追手門学院小学校を受験しようと思ってるんだけど、面接ってなにを質問されるの?!
追手門学院小学校の面接は、合否を分ける大切なものです。
今回は、そんな追手門学院小学校の面接で質問される内容について、世界にたった一つの小学校受験面接回答集作成付きレッスン や
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ぜひ最後までご覧いただき、対策に役立ててください。
【追手門学院小学校 】面接の特徴
追手門学院小学校の面接の特徴は「ご両親に教育についての意見をしっかりと聞く」ところにあります。追手門学院小学校の面接は、保護者面接のみおこなわれます。子ども(志願者)の面接はありません。
ご両親は追手門学院小学校の保護者面接を受けるにあたって、面接前に家庭学習や教育に関する意見をしっかりと話し合いましょう。
追手門学院小学校は内部進学できるにも関わらず、中学校受験をおこなう子どもが多数います。追手門学院小学校のこれまでの中学進学実績は灘、甲陽学院、神戸女学院、六甲、高槻、大阪星光学院、四天王、清風南海、東大寺学園、西大和学園、洛南高附属等です。
追手門学院小学校では小学校受験の後も、中学校受験を目指す家庭が多く在籍しています。学校側も高い意識を持ち、中学校受験に挑んでいます。
家庭勉強・家庭教育に関する意見は面接時にしっかりと述べられるようにしておきましょう。
教育に関する意見を深めるにあたって、追手門学院小学校の特徴であるICT教育に絡めた回答を考えておきましょう。
追手門学院小学校は日本の初等教育にSociety5.0(ソサエティ5.0)に求められる力を育成する学びの構築を重要視しています。Society5.0についても理解を深めておきましょう。
「読み・書き・計算×ICT=追手門未来型教育」を実現するにあたり、1人1台のタブレットPCや大型電子黒板でICT環境と教育現場の融合を進めているという教育方針も把握しておきましょう。
追手門学院小学校はICT教育をおこなうにあたり、スマートフォンやインターネットの正しい使い方の指導にも力を入れています。
スマートフォンやインターネットを子どもにどのように使わせたいか等のICTに関連する質問も想定されます。
追手門学院小学校の伝統を重んじながらも、ICTを活用した最先端の学びがおこなわれているため、教育に関する最新情報への知見も必要です。
最新の教育情報に関しても意見が述べられるようにしておきましょう。
追手門学院小学校の教育理念である「社会有為の人材育成」、教育目標である「敬愛・剛毅・上智」、児童目標の「高い学力」「強い体」「ねばり強い心」「親切」と絡めた家庭での教育方針を面接時に伝える必要があります。
追手門学院小学校が身に付けさせたい資質・能力(コンピテンシー)である「挑戦力・探求力・表現力」も面接時に質問された場合、答えられるようにしておきましょう。
過去の保護者面接の時間は約10分程度でした。
子どもは面接ではなく運動能力、生活習慣、行動観察がおこなわれます。
【追手門学院小学校 】面接で質問される内容
追手門学院小学校の面接で質問される内容について、お父様、お母様に分けて詳しく解説していきます。
お父様
- 志望動機
- 出身校
- 学校の教育理念・教育目標・教育方針についてどう思っているか
- 家庭でどのような教育を子どもにおこなっているか
- 休日は子どもとどのように過ごしているか
- 学校までの交通手段
- 子どもが熱中していること(興味をもっていること)は何か
- 幼稚園での過ごし方、担任からの評価
- 子どもの健康状態について
- 子どもの性格について
- 趣味は何か
- 学校に期待していることは何か
- いじめを受けたらどのような対応をするか
- 家庭での父親の役割について
- 妻の子育てについてどう思っているか
お母様
- 志望動機
- 出身校
- 子どもの長所はどのようところか
- 子どもの短所はどのようなところか
- 母親の家庭での役割について
- 趣味は何か
- 夫婦は協力して子育てができているか
- 最近気になっている教育問題・社会問題は何か
- 生活の中で大切にしていることは何か
- スマートフォンを持たせたいか(持たせているか)
- インターネットをどのように使わせているか(使わせていきたいか)
- 夫の子育てについてどう思っているか
- しつけの方法
- 子どもの好き嫌い、食育について
- 子どもとどのような遊びを楽しんでいるか
- どのような仕事をしているか(共働きの場合は母親にも質問される可能性がある)
お子様
追手門学院小学校は子ども(志願者)の面接はおこないません。
運動能力、生活習慣、行動観察があります。
【追手門学院小学校 】面接で失敗しないために気を付けることまとめ
追手門学院小学校の面接で失敗しないように「ご両親の教育方針に違いを作らない」ように気を付けましょう。
母親・父親のどちらか一方だけが、子どもの教育に積極的だと面接官に良い印象を与えません。
ご両親どちらも積極性を持って子どもの教育に携わっていると伝えましょう。ご両親の教育方針にズレが無いようにしっかりと話し合い、考えや意見を統一する必要があります。
面接ではご両親の雰囲気や関係性も見られています。
ご両親はお互いのプライベートや趣味、休日の過ごし方等も把握しておいたほうが面接での失敗は減るでしょう。
保護者面接の場合は意見のすり合わせがおこないやすいため、対策をおこなえば失敗しません。子どもが同席する面接は、子どもとご両親の雰囲気も見られています。
保護者面接は子どもが同席しない分、面接の難易度が低めです。
ご両親の出身校や仕事等の質問もあります。
保護者の中には会社経営者、士業(弁護士、司法書士、税理士)もいますが、一般的ないわゆるサラリーマン、OL、共働き、片親もいます。面接は職業や家柄を判断する場ではありません。あくまで、追手門学院小学校の教育方針と家庭の方針にずれは無いか等を見られています。
いくら素晴らしい職歴を持っていても、子どもへの教育方針等を答えられなければ面接に失敗する可能性が上がるでしょう。
追手門学院小学校は名門校ですが、保護者面接の難易度が特別に高いわけではありません。小学校面接の基本的な質疑応答の対策をしっかりとおこなえば、面接に失敗する可能性をグッと減らせます。