大阪教育大学附属天王寺小学校を受験するんだけど、合格に繋がる願書の書き方が知りたい!
大阪では、国立小学校の倍率が軒並み高く、大変狭き門となっています。
特に、大阪教育大学附属天王寺小学校は大阪府内でもダントツに倍率が高くなっていて、
願書もしっかりと内容を作り込んでいかないと、合格を勝ち取るのは難しくなっています。
願書の書き方も、例文を参考にするのではなく、オリジナリティを持たせることが大切!
本記事では、毎年願書作成代行の大阪教育大学附属天王寺小学校合格者を輩出している筆者が文字数や備考欄について解説します!
【大阪教育大学附属天王寺小学校】願書の項目
大阪教育大学附属天王寺小学校の願書の項目は、以下の3点です。
- 本校志願の理由
- 志願者の性格(よい点)
- 志願者の性格(気になる点)
※その他に、写真貼付欄(室内での遊びのようす・屋外での遊びのようす)があります。
願書は、夏に行われる入試説明会と秋頃に学校で指定された期間で配布されます。オープンスクールでは願書の配布がないので、十分気を付けましょう。
また、願書はWeb出願ではなく、ホームページからのダウンロードもないため、紙の願書を受け取る必要があります。
例年、出願期間は、12月上旬の指定された時間だけで行われるので、入試説明会やホームページなどで日程をよく確認しておいてください。
【大阪教育大学附属天王寺小学校】願書の項目別書き方のポイント
大阪教育大学附属天王寺小学校の願書は、記入項目が少なく、記入欄も小さくなっています。
そのため、面接を見通して話題を絞り、簡潔明瞭に伝えたいことを伝えることが大切です。
願書を記入する際に役に立つのが「教育ノート」という冊子です。
この「教育ノート」は、大阪教育大学附属天王寺小学校で毎年発刊されている冊子で、主に大阪教育大学附属小学校の教育実践をまとめた冊子になっています。
教育実践以外にも、先生の日常を記したコラムも掲載されており、学校の先生の様子を垣間見ることができるようになっています。
また、オリジナリティあふれる願書を記入するためには、オープンスクールに参加しておくことも大切です。
オープンスクールでは、5年生(新1年生が入学した時の新6年生)が中心となって、学校で折り紙教室や読み聞かせなどをしてくれます。
その他の学年は通常通り授業をしているので、普段の学校の授業風景を見ることができます。
教育ノートやオープンスクールでしっかりと下調べをして、書きたい内容との整合性を図ることで、一貫した主張の願書を書くことができます。
本校志願の理由
大阪教育大学附属天王寺小学校への志願理由を、簡潔に記入します。
2022年度入試の願書では、罫線10行で1行あたり20〜25文字程度が入るようなサイズの記入欄でした。
志願理由の一般的な構成(家庭の教育方針→エピソード→学校の教育方針との共通点など)に従って書こうとするだけでも、書きたい内容を削りながらでないと記入欄に収めることができません。
あれもこれもと内容を詰め込んでしまうと抽象的にならざるを得ず、伝えたいことが面接官に伝わりにくい志願理由になってしまいます。
オープンスクールや教育ノートで感じた学校の魅力について、ポイントを絞って記入するようにしましょう。
特に、オープンスクールでは学校の様子が肌で感じられると共に、在校生と接する機会もあります。
この体験で得られたことを盛り込むことで、オリジナリティあふれる志願理由を書くことができます。
家庭の教育方針や学校教育目標を踏まえて、志願したい理由をできるだけ具体的な内容に落とし込めるようにしましょう。
志願者の性格(よい点)
志願者(子ども)の性格について記入する欄です。
2022年度入試の願書では、志願者の性格の記入欄は、「よい点」と「気になる点」に分けて記入するようになっていました。
以前は、「長所」「短所」という表現が使われていましたが、表現が変更になっています。
表現が変更になったのには、「長所・短所という一般的な性格について記入するのではなく、『あなたは保護者として子どもの性格をどう捉えていますか』ということについて保護者に問いたい」という小学校側の意図が垣間見えます。
志願者の性格(よい点)の記入欄は、罫線5行で1行あたり20〜25文字程度が入るサイズの記入欄です。
3文程度しか書けないと思いますので、志願理由と同様に書く内容を絞って、
- 保護者として、子どもの性格でよい部分だと捉えている点
- そう考える具体的なエピソード
の2つについて記入するのがよいでしょう。
「志願者のよい性格」については、家庭の教育方針や学校の教育目標と繋がる部分があると、一貫性のある主張を展開することができます。
志願者の性格(気になる点)
志願者の性格で、保護者が「気になるな」と感じることについて記入する欄です。
志願者の性格(気になる点)も「よい点」と同様に、罫線5行で1行あたり20〜25文字程度が入るサイズの記入欄で、3文程度しか書けません。
面接官に伝えたいことが伝わるように、エピソードや具体例を交えながら、簡潔明瞭に要旨をまとめておきましょう。
「気になる点」という表現ですので、「短所」という捉え方ではなく、保護者として「気になるな」と感じている性格なら様々な内容を書くことができます。
例えば、「決まりを守る真面目さがある反面、自主性が育つのか気になる」など、あえて長所とも言える性格について記入することもできます。
保護者として、お子さんの性格を多面的に捉えることができていることが重要だと言えます。
「気になる点」には、どんな内容を書けばいいのか悩ましい部分だとは思いますが、
- 保護者として、子どもの性格で気になると捉えている点
- そう考える具体的なエピソード
の2つについて記入するようにしてください。
また、面接で聞かれた時も正しく受け答えができるように、「なぜ気になるのか」「家庭ではどのように対処しているのか」「今後はどう成長を支えていくのか」などについて考えておきましょう。
大阪教育大学附属天王寺小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由
大阪では定員割れしている私立小学校もある中、大阪教育大学附属天王寺小学校は約4倍の倍率であり、大阪で最も競争が激しい小学校です。
受験するご家庭の保護者は教育熱心な方が多く、幼児教室をかけ持ちしたり、家庭教師などの個別レッスンを付けたりして、しっかり対策されている方がほとんどです。
受験者数が多く、しっかりと対策をしているご家庭が多いため、大阪教育大学附属天王寺小学校の願書の重要性が増しています。
また、記述欄が小さいからこそ、簡潔明瞭に論理的で具体的な文章を書くことができる能力も求められます。
しかし、願書に書き慣れていない方には、志願理由や志願者の性格には何を書けばいいのか、エピソードはどのように選んだらよいのかなど、わからないことが多いと思います。
そのような、願書作成にご苦労されている保護者のためにご用意したのが、「願書作成代行」というサービスです。
私が提供する「願書作成代行」では、親御さんから丁寧にヒアリングした内容をもとに、大阪教育大学附属天王寺小学校の合格に繋がる願書を作成させていただいております。
これまでも、大阪教育大学附属天王寺小学校をはじめ、多くの小学校受験を合格に導いてきた経験のあるプロが願書を作成いたしますので、ご安心して願書作成をお任せください。