元保育士・幼稚園教諭の保育士ママ（@hoikushi_mama_)です。
もう・・なんで・・・こっちが泣きたい！！泣
チャイルドシートで毎日泣かれると、もう嫌になってきますよね。
わたしも同じだったので、気持ち分かります！
保育園への送り迎えで毎日車や自転車を使う方も多いと思いますが、チャイルドシートに乗せようとすると毎回嫌がって泣いたり暴れたり…
結局、無理やり乗せてしまうことも・・・
そんな子どもがチャイルドシートを嫌がる原因や解決策についてお伝えします。
チャイルドシートを嫌がって泣く理由 ～状況別の解決策～
そもそも、どうして子どもはチャイルドシートを嫌がってしまうのでしょうか。
理由はその日の気分や子どもの年齢によって違うかもしれませんが、泣くほど嫌な理由が必ずあり、子どもは全力で嫌がることで気持ちをお父さん・お母さんに伝えているのです。
考えられる主な原因を3つにまとめました。
1． 甘えたい・抱っこしてほしい
まず考えられるものは、親と離れたくない！という甘えたい気持ちです。
車や自転車に乗っている間、一人になることが嫌で、
ずっと甘えたい！構ってほしい！という思いがある子も多く、チャイルドシートに乗せようとするとひっくり返って泣くことがあります。
特にまだ言葉が上手く話せない1歳前後の子は、その気持ちを“泣いて嫌がる”ことでしか表現できないのです。
ですが、泣いているからといって「はいはい、嫌だったね。抱っこするね」とすぐに抱っこしてあげるクセをつけてしまうと、
いつまでもチャイルドシートに座ってくれる日はきません。
甘えたくて泣いているときは、その子が興味のあるものを見せる・持たせると案外ケロッと泣き止んだり、
大好きなお父さん・お母さんの顔が見えると安心したりします。
そんな甘えたい子には、ベビーミラーがおすすめです！
ベビーミラーには、前向きシート用・後ろ向きシート用・角度調整がしやすいものなど様々あります。
こちらはミッキーのぬいぐるみ付のミラーであり見ているだけで気が紛れることもできます。
こちらは、角度調整がしやすく、しっかりと鏡越しに表情を確認することができるミラーです。
甘えたい子への対策 + 安全対策にもなるベビーミラーをぜひ試してみてください。
2． どこかが不快な状況である
子どもはとっても敏感です。
特に
- 眠い
- お腹が空いている
- おしっこやウンチをしている
- 体調が悪い
など、
生理的に不快な状況である場合は泣いて座ることを嫌がります。
子どもが泣いているときは、これらの生理的な不快が原因ではないかな？と一度考えてみてください。
こういった場合は、状況によって対応が変わってきます。
眠くて泣いて嫌がる場合は、ズバリ、寝かせてあげるしかできません。
0・1歳くらいの子の場合は特に眠くなると、どんなに楽しいものが見えても、
楽しい音楽が聞こえても、切り替えは難しいと思います。
そんなときは、おもいきって予定や時間を少しだけ変更し、
抱っこで寝かせてあげてからシートにそっと座らせる・走り出す前に体をさすったり子守唄を歌ったりして寝かせてあげることが最善策だと思います。
2歳以上で物事の区別がつく子でしたら、
その子の好きな音楽を大きめの音でかけて気分をあげたり、お菓子をあげたりすると切り替えられるかもしれません。
お腹が空いている場合は、ビスケットやおせんべいなど、何か一つ食べさせてあげるか、
お菓子の袋を持たせてあげるだけでも満足するかもしれません。
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3． 乗っている間退屈である
チャイルドシートに座っている間、子どもは自由に身動きが取れず、ずっと座り続けることを苦痛に感じる子もいます。
そんな退屈な時間を楽しい時間に変える方法があります。
○チャイルドシートにおもちゃをつける
こういったアーチ状のおもちゃであれば、手の届かない赤ちゃんでも揺れるおもちゃを目で追って楽しめたり、足でキックして音を鳴らして楽しめたりします。
音楽を流す
子どもが好きな曲や童謡を流してあげると、身動きが取れないシートの上でも耳で楽しむことができます。
お父さん・お母さんが一緒に歌ってあげることでより楽しい空間を作ることができ、チャイルドシートに座っていることが快適な時間と認識してもらうことができます！
窓をあけて風が感じられるようにする
空気がこもっていると気分を変えることも難しいので、時々換気がてら窓を大きくあけ、子どもが外の空気を感じられるようにしてあげると良いです。
風を肌で感じることで気分が変わったり、外の景色を見て気分転換できたりします。
子どもの視界に入る場所に絵やシールを貼る
チャイルドシートは後部座席への取り付けが推奨されているため、まだ小さい子の場合は特に、子どもの目線の先には前に座っている人の後ろ姿や座席しか見えないのです。
そんな目線の先に、キャラクターや動物の絵など好きなものが見えると楽しい気持ちになりますよね。
簡易的に座席に貼ってあげてもいいですし、窓に取り外しができるシールを貼ってあげることもおすすめです。
また、先ほど紹介した ベビーミラー と同じく、目の前に鏡があり自分の顔が見えると子どもは喜びます。
特に0・1歳の子は鏡が大好きで、じっと自分の顔を見ていたり、表情を変えて一人で笑っていたり、鏡越しに見えるものにもとても興味を示します。
ですので、鏡を設置することも効果的かと思います。
まとめ
ただでさえ忙しい保育園への送迎時に、泣いて座ることを嫌がられてしまうと親も泣きたくなってしまいますね。
ですが、「泣いてばっかりで、もう大変…」「お願いだから泣き止んでほしい…」とばかり思っていると、
その気持ちが子どもにも伝わり、子どもは全力で泣き続けます。
そんなときは親が一旦冷静になり、“泣いて嫌がる原因は何だろう？”と子どもの姿をよく見て、状況にあった方法を試してみてください！
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