小学校受験や幼稚園受験にも使えます!
息子にも使えたし、経営している塾でも使ってます!
詳しく解説していきます!
小学校受験のペーパー問題ではその年の流行があり、よく出る問題が年によって違うことがあります。
ですが、毎年変わらず登場する頻出問題があります。
「きせつ」です。志望する小学校が国立・私立関わらず、必ず対策が必要となる内容です。
では、なぜこの「きせつ」の問題が毎年出題されるのでしょうか。
それは、「家庭を知る」ことができる手段だからです。
春と言えば、何でしょう?
- 春になったら、家族で桜を愛でる。
- 親子でスーパーに筍を買いに行って、一緒に筍ご飯を作って食べる。公園の池でザリガニを探す。
- いちご狩りに出かける。
こうした季節の経験を通じて、お子さまは、知識を得て、思考力を養っていきます。
そして学校側は、そんな知識と思考力を持ったお子さまならば、意欲的に学校の活動に取り組んでもらえると考えています。
だから、「きせつ」の問題を出題する学校が多いのです。
ちなみに、文部科学省の指導要領でも、幼稚園や小学校では季節や行事に親しむ教育を行うよう、定められています。
では「きせつ」問題が出題される理由について理解したところで、どのように対策をスタートさせれば良いのでしょうか?
オススメは「きせつ」の図鑑です。
きせつの図鑑を実際に小学校受験に使った口コミ
きせつの図鑑を使って、ドリルで間違えた問題を、親子で確認していました。
使っていたドリルは、こぐま会
絵やイラストが多いので、子供が自分から手に取って眺めて、いつの間にか花の名前を沢山覚えていました。
十二支のおはなしなど、大人でも知らないような知識が載っています。
図鑑なのに、きせつの歌や楽譜も載っていて、子供と一緒にピアノで弾いたり、歌っています。
きせつの図鑑の小学校受験の活用法
きせつの図鑑は、「春」「夏」「秋」「冬」と4つの項目に分かれていて、見やすい!
それぞれ50ページほどにわたって、それぞれの季節の行事や歌、生き物、植物、食べ物、天気や星座まで、幅広い内容を網羅しています。
カブトムシの正しいつかみ方はどれ?などのクイズや、川に行ったら小石を拾って絵を描こう!など豆知識や日々の楽しみ方も紹介してくれている本です。
オススメは3段階での活用です。
季節を先取りして、図鑑を読む
少しだけ先の季節のパートを親子で楽しみます。
図鑑ではありますが、虫図鑑などと違って、絵やイラストだけではなく、文章もあり、眺めるだけではなく、読んで楽しむことができるのがこの本の大きな特徴です。
例えば、七夕の紹介では、織姫と彦星のお話以外にも、折り紙を使った七夕飾りの作り方も載っています。
ポイントは少しだけ季節を先取りすることです。
お勉強でいう予習のような感覚で、少し先の季節のことを知っておくと、実際に季節が来たときに、
「お父さんやお母さんと読んだ!」とお子さまが思うことが自信や喜びにつながります。
図鑑を使って調べる
これはお勉強でいう、復習のような取り組み方です。
ドリルのきせつの問題を間違えたら、その部分を図鑑で確認します。
例えば、コスモスはどの季節の花か間違えたら、コスモスのページを開きます。
すると、コスモスの種の写真もあれば、きくなどちがう秋の花のイラストも載っているので、
他の知識も体系的に学ぶことができます。
お子さまがきせつの問題を間違えたら、新たな知識を得られるチャンスだと思って、ぜひ、きせつの図鑑を開いてみましょう。
体験や観察をする
きせつの予習をしたあとは、実際に体験や観察をしてみましょう。
冬は年越しの準備として一緒に大掃除をしたり、お正月遊びを楽しんだりして、学んだ知識を実際に体験したり、観察します。
お子さまと一緒に手作りした凧をあげれば、これは親子ともに一生忘れない思い出になるはずです。
知識に経験や観察をプラスすることでより深い理解へとつながります。
体験したあとには、もう一度図鑑で確認すると、もう一段階、知識も深まるはずです。
小学校受験で、きせつの図鑑と併用したおすすめグッズ
小学校受験塾を運営している私が実際に生徒さんにおすすめしている、きせつの図鑑と併用したおすすめの本やカードを紹介します。
きせつのおへんきょうのポスターと下敷き
図鑑のメリットは詳しく書かれていることで、デメリットは体系的に把握できないことです。
そのデメリットを補ってくれるのが、きせつのおへんきょうのポスターと下敷きです。
小学校受験のお教室には必ずと言っていいほど、季節のポスターが貼ってありますよね。
一覧で確認できることで、季節を一つの流れとして理解することができます。
またさっと確認したい時にも、ポスターや下敷きは便利です。
我が家では、息子が食べる机のところにデスクマットを敷き、その中にきせつのポスターを入れて毎日確認できるようにしていました。
きせつカード
四季の「植物」「生き物」「行事」「自然」が絵カードになった、こぐま会のきせつカードもオススメです。
実際の小学校受験のきせつの問題では、絵を見て季節を当てるものが多いので、ドリルではない実践的な内容の教材です。
机に向かうことに疲れたお子さまも、このカードを使ったゲームなら喜んで取り組んでくれるはずです。
この中で春のものはどれでしょう?
このカードのお花の名前は何でしょう?
親子でクイズを出し合って、ゲーム感覚で学習を楽しむことができます。
かばくんのはるなつあきふゆ
季節のお勉強を始める年少さんにはこちらの絵本がおすすめです。
おっちょこちょいのかばくんが春夏秋冬を体験しながら、それを近くでお母さんが温かく見守ります。
優しいイラストに、短い文章で、お勉強と気負わずに、季節のことを学ぶことができます。
春夏秋冬がまだ分からなくても、絵本を通して、何となく季節というものが何かが感じられる一冊です。
どんぐりむらのいちねんかん
同じ季節をテーマにした絵本ですが、大きく違うのが、かばくんのはるなつあきふゆは1年を春夏秋冬と4つに分けている一方で、こちらの絵本は、1年間を12ヶ月で分けていることです。
より細かく季節を把握できるので、年中さんや年長さんにも合う内容の絵本です。
「どんぐりむらのいちがつは、、、」という言葉と共に1ヶ月に1ページずつ進んでいきます。
イラストが可愛くて、描写も細かいので、眺めているだけでも楽しい一冊です。
何度も読んでいるうちにお子さまが内容を覚えてきたら、「どんぐりむらのいちがつは、どんなことがあるのかな?」とお子さまにクイズを出しながら、季節のお勉強をするのも楽しいです。
1ねんのぎょうじすごろく(きせつのすごろく)
1ねんのぎょうじすごろく(きせつのすごろく)は、すごろくで遊びながら1年の行事について学ぶことができます。
小学校受験では、すごろくを作ったり、遊ぶなども試験として出題されることがあるので、コマの動かし方など遊んでおきたいですね。
【きせつの図鑑口コミ】小学校受験にも役立つ活用法まとめ
「きせつ」の問題への対策は、長期戦です。
オススメは、遅くとも年中の夏からのスタートです。
そうすれば、受験を迎える11月までに、1年間の季節を体験することができるからです。
更に早い年少の夏から始めれば、2年間でそれぞれの季節を2回ずつ体験することができるので、より記憶に残りやすくなります。
つまり、早ければ早いほど、良い!ということです。
「きせつ」の問題は直前に暗記で乗り切れるかというと、5歳児6歳児には難しい、というのが正直な感想です。
緊張で急に忘れてしまうことがあるのが子供です。
その点、体験に基づいた記憶であれば、よりお子さまにしっかりと浸透しているので、お子さまも緊張している場面でもより思い出しやすいはずです。
実は、きせつの問題だけは、机に向かわなくても学べます。
むしろ、机の上だけでは学べない唯一の分野であり、図鑑で知識を得て、体験をしたり、虫や花を観察することで、確実に点数を獲得できる分野です。
カードや絵本なども併用しながら、ぜひ親子で楽しみながら、きせつの学習に取り組んでみてください。
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