小学校受験に固定電話って必要?
親が固定電話なくて携帯番号だからって落ちることってある?
小学校受験の願書には「自宅電話」を記載する欄がある場合があります。
これを見て「固定電話が必要なの!?どうしよう間に合わない…」と焦ってご相談いただくことが何度もありました。近年では固定電話をお持ちのご家庭は減りつつあり、スマートフォンのみでも生活を送る上では何の問題もありません。
一方で、固定電話がないことで小学校受験が不利になってしまうのでは。と悩まれることもあるのではないでしょうか。
本記事では、オーダーメイド願書作成で高い合格実績を誇る小学校受験のプロが、小学校受験に挑戦するには固定電話は必要なのか?長年の疑問にプロがお答えします。
【小学校受験】 固定電話は必ずしも必要ではない
結論から言うと、小学校受験に固定電話は必ずしも必要ではありません。
幼児教室によっては「固定電話はあったほうがイイ」と指導を受ける場合もあるかもしれません。けれど、それもマストではなく念には念を。状況を万全にという姿勢からのご意見です。
実際、首都圏域に教室を持つ大手のお教室の室長先生に質問をした際も「そんなことは一切ありませんよ。そんな心配をされる時間があるならば、願書に頭を悩ませてくださいね」と笑われたものです。
もちろん受験する学校によって可能性はゼロではありませんが、もし固定電話の所持がマストの学校であれば、受験準備中に幼児教室の先生からそのようなご指導があるはずです。
過去、私立小学校からの連絡方法は自宅電話やFAXが主流だった時代がありました。また、地域の局番(東京都であれば03など)を持っていることで近隣に住んでいることのアピールとなり本気度が伝わるような側面もあったのかもしれません。
けれど、教員の働き方改革やコロナ禍を経て私立小学校では連絡網のIT化が急速に進みました。多くの学校がスマホアプリやネットツールを利用した連絡帳を導入し、ペーパーレス化や教職員の負担削減を目指して努力されている最中です。
現代の小学校受験において、固定電話がそこまで重要なものではないことがお分かりいただけたかと思います。
【小学校受験】 固定電話の心配よりも大切なこと
小学校受験用の願書について、固定電話の心配よりもよほど大切なことがあります。
それは、各学校のお好みに合わせたアピール方法でご家族の教育方針や属性などの固有性を伝えることです。
願書の提出は、ご両親が学校への想いを伝えられる数少ない機会のひとつです。
自分たち家族がいかにその学校を必要としているか、どんな想いで子育てをしてきたのか。学校に入学することで、子どもにどのように成長してほしいのか。
考え出せばきりがありませんし、合格を願えば願う程伝えたい思いは溢れてくるはずです。固定電話の心配などしている場合ではありませんよね。
いっぽうで、願書はただ想いのこもった内容を書けばいいというものではありません。
内容がどんなに素晴らしい願書でも、学校との相性や聞きたいポイントがずれていると残念な結果に繋がってしまうのです。
学校によって好ましいと思う伝え方や表現方法が存在し、学校が100校あれば100校ごとにそのルールも異なります。
願書は、学校を深く理解しポイントに合わせて記載内容を検討する必要があります。
これは簡単なことではなく、学校内部にツテや在校生の知り合いがいないと十分な対策ができない場合がほとんどです。また、幼児教室や個人塾によっても「得意・不得意」な学校が存在します。
志望校に特化したポイントをおさえた合格できる願書を用意したい。
そう強く願う場合は、いっそのこと願書代行サービスを利用するのもおすすめです。
私は、願書代行サービスを行っております。志望校やご家庭の想い・属性・お気持ちを時間をかけて丁寧にヒアリングし、そのご家族でなければ書けないであろう完全オーダーメイドの願書をご用意することができます。
願書代行サービスは時短にも役立ちます。学校を調べ資料をまとめたり関係者にお話しを聞いたり…手間暇がかかる願書を代行させることで、時間にゆとりがうまれます。
その時間で、お子さまのお勉強をサポートしたり一緒に遊んだり…少しでもお子さまと共に過ごす時間を増やすことが、小学校受験を成功させる1番大切なことに繋がりますよ。
また、小学校受験中は気付かぬうちに心身ともにストレスがたまるものです。
願書代行サービスを利用してできた時間を活用し、自分のために時間を使ったり、ゆっくり休んでみてはいかがですか。
そうすることで、イライラしがちな受験期でも、お子さまと笑顔で接することができるようになりますよ。
利用できるものは上手に利用して、楽しく小学校受験準備を進めてくださいね。