問題・教材

【小学校受験】しりとりの苦手克服する教え方をプロが解説

【小学校受験】しりとりの苦手克服する教え方をプロが解説
ママ
ママ

小学校受験の対策をしているけれど、しりとりが苦手で理解していないみたい・・

塾長
塾長

小学校受験のペーパー問題には「しりとり」があります。

言語分野の問題ですが、早生まれのお子様や男児に苦手な方も多いですよね。「うちの子しりとり問題って苦手だな」、「どうやって対策したら良いのだろう」と悩む親御様も多いことでしょう。

そこで今回は、小学校受験オーダーメイド願書作成や、世界にたった一つの小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇る筆者が「しりとり問題の苦手克服」について小学校受験のプロが解説します。

言語分野は成長の段階で徐々に身についていく領域ではありますが、対策方法もありますのでぜひご覧ください。

\小学校受験有料級情報を配信/

https://s.lmes.jp/landing-qr/2002433900-rz9pb2yQ?uLand=VXBqdO

うみ塾長の小学校受験
公式LINE
こちらから2秒で登録

【小学校受験】しりとりが苦手なら遊びへ戻る

 

大人もそうですが、幼児にとっても勉強はイヤなものです。苦手なことなら尚更やりたくないでしょうから、まずは遊びながら学んでいきましょう。

親子で遊ぶ

しりとりは親子の会話の中で出来るので、まずは遊びながら取り組んでみましょう。

しりとりをやる前にしりとりのルールもおさらいしておいた方が良いですね。

しりとりは前の人が言った単語の最後の文字(つまり「尻」)から始まる単語を次の人が言って単語を繋げていく言葉遊びです。日本語には「ん」から始まる単語はほぼないため、「ん」が最後に来る単語を言ってしまうと負けになります。このルールを理解した上で、親子で楽しみながら言葉遊びをしていきましょう。

語彙を知っていれば長く続けることが出来るので、できるだけ長く続けられるように競争しても良いですね。語彙を増やすことは小学校に入学した後の国語の勉強にも活きてきますよ。

具体物を使って遊ぶ

 

頭で考えるだけだと語彙が出て来ずにしりとりを上手く繋げられないこともあります。そんな時はカードやパズルを使って遊びながら覚えると効果的ですよ。

 しりとりカード


こぐま会の久野代表が監修している「しりとり絵カード」は食べ物や生き物の絵カードを使って楽しく学べる教材です。カードは68枚あり、すべてのカードを繋げる学習や「食べ物」、「生き物」など、同じ仲間のカードを集めてしりとりで繋げる学習など13種類の学習法があります。

ひらがなしりとりパズル


くもん出版が販売している「ひらがなしりとりパズル」は、ことばピースを繋げて競い合うことで楽しみながらしりとりの学習ができる教材です。ことばピースは100個あるのでどれだけ長く繋げられるかを親子で競ってみましょう。何も書いていない白ピースもあるので、オリジナルのピースも作ることができますよ。

【小学校受験】しりとりで出題される種類と教え方

 

しりとり問題といっても出題方法はいくつかあるので、一つずつ確認していきましょう。小学校受験のしりとり問題は文字ではなく絵を見て行います。コアラとラッコの絵がある場合、「コアラ」→「ラッコ」がしりとりになることを理解しているかどうかを問われます。

 

順番にしりとりで線を繋ぐ・丸をつける

 

定番なのは、しりとりの順番に線で結び最後の絵に丸をつける問題です。5つの絵がありすべてをしりとりで繋ぎ最後の絵に丸をつけるケースと5つの絵のうち4つはしりとりで繋がり、残った繋がらない絵に丸をつけるケースもあります。しりとりは語彙が大事なので、とにかく語彙を覚えるようにしましょう。残った絵を選ぶ問題は難易度が高くなります。繋がらなくなった時に一つ前に戻って別の選択肢を選べるかどうかが大事です。繋がらなくなった時に悩んで手が止まっていては時間切れとなるので頭を切り替える訓練も必要ですね。

逆さしりとり

逆さしりとりとは最後に来る言葉(絵)があらかじめ分かっていて、その前の言葉やさらにその前の言葉が何かを見つけていくしりとりです。例えば、最後の言葉が「パンダ」だとすると、その前の言葉は「パ」で終わる言葉になりますよね。すると選択肢の中から「ラッパ」を見つけて、さらにその前の言葉を見つけていきます。次は「ラ」で終わる言葉になるので、選択肢の中から「コアラ」を探せば「コアラ」→「ラッパ」→「パンダ」となり逆さしりとりの完成です。逆さしりとりは最後にある言葉の最初の文字が何になるのか?そしてその最初の文字で終わる言葉が何になるのか?を見つけることができれば解くことができますよ。

2番目しりとり・3番目しりとり

2番目しりとり・3番目しりとりはその名の通り2番目・3番目の文字でしりとりをしていきます。

例えば、「こうえん」→「うさぎ」→「さかなつり」→カモメ」のようなしりとりです。問われているのが2番目なのか3番目なのかをしっかり理解して解かないと全然繋がらずに混乱してしまうので設問はしっかり聞き取れるように練習しておきましょう。

真ん中しりとり

真ん中しりとりとは前の言葉の真ん中の文字を繋げていくしりとりです。

例えば、「コアラ」→「あたま」→「たわし」→「わかめ」のようなしりとりです。普通のしりとりと違って真ん中の文字が「ん」になると負けになります。「メロン」や「ライオン」はOKですが、「パンダ」はNGです。3文字の言葉なら「真ん中の文字がどれか?」は探しやすいですが、5文字や7文字になると難しくなるので、まずは真ん中の文字がどれかを正しく分かるように練習していきましょう。

 

小学校受験でしりとりを出題する学校側の意図

 

これまでたくさんのしりとりについて解説しました。しりとり問題は多くの小学校の試験で出題されています。なぜ小学校受験でしりとりが出題されるのでしょうか?

 

集中力があるか

 

しりとり問題は集中しないと解けません。問われるしりとりの種類が通常のしりとりなのか?逆さしりとりなのか?真ん中しりとりなのか?をしっかり聞いて理解する必要があるからです。これはしりとり問題に限らず、他のペーパー問題や行動観察、運動などの指示理解に必要な力ですので、しっかり身につけておきましょう。

 

語彙力があるか

 

しりとり問題は語彙力がないと解けません。絵を見て何の言葉かを当てる必要があるからです。「見たことはあるけど、何ていう名前だろう?」の状態では、しりとり問題は解けませんよ。語彙力がないと会話でも思っていることが上手く伝えられず困ることがあるので小学校も語彙力があるかどうかをしりとり問題で見ているのです。

 

瞬発力があるか

 

しりとり問題は発問を聞いてすぐに取り掛かる瞬発力が必要です。描かれている絵が何の絵かを判断して、その絵に繋がら絵がどれなのかを瞬時に判断しないと解けないからです。ペーパー難関校として知られる暁星小学校は制限時間1分程度で瞬時にしりとり問題を解く必要があります。瞬発力がないと時間切れとなり減点となりますので、瞬時に判断して解けるようにしておきましょう。

 

【小学校受験】しりとりの苦手克服する教え方をプロが解説まとめ

 

しりとり問題は言語分野なので男児や早生まれのお子様は成長が追いつくまではなかなか難しい場面もあるでしょう。しかし練習を重ねれば必ずできるようになりますので、諦めずに続けてください。親子の会話も大切です。会話の中で多くの語彙に触れることでだんだんと語彙力が上がりますので、意識して親子の会話を増やすようにしていきましょう。口頭試問や面接の対策にもなりますよ。

\小学校受験有料級情報を配信/

https://s.lmes.jp/landing-qr/2002433900-rz9pb2yQ?uLand=VXBqdO

うみ塾長の小学校受験
公式LINE
こちらから2秒で登録

 

 

error: Content is protected !!