南山大学附属小学校を受験するから、合格に近付ける願書の書き方が知りたい!
南山大学附属小学校は、中等部では女子部・男子部に分かれ多くの生徒はそのまま進学します。小学校から大学までの一貫教育を行っており、系列の南山大学への推薦枠もありますが、国立大学への進学者も多くいます。
ハイレベルな教育と充実した施設環境から愛知県では不動の人気を誇っており、毎年多くの志願者が殺到します。
出願方法はインターネットからで、期間も3週間ほどと余裕があります。
ペーパーテストや行動観察からなる考査と面接がありますが、当然願書の印象も重要です。
南山大学附属小学校は、面接より考査が先にありますが願書の内容からある程度志願者の人物像を入試担当者が事前に把握するでしょう。
願書の印象が悪ければ、結果はついてきません。
抑えるべきポイントを知り、早めに準備をしていきましょう。
本記事では、願書の書き方を南山大学附属小学校のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が具体的にご説明していきます。お伝えします。
【南山大学附属小学校】願書の項目
南山大学附属小学校の願書は、インターネット出願後にダウンロードした書類を郵送します。郵送に必要な書類は以下の通りです。
- 入学志願書
- 志望理由書
- 写真票、受付票
- 返信用封筒ラベル(長3封筒用)
- 送付用封筒ラベル(角2封筒用)
入学志願書は、志願者や保護者の名前・住所など基本情報を書く書類です。
志望理由書は手書きで記入します。
【南山大学附属小学校】願書の写真はどうする?
願書の写真は志願者本人のもので、例年通りでいくと「脱帽・上半身」の写真を添付します。
スナップ写真は不可なので、必ず写真館で撮影してください。
どうしても写真館へ行くのが難しい場合は証明写真の機器で撮ったものでも良いですが、やはり写真館に比べると画質や写りに違いが出てしまいます。
入試のためにきちんと時間を割いておらず、志望度が低いのではと思われる可能性もあるので、できるだけ写真館をおすすめします。
写真は願書提出の2ヶ月以内に撮影したものを用意しましょう。
顔つきや体格が成長により写真の姿と受験時の姿が大きく異なると、替え玉受験を疑われてしまいます。
毎年9月頃に行われる入試説明会で詳しく教えてもらえるので、やむを得ない理由がない限りは積極的に参加して内容をきちんと聞いておいてください。
【南山大学附属小学校】願書の項目の書き方のポイント
南山大学附属小学校の願書で最も重要になるのが、志望理由書です。
他校とは違うポイントは、この志望理由書が「自由記述」な点です。
但し、(本校を志望した理由、志願者の様子等)とも書かれているので、自由と言えど志望理由とお子さんの生活態度や性格をきちんと記述してください。
行数は26行で、文字数は950字前後です。
手書きですので、読みやすくきれいな字を心がけて書きましょう。誤字脱字がないようにご両親や第三者としっかりと確認しあってから提出してくださいね。
自由記述というと、何を書くべきか迷う方もいると思います。多くの合格者が押さえているポイントは、大きく分けて
- 家庭の教育方針と絡めた志望理由
- 南山の教育にマッチしていると感じるお子さんの様子や生活態度
- 南山大学附属小学校での生活を通して、どう成長してほしいか
の3点です。
南山大学系列の学校はすべてカトリック教育ですから、個性を大切にしながらも周りの人を慈しみ、尊重する優しい心を育むことを大切にしています。
家庭ではどのように、「人間の尊厳」を大切にした教育を行っているのか、お子さんの優しい心がわかるようなエピソードは何かを具体的に記述してください。
また、学習面でも主体的に学ぼうとする姿勢や自ら考える姿勢を示すようなエピソード、保護者の介入方法などもあるといいですね。
また、南山の教育では体験学習や芸術面を伸ばすことも大切にしています。
音楽や図画工作でも、ハンドベルやボディーパーカッション、ステンドグラス作りやクリスマス飾りなど宗教イベントに基づいた様々な芸術体験を行います。
芸術面で得意なことがあれば、そちらのエピソードも書いておいてください。
もちろんご家庭がキリスト教徒であり、カトリック教育に幼い頃から触れている場合はそれを志望理由に盛り込んでも良いでしょう。
南山大学附属小学校では、家庭の宗教に関係なく志願者を広く受け入れています。
極端な例ですが、実家がお寺でも志願はできるわけです。しかし、キリスト教以外の宗教を信仰している場合は特筆する必要はありません。印象が悪くなるわけではありませんが、南山の教育である必要がないのでは、と感じられる内容は避けましょう。
南山大学附属小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由
南山大学附属小学校は愛知県で最も歴史ある私立小学校であり、優秀な卒業生を多く排出しています。
大学までの一貫教育を行っている点や、充実した教育カリキュラムから毎年愛知県内では最も多くの志願者が殺到する私立小学校です。
そのため、一番初めに提出する願書は非常に重要なものとなっています。
願書は家庭の教育方針や志願者の人となりを知るための基本情報であり、入学への熱意を伝えるための大切な武器になります。面接時でも、願書の内容がきちんとしている家庭は好印象です。
また、南山大学附属小学校を受験するお子さんは非常に優秀な子が多いです。
ペーパーテストや行動観察では優劣がつきにくい分、志願者や家庭の人となりがわかる願書や面接が合格の鍵となります。
願書の印象が悪かったり、熱意が感じられない場合は面接でもそれなりの対応で終わってしまいます。ご家族でしっかりと話し合い、きちんと願書を仕上げましょう。
ご不安な方や、願書でお子様の足を引っ張りたくない方は、オーダーメイド願書作成も行なっています。
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