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【熊本大学教育学部附属小学校】面接で質問される内容をプロが解説!

【熊本大学教育学部附属小学校】面接で質問される内容をプロが解説!

 

ママ
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熊本大学教育学部附属小学校の面接で質問される内容を知りたい!

塾長
塾長

熊本大学教育学部附属小学校は、熊本県にある国立小学校です。熊本には私立小学校がありませんので、公立以外の小学校ですと「インターナショナルスクール」と今回ご紹介する「国立小学校」の2種類しか選択肢がありません。

 

熊本大学教育学部附属小学校では毎年保護者面接が実施されます。全国的に見ても特徴のある面接なため、しっかりと対策が必要です。今回は、全国の国立・私立小学校の面接レッスンや回答集の作成をしているプロが、熊本大学教育学部附属小学校の面接についてご紹介します。

熊本大学教育学部附属小学校の面接を受けるなら知っておくこと

熊本大学教育学部附属小学校は、創立150年という長い歴史を持つ国立小学校です。全国の国立小学校と同じく、既存・新規の教育理論や教育実習の研究実証を行ために教育活動を行っています。熊本大学で教員を目指す多くの学生が毎年実習に参加しているため、普段から学校に所属する先生以外の方とお会いする機会も多いでしょう。

 

熊本大学教育学部附属小学校の教育目標は3つあり、「自主・自立の教育」「個性重視の教育」「自他の尊重の教育」です。特に子どもたちの「主体性」を大切にしているため、どの授業においても生徒がクラスの仲間と互いの意見を交換したり、レポートをまとめたりと受け身ではなく能動的に関われる授業づくりをされています。

 

例えば過去の社会科の授業では、「自分がスーパーの販売員になって、お店や商品をPRするチラシを作る」というテーマで、実際に見学や店員さんへのインタビューから必要な情報を得てまとめるという内容が実施されました。

 

また、1年生の算数では「足し算のお話(問題)を作ろう」というテーマで、自分で作成した問題をクラスメイトに紹介し、一緒に解くという授業展開もされています。1つの教科に偏らず、どの教会でも自分自身で考えて問題と向き合う、仲間と意見を交換することで新たな思考に出会うといったプログラムが魅力の学校だといえるでしょう。

 

ちなみに、熊本大学教育学部附属小学校のホームページではその年に実施された教育活動について「教科等別指導案アーカイブ」を残しています。他校に比べると、かなり内容が見やすく目的や実施方法、生徒の様子についても理解ができますのでぜひ深く読み込んでおきたいところです。

 

ちなみに、熊本大学教育学部附属小学校はPTA活動も盛んで、親御様向けのクラブ活動も実施されています。学校との連携、他の親御様と良い関係を築きながら共に子どもを見守りたいという親御様にはぴったりの学校です。

 

一方で、できるだけ子どものことは学校に任せて、行事以外の保護者活動や親同士の交流はない方が良い、という方にはやや不向きな面があると思います。全員が毎日のように参加しなければならないPTA活動ではありませんが、ある程度は学校や他の保護者へ協力する姿勢を持っていると良いでしょう。

 

また、多くの国立小学校で行われる「抽選」ですが、熊本大学教育学部附属小学校は行われる年とそうでない年があります。応募人数によって変わりますので、受験する年度に学校からのアナウンスを必ず確認してください。

 

【熊本大学教育学部附属小学校】面接の特徴

 

熊本大学教育学部附属小学校の面接は、保護者面接です。近年では「保護者はどちらか1人」と指定があります。お父様・お母様どちらが参加しても大丈夫です。

 

また、小学校受験面接は全国的に10分から15分程度が平均です。しかし、熊本大学教育学部附属小学校の面接時間は、なんと「3分」。タイマーできっちり測って行われます。

 

そのため、回答が途中でも時間になれば中断して退出しなければなりません。公平さを重んじる国立小学校ですから、その点は私立よりも厳しく「この質問が終わるまで待ちましょう」ということはありませんので注意しましょう。

 

面接回答は、志望理由とプラスで2~3つ程の質問がなされます。志望理由は少し長く、1分から1分半程度家庭の教育方針や熊本大学教育学部附属小学校で魅力に感じたエピソードなどを交えながらお話しましょう。

 

熊本大学教育学部附属小学校も、ここ数年の国立小学校面接の傾向と同じく、交通ルールや社会的マナーといった親の躾を確認するような質問がなされます。熊本大学教育学部附属小学校は基本的に車での送迎が禁止ですから、お子様は合格されましたら電車やバスなど公共の乗り物で毎日登校しなければいけません。すべての生徒ではありませんが、バスや電車のマナーが悪い生徒に対する苦情があったこともあり、先生方もその点をしっかり親御様がしつけていけるのか気にされるようです。

 

また、これは熊本大学教育学部附属小学校に限らず全国の私立・国立小学校全体的によく行われるようになった「学校・友人とのトラブルがあったときの対処方法」といった、モンスターペアレントをふるい落とす質問も多いです。この場合、回答としては「自分や子どもが被害者である」と想定したものではなく、「自分たちが加害者になることもある」と想定してお話する必要があります。また、すべてを学校任せにするのではなくまずは家族でしっかり話し合い、直すべきところは直すというお考えがなければいけません。先程も申し上げましたが、熊本大学教育学部附属小学校は子どもの主体性を大切にしています。子どもが話し合いで解決できる問題にもすべて首を突っ込むのではなく、自分で解決できるように導く親であるということを短い回答でお伝えしましょう。その上で難しいトラブルは先生方に相談する、子どもの話だけを鵜呑みにしない、何かあれば必ず親として責任を持ってしつけていく、というスタンスであれば問題ありません。

 

【熊本大学教育学部附属小学校】面接で質問される内容

 

親御様

  • 志望理由をお話ください
  • お子様の長所、短所を教えて下さい
  • ご家庭の躾で気をつけていることはなんですか
  • 家庭の教育方針はなんですか
  • 過程の教育方針と熊本大学教育学部附属小学校の教育目標の一致点はなんですか
  • 交通ルール、電車やバスのマナーはどう教えていますか
  • お子様は電車やバスのマナーを理解していますか
  • もしもお子様がバスで騒いだらどうしますか
  • 学校からお子様が泣いて帰ってきたらどうしますか
  • 学校でトラブルがあったらどうしますか
  • 学校でトラブルがあり、お子様と本校教員の意見が異なる場合はどうしますか
  • お子様がお友達に怪我をさせたらどうしますか

 

【熊本大学教育学部附属小学校】面接で失敗しないために気をつけること

 

熊本大学教育学部附属小学校は国立の中でも、生徒が主体的に授業を楽しめるような取り組み、研究を行う学校です。例年ですと、願書は志望理由を記入するスペースがありません。そのため、志望理由を含め親御様の思いをお伝えできるのはこの短い面接のみです。1つの質問に短い回答でズバズバ答えることも必要ですが、その中にエピソードを上手く入れ込み、ご家族の思いをしっかりとアピールしてください。

 

私は熊本大学教育学部附属小学校をはじめ、全国の国立・私立小学校面接対策のためオンライン面接レッスンを行っています。レッスンには回答集の作成もついてきますので、何を話せばいいかわからない、短い内容にまとめるのが苦手という方はぜひ一度ご連絡ください。

 

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