると思い、市の心理の先生に見ていただくと、〇〇と〇〇な部分にHSCの傾向が表れていると言われています。」
と言う方が、後者の方が幼稚園側も分かりやすく、きちんと対応してもらえます。
なるべく幼稚園見学に行く前に、HSCのことは専門機関に相談に行かれることをオススメします。
心理の先生や、保健師に相談する際には、幼稚園生活を送る中で、加配が必要かどうか
も確認しておきましょう!
HSCのことを幼稚園に伝える際に、必ず幼稚園から質問されます!!
※加配とは・・発達が気になる子どもに教諭が1名つき、サポートしてもらうことです。
そんな風に言われても、落ち込まないで!
お子様に合う園は、絶対あります!!
HSCの幼稚園選び 見るべきポイント
HSCの子どもをありのままを受け止めてくれる幼稚園かどうか
大きい音が苦手、活発なお友達が苦手など、色々な姿があると思います。
また、幼稚園に入園すると、新たに苦手なことが出てくるかもしれません。
その時に、「今はみんなで楽器をする時間だよ!」、 「今はみんなで運動会の練習をする時間だよ!」 など、
HSCの傾向のある子どもに、苦手なことを無理強いすることが、 子どもにとって余計なストレスになります。
ありのままの子どもの姿を受け入れて、
「今の音は大きくて驚いたよね」など、子どもの気持ちに寄り添った対応をしてもらえるのかチェックしましょう。
子どもの気持ちに共感したり、寄り添ってもらうには、
幼稚園の先生の人数が1人では厳しいです。
クラスの人数にもよりますが、できれば2人担任の幼稚園を見るようにしましょう!
HSCの子どもを受け入れた経験がある幼稚園かを確認する。
幼稚園見学の時に、HSCの子どもがこれまで幼稚園で過ごしたことがあるかきいてみましょう。
HSCの子どもを受け入れたことのある幼稚園なら、 対応にも慣れていると思うので安心です。
できれば、少人数の幼稚園の方がいい!
HSCのどんな特性を持っているかにもよりますが、
年少で20人以上を1名担任や、マンモス幼稚園よりも、 もっと少人数で丁寧に見てくれる幼稚園の方がいいです。
(もちろん、そんな幼稚園ばかりじゃないかもしれないので、 幼稚園見学の時には、しっかりと見ることが大切です。)
英才教育保育士 保育士・幼稚園教諭で、幼児教室を運営しているママ(@hoikushi_mama_)です。 現在、小規模保育園で保育士として働いています。 […]
幼稚園選びで、加配がつけられない!と言われても、大丈夫!
加配の先生が必要な状態なのに、加配の先生がつけられないと言われたら、その幼稚園にこだわることはない!!
幼稚園は、子どもが安心して楽しく過ごすことができることが一番です。
合う園は絶対に見つかります。
ぜひ、諦めないで納得して通わせる幼稚園を見つけてください。
【幼稚園教諭解説】人一倍敏感な子【HSC】の幼稚園選び まとめ
HSCの幼稚園選びについて、順番をまとめました!!
①HSCについて知る。
②お住まいの市にある保健センターに相談する。
- 「幼稚園選びをする上で、加配をつけてもらった方がいいのか知りたい」
- 「〜な点から、HSCの傾向があると思う。幼稚園選びをするので、専門の方の意見が聞きたい」
といえば、対応してもらえます。
③心理の先生・小児精神科医に診てもらう。(予約がすぐ取れないことが多いので、早めに予約!)
④診てもらった結果を持ち、幼稚園見学へ行く
⑤幼稚園見学では、HSCについて専門家に診てもらったことも含めて伝える。
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