群馬県で小学校受験をするんだけど、人気の私立・国立小学校のランキングを知りたい!
群馬県には1校の国立小学校と3校の私立小学校があります。全て共学校で、それぞれが目指す子ども像を実現するために特色ある教育活動を行っています。
今回は、群馬県の国立・私立小学校を、小学校受験のプロが今までの経験やデータを参考に人気順ランキングでご紹介します。
群馬県で小学校受験を検討している皆様は、ぜひ今後の参考にしてください。
本記事では、願書作成代行や回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る筆者が
群馬県の国立小学校、私立小学校を含めた小学校受験ランキングについて解説します。
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群馬の小学校受験で人気のある小学校・倍率は?
全国的にもそうですが、群馬県も例に漏れず国立小学校が人気となっています。公立と変わらない金額で、よりハイレベルな教育が受けられる印象があるからでしょう。
群馬県の国立小学校は倍率非公開ですが、抽選になる年もあるほど人気です。また、私立小学校と併願して国立を受験し、合格すれば私立を辞退するという方も毎年いらっしゃいます。
また、群馬県の私立小学校はどの学校も英語教育に力をいれています。そのため、インターナショナルスクール出身で、今後も英語力を継続して高めたいという方も多く受験する傾向です。
群馬の小学校受験の人気ランキング
群馬県の小学校受験は、親御様の出番も非常に多くなります。志願者の能力だけでなく、親御様が学校についてどの程度理解し協力してくれるか、また学校と同じ教育観で子育てをしているかも重要になるのが小学校受験です。
中学受験や高校受験では、お子様の点数と内申点が重視されます。一方で小学校受験は、お子様がどれほど優秀でも親御様の作成する願書や面接の受け答えがしっかりしていなければ合格できません。
今回のランキングでは、学校の教育目標や考査内容もご紹介します。以下のランキングを見て興味を惹く学校がありましたら、ぜひホームページや学校見学で理解を深めてください。
群馬大学共同教育学部附属小学校
群馬大学共同教育学部附属小学校は、群馬県で唯一の国立小学校です。附属の幼稚園から内部進学者がいるため、小学校からの受験は狭き門だと考えてください。倍率は非公開ですが、多い年では2〜3倍となることもあると言われています。
1人1台のタブレットを使用したICT教育や、「ビジュアルプログラミング言語」と呼ばれる子ども向けのプログラミングソフトを使用した教育が人気です。
11月中旬に抽選、翌年1月末頃に能力検査が実施されます。能力検査では、「先生の指示をよく聞き、的確に動けるお子様」「年相応の学習能力やマナーが身に付いているお子様」が合格する傾向です。
考査の内容は難しくありませんが、群馬大学共同教育学部附属小学校の学校教育目標「つよく・ただしく・かしこく」を体現できる素質が備わっているかが合格の鍵となるでしょう。
わからない問題にも粘り強く立ち向かい、協調性を持って行動する姿や、礼儀正しく自発的にごあいさつのできる姿を見せられるよう普段から取り組んでおくことをおすすめします。
試験内容 | <第一次選考>
保護者抽選(応募者が80名を超えた時のみ) <第二次選考> 書類審査、面接(口頭試問を含む) |
所在地 | 〒371-0032
群馬県前橋市若宮町2-8-1 |
募集人数 | 男子・女子合わせて約47名程度
※附属幼稚園からの進学者を除く |
倍率 | 非公開 |
教育目標 | 「つよく・ただしく・かしこく」 |
宗教 | なし |
ぐんま国際アカデミー初等部
ぐんま国際アカデミー初等部は、高校までの12年間一貫教育により国際社会のリーダーとなりうる子どもたちを育成します。
そもそも群馬県太田市は「英語教育特区」の第1号として認定されており、ぐんま国際アカデミー初等部は実践的な英語教育を行う一貫校として2005年に開校しました。
日本人教員と外国人教員による英語イマージョンプログラムを実践しています。2011年にはIB(国際バカロレア)認定校、2022年にはMYP(国際バカロレア中等教育プログラム)認定校として承認されました。
公立小学校が6年間で約210時間の英語教育を行うのに対し、ぐんま国際アカデミー初等部は4,842時間も英語に触れることができます。国語、社会、総合学習は基本的に英語で行われるため、より実用的な英語力を身に付けられる環境です。
出願期間は9月の2週間程度、考査は11月に行われます。英語でも面接が行われますが、難易度はそこまで高くありません。簡単な受け答えができること、親御様が国際教育に理解があることが重要です。
試験内容 | ペーパーテスト
行動観察 日本語面接 英語面接 保護者面接 |
所在地 | 〒373-0033
群馬県太田市西本町69-1 |
募集人数 | 男女合わせて90名 |
倍率 | 約1.5倍 |
教育目標 | 知性 Knowledge
創造 Creativity 品格 Dignity |
宗教 | なし |
共愛学園小学校
共愛学園小学校はキリスト教の価値観を主軸とした教育活動を行っています。「聖書の時間」を設けるなどキリスト教主義の強い学校ですが、入学にあたってクリスチャンであることは求められません。
A5の授業は1年生から始まり、ネイティブの教員が指導してくださいます。2016年では、公立小学校の8.5倍も英語に触れる機会があり、日常会話を話せるようになることはもちろん、国際感覚を身に付け広い視野で世界に貢献できる力を養うのが共愛学園の特徴です。
小学校では基礎学習にも力を入れ、「振り返りの時間(繰り返しの時間)」「Kyoai Time(学年裁量の時間)」といった独自のカリキュラムにより、全員が遅れを取ることなく基礎を定着させることができます。
入試には英語テストがありませんので、英語初心者でも1年生から丁寧に指導してくださいます。入学試験は毎年3回ほど設けられ、第1回入学試験が8月末から9月中旬、第2回入学試験が9月末から11月末、第3回入学試験が12月1日から1月初旬です。
すでに高い学力や知性が身に付いたお子様よりは、協調性や思いやりが全面に出た、礼儀正しく先生のお話をよく聞けるお子様が好まれます。また、親御様の面接では宗教教育への理解や心の教育をどのように行ってきたのかを聞かれる傾向です。
試験内容 | 親子面接
適性検査(筆記・集団遊び) |
所在地 | 〒 379-2186
群馬県前橋市小屋原町 1097-2 |
募集人数 | 男女合わせて60名 |
倍率 | 約1.2~1.4倍 |
教育理念 | 「わたしがあなたがたを愛したように互いに愛し合いなさい」
情操教育(こころ優しい子) 英語教育(英語でコミュニケーションがとれる子) キャリア教育(目標に向かって歩み続ける子) |
宗教 | キリスト教 |
フェリーチェ玉村国際小学校
フェリーチェ玉村国際小学校は、幼小連携教育校です。1歳から12歳までバイリンガル教育を実施し、ネイティブ並みの英語力と日本語教育をバランス良く行います。元々はインターナショナルスクールを経営していた田村正幸氏が創立したため、国内では2番目の株式会社が設置した珍しい私立小学校です。
系列には認定こども園のみで、中学や高校はありません。そのため外部受験が必須ですが、大妻嵐山中学校・東京成徳大学深谷中学校・秀明中学校の3校と連携しているため指定校推薦もあります。
1クラス20人以下という少人数制ながら外国人講師と日本人講師の2名による手厚い英語教育を受けられることが人気の秘訣です。基本的に「ENGLISH & L.A.」「生活」「図工」「総合」「クラブ活動」は英語のみで実施、「体育」「音楽」「家庭科」「道徳」は日本語と英語の両方で学習を進めます。
入試はA,B,C日程があり、A日程は8月中に願書の提出、9月中旬に入学試験があります。B日程は10月初旬から中旬に願書提出、10月末に入学試験という流れです。C日程は12月中に出願、1月前半に試験があります。
しかし2023年度は、A日程で規定の人数に達したためB,C日程の実施はありませんでした。倍率は非公開ですが、このことから定員割れや全入はありえないことがおわかりいただけるでしょう。
小学校からの受験生は英語力を確かめるテストがあります。これは、子ども園から内部進学されるお子様が準2級〜5級レベルの英語力を保有しているためです。そのため、最低でも英検5級レベルは取得しておくと良いでしょう。
試験内容 | 知能学力検査(全員)
面接(保護者) 英語力(外部生のみ) 遊びの行動観察(外部生のみ) |
所在地 | 〒370-1102
群馬県佐波郡玉村町飯塚328 |
募集人数 | 男女合わせて40名 |
倍率 | 非公開 |
教育方針 | 聖書に基づいた人格教育「すなお、まじめ」
|
宗教 | キリスト教 |
群馬の小学校受験の人気ランキングまとめ
いかがでしたか。群馬県の国立・私立小学校は4校あり、どの学校も独自のカリキュラムで未来を生きるお子様方の素質を伸ばす教育を実施しています。私立小学校は英語力が必要なところもあるため、お子様の将来像やこれまでの教育を振り返り、今後どう成長してほしいのかよく考えた上での志望校選びをしてくださいね。
小学校お受験カレッジでは、願書作成や面接レッスンも行っております。毎年群馬県をはじめ、全国の難関小学校願書や面接指導で合格をいただいてきました。群馬県で小学校受験を目指したいが不安があるという方は、お気軽にご連絡ください。
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