はさみの教え方の導入から練習方法まで 保育士が教えます!
初めてのはさみ 教え方
何歳からはさみを持てるの?
私は2歳半ぐらいで持たせたらいいかなー、と思っていました。 実際に保育園では年少から使いはじめました。 でも、1歳半の時にイクウェルの体験授業へ行った時、ハサミの取り組みがあったのです。。!! 息子は初めてのことでしたが、やり方を教えてもらうと、チョキチョキと切っていました。 え?こんなハサミがあるの?1歳半でも使えるんだ!と驚いたことを今でも覚えています。
イクウェル 七田で使われていたハサミとは?
クツワ 安全ハサミ きっちょん
体験レッスン後、早速アマゾンで注文しやってみました。 ハサミにバネがついているため、ハサミを握る力が弱い小さいお子様も、少し握るだけでバネの力で切ることを楽しむことが出来ます。 ある程度力を入れて握って切れるようになったら、バネを使わずに、普通のハサミとして切ることが出来ました。 イクウェルの体験教室でも同じハサミを使用していましたので、自宅でも同じ物をと思い、探して購入しました。 息子は、大人がハサミを使っているところを見て、「僕もする!」と毎回伝えてきていたので、一歳半という小さい年齢で使うことのできる、バネ付きハサミを知ることが出来て、よかったと思っています。
はさみの使い方①
はさみを使うときの約束事
①ハサミは切ることが出来る便利な物だけど、同時に危ない物でもあること。 ②ハサミは人に向けないこと。 ③紙以外(服や絵本、髪の毛など)は切らないこと。 ④指を切らないように、切る所をよく見て使うこと。 ⑤ハサミの渡し方のお約束を守ること。 を約束します。 はさみを使うときの約束事は、どれだけ小さくても、必ず伝えるようにします。 もう大きくなったし、そろそろ約束事を伝えてみようと思い伝えても、子どもの立場からすると、今まで約束を守らずに使えていたのに、お母さん(お父さん)意地悪してる?と思ってしまう子どももいるからです。
はさみの受け渡し方の教え方
①切る部分を持ってはさみに指を入れる部分にしてメガネにします。 この時の合言葉は。。 「メガネさんで、はい、どうぞ」 です。 手遊びにもよく出てくるメガネに変身させて、はさみを受け渡しを、楽しく、安全に出来るようにします。 子どもは、変身させたりすることが大好きなので、はさみでメガネを作ることを楽しんでくれますよ。
はさみの持ち方の教え方
①親指を小さい穴を下にして親指を入れ、大きい方の穴を上にして人差し指と中指(安定しなければ薬指)を入れます。 「小さいお部屋が一階でお父さん指、大きいお部屋が二階でお母さん指とお兄さん指(お姉さん指)を入れようね」と子どもに声かけをしていました。 ②入れたまま、「グーパーグーパー動かしてみよう」と声をかけ、ハサミに指を入れたまま動かします。 ③動かしている時に紙をさっと入れ「ちょっきん切れたねー」と褒めます。 ④慣れてきたら、親指を上にしながら、紙を持って切れるように声をかけます。 ⑤もっと慣れてきたら、ハサミを動かすのではなく、紙を動かしながら切ることを伝えます。
最初は一回切りからはじめて、完成出来て、出来た喜びを感じられるようにすることが大切です。 我が家では、こんなドリルを活用しました。
はじめてのはさみ ワークのオススメ
くもん さいしょのきってみよう(おやこのファーストステップ)
そこで、バネを外しての使用を続けてもいいのですが、息子がしまじろうが好きなこと、試してみると安全ですが、切りやすいことから、こどもちゃれんじのハサミを購入しました。
ベネッセコーポレーション こどもちゃれんじ しまじろう はじめてのはさみ こども用 (右利き/イエローxグリーン)
くもん はじめてのはさみ

「くもん はじめてのはさみ」の内容
- 直線切り。
- 円を切る。
- 緩やかな波線。
- 渦巻き。。
はさみをテーマにしたオススメ絵本

わにわにのおおけが 小風さち 文 山口まお 絵
大人気わにわにシリーズの絵本です。 主人公のわにわにが、のりや紙、はさみを使って携帯電話を作ろうとするのですが、はさみで怪我をしてしまいます。 手から血が出て痛そうなわにわにですが、包帯でぐるぐる巻いて自分で手当てし、気を取り直して携帯電話を完成させる絵本です。 はさみは楽しくて便利なものですが、気をつけて使わないと怪我をする恐れがあること、もし怪我をしたとしても、きちんと手当てをすれば大丈夫ということを楽しく伝えてくれる絵本です。 りぃ造はこの絵本が大好きで、何度も読んで読んでと持ってきてくれます。
ぼくのはさみ せな けいこ 作 絵
赤ちゃんにも大人気、せなけいこさんのはさみを題材にした絵本です。 はさみで切ることが大好きな男の子が、ママから折り紙をもらってちょきちょき楽しみます。 でも、はさみを失くしてしまい、あちこち探します。 「ぼくのはさみ」では、はさみをきちんと片付けることの大切さを伝えることが出来ます。 息子がはさみを使った後、元あった場所に片付けなかった時に読んでいます。
はさみを使ったお手伝いもオススメ!
郵便物の封をはさみで切るお手伝い

Z会幼児コース
Z会も、息子は受講していました。