【保育士解説】0歳から保育園に預けるのは可哀想?赤ちゃんへの影響

✔︎この記事の信憑性

✔︎保育園・幼稚園で働き、5000人超えの指導経験がある。

✔︎0歳で保育園で預けることに悩んでいるママの相談も受けてきた。

✔︎幼児家庭教師の代表。 0歳から小学2年生の生徒に教えている。

✔︎本記事でわかること
✔︎「0歳から保育園に預けるなんてかわいそう」なのか、保育士目線で

について保育士目線で解説しています。

 

働く家庭にとって、保育園は必要不可欠な存在であることは間違いありません。

ですが、「0歳から保育園に預けるなんてかわいそう」と言われることも多い世の中です。

働くママ・パパ自身も0歳から預けたいけど、実際は大丈夫かな…と不安が大きいと思います。

 

0歳から保育園に預けられた子どもはどのような影響があるのか、メリット・デメリットについてお伝えしていきます。

0歳児の赤ちゃんから保育園に預けるのはあり?

 

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保育園は生後57日(生後2か月)から預けることができ、園によっては生後3か月から、生後7か月から等、

入園できる月齢の設定が違います。

厚生労働省で定められている保育士の配置基準は、保育士1名に対し、子ども3名となっているため、

比較的定員数が少ないのが特徴です。

また、0歳児クラスは赤ちゃんの心身の発達などの点から延長保育を利用できない園もあるので、

保育時間は事前の確認が必要となります。

ですが、働く家庭にとって、0歳から保育園に預けられるのは心強いですね!

実際に0歳児から保育園に通わせる家庭は多く、定員が少ない園は倍率が高く第一希望の園に入れないという場合もあります。

 

0歳児から保育園に通うメリット

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入園しやすい

0歳児クラスは比較的入園しやすいことがメリットとして挙げられます。

1年間は家庭で一緒に過ごし、1歳児クラスから預けようと考える家庭が多く、1歳児クラスから倍率が格段に上がります。

0歳児クラスから入っておくと卒園まで安心して過ごすことができます。

また、家からの近さや保育理念など、希望にあった園を選ぶ点でも、0歳児クラスからなら割と希望の園に入れるということも多いです。

 

社会性が身につく

0歳のうちからたくさんの友達や保育士と関わりを持つ中で、集団生活に慣れていきます。

挨拶ができるようになったり、家族以外の他者との関わりが持てるようになったりします。

 

人見知りがない

人見知りは生後6か月頃から始まる場合が多いので、人見知りが始まる前に入園することで、

さまざまな人との関わりの中で人見知りの時期も過ごしていきます。

実際、祖父母の家に帰省した際、保育園に通っている子は、

久しぶりに会った人にも社交的に関わりを持っているというエピソードもあります。

 

成長が早い

保育園で過ごしていると、周りの刺激を受けどんどん成長していきます。

つかまり立ちやハイハイ、歩行など、知らぬ間にできるようになっていた!という場合もよくあります。

また、日頃からたくさんの絵本やお話、言葉に触れて生活を送っているので、言葉の発達の早い子が多いのも特徴です。

 

保育園と一緒にママ・パパ自身も成長できる

初めての育児で不安なことがたくさんあるママ・パパにとって保育園は心強い味方となります。

初めての離乳食や子どもとの関わり方など、保育園側も親身になってアドバイスしてくれ、

保育園と家庭で一緒に育っていくことができます。

 

0歳児から保育園に通うデメリット

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感染症をもらいやすい

保育園という集団で生活するとどうしても避けられないのが感染症です。

インフルエンザやRSウイルス、胃腸炎などさまざまな種類の感染症にかかってしまうリスクがあります。

免疫力が低い赤ちゃんは熱を出しやすかったり、一度風邪をひくと長引いてしまったりと、

保育園から急な呼び出しやお迎え要請も多くあります。

また、定期的に予防接種を受けなければならないですが、

予防接種後も発熱しやすかったり体調を崩しやすかったりすることから、接種後の登園はNGな園もあります。

そういった面から、仕事をしながらスケジュールを調整したり、急な呼び出しに対応できるようにしたりしなければなりません。

成長を一番に見られない

家庭よりも長い時間を過ごしている子も多く、〝初めてハイハイができた日″〝初めて立った日″など、

一度しかない貴重な成長の場面に立ち会えない場合が多くあります。

大切なお子さんの貴重な成長の場面を自分より先に保育園で過ごすことは、子どもにとっても親にとっても悲しいですね。

 

送迎が大変

0歳児クラスは他の年齢より持ち物が多くあります。

おむつを替える回数が多かったり、授乳のガーゼが必要だったり、衣服が汚れる機会も多いため着替えの枚数が多くなったりと、

毎日の送迎での持ち物が多くなります。

送迎の際、ベビーカーを使用する場合も多くありますが、

園によっては置いておくことができない場合もあるので、通勤と送迎を考えると他年齢より大変さが増してしまします。

 

周りからの目が気になる

「子どもが3歳になるまでは母親は子育てに専念すべきである」という三歳児神話を信じている人は多く、

0歳から保育園に預けることで「かわいそう」「母親失格」などと心無い言葉を浴びせられることもあります。

そんなつもりがなくても、周りからそういった目で見られることはママ・パパにとってはストレスとなってしまうのです。

0歳から預ける場合、保育園選びは最重要!

 

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0歳児から保育園に預ける場合、保育園選びも重要となってきます。

先程お伝えした通り、保育士1名に対して子ども3名という配置基準がありますが、

万年人手不足の園では基準に達していないのに子どもを預かっているケースがあります。

保育士による虐待、バス置き去り事件、食べ物による窒息事故、プール溺死事故など…

実際世の中ではこういった悲しいニュースを耳にすることもあります。

 

保育園選びの際にしっかりと目で見て選ばないと、ニュースであるような悲しい事故などに巻き込まれる危険性もあります。

保育園を選ぶ際は、実際に見学をして目で確かめ、0歳でも安心して預けられる保育園か見極める必要があります。

失敗しない幼稚園選びについて知りたい方はこちら

 

0歳から保育園は可哀想と言われるけど、現場で見る赤ちゃんへの影響は?

 

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さまざまなメリット・デメリットをご紹介してきましたが、

実際0歳児クラスから保育園に通っている子どもにはどんな影響があるか、実際のエピソードを交えてご紹介します。

生後2か月からフルタイムで預けられたA君の話

母親はいつも忙しそうで、朝7:30ぴったりに保育園に預けて、帰りは保育時間ギリギリの18:30にお迎えに来る毎日でした。

保育園では先生たちから愛情をたっぷり受けすくすくと育っていきましたが、

1歳半頃からチックのような症状が見られ始めたり、理由なく友達に噛みついたり叩いたりというような行動が目立ちました。

また、特定の保育士への後追いや愛着が年々増していき、母親が迎えに来てもその保育士にくっついて「帰りたくない」というほどでした。

母親は決して愛情を与えていないわけではなく、迎えにくるとA君をぎゅっと抱きしめて愛情表現をしていましたが、

A君にとって心のより所となっているのは、完全に保育園でした。

これは極端な例ではありますが、実際に早くから保育園に預けられた子は、親との愛着形成が不十分な場合があります。

親自身はそんなつもりは一切ないとしても、子どもは敏感なので、

忙しそうにしているママ・パパの前では良い子でいようと、大人しくなっていく場合もあるのです。

 

忙しい毎日を過ごしているとついスキンシップの時間が減ったり、関わりを持てなかったりしてきます。

3歳までの子育てで最も重要とされる『アタッチメント』を家庭で十分にすることが子どもとの関わりで大切となります。

保育園で0歳児ってどんなことをしているの?

 

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0歳児保育ってどんなことをしているか気になりますよね。

ただ保育士と遊んで過ごしていると思う方もいるかもしれませんが、保育園は0歳児から教育に力を入れているところも多くあります。

園として一番大切にしていることは、保育士と信頼関係を築き、いかに安心して園生活を送ってもらえるようにするかということです。

月齢によって発達の差が大きい0歳児クラスでは、一人ひとりに合わせた活動や関わりをしてくれます。

その子に合わせた離乳食を提供してくれたり、ハイハイや歩行を促す運動遊びを取り入れていたり、

簡単なリトミックのような遊びを取り入れていたりとさまざまな経験をすることができます。

また、天気の良い日はみんなでバギーに乗ってお散歩に出かけるなど、

家庭では体験できないような活動もしてくれ、子どもは刺激を受けて成長していきます。

貴重な0歳児という時期に保育園で学べることは多くあると言えます。

 

赤ちゃんを0歳から保育園に預ける時、親として心がけるべきポイント

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0歳児から保育園に預けるメリット・デメリットを踏まえた上で、日頃から親として心がけるべきポイントをお伝えします。

子どものサインを見逃さない

スキンシップの時間が減り愛情が不足してくると、子どもはさりげなく「寂しいサイン」を出しています。

抱っこからおろすと激しく泣いたり、爪噛みや指しゃぶりが増えたり…

そういった赤ちゃんの小さなサインを見逃さずに関わりを持つことを意識することが大切です!

 

スキンシップの時間をルーティーン化する

簡単なようで難しい子どもとのスキンシップの時間。

仕事が終わってお迎えに行って、ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて…と

思っている以上に毎日はあっという間に過ぎていきます。

 

スキンシップの時間を取ろうと思っていてもなかなか難しいという場合は、

「〇時から〇分間は何もせず子どもと関わる」「寝る前に必ず絵本を一冊読む」など、

スキンシップの時間を毎日の生活の中にルーティーンとして取り入れることがおすすめです!

そうすることで、毎日必ず子どもとスキンシップをとることができ、

その時間は子どもと一対一でじっくりと向き合うことができます。

スキンシップの時間をとることで赤ちゃん自身も満たされていきます。

 

子育てに専念したいけれど、働かなければならない等、家庭によって保育園に預ける事情はさまざまです。

0歳児から保育園に預ける場合のメリット・デメリットをよく理解したうえで保育園選びをすることが必要不可欠となるでしょう。

失敗しない幼稚園選びについて知りたい方はこちら

 

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