どうしよう、小学校受験の願書が手書きなんだけど、私って絶望的に字が汚いのよね・・・
それに、記入欄が大枠しかないから、どれくらいの字の大きさで書いたら良いのか分からないわ。
願書を書くときに「字が汚い」とお悩みの方もいらっしゃいますが、きちんと対応すれば合格できますので安心してください。
字が汚く見える最大の理由は、字の大きさがバラバラになってしまうことです。
ということで、今回は、字が汚くても字が綺麗に見える方法をご紹介します。
字の大きさに関しては、願書を見てみないと何とも言えませんが、書きたいことがきちんと書けて、願書を読む先生が見やすい大きさが良いですね。
具体的にどれくらいの字の大きさが良いか知りたい方は、願書作成サービス「小学校受験願書作成」をご利用ください。
学校に合わせて受験に勝ちに行く願書の書き方をアドバイスさせていただきますよ。
【小学校受験願書】字の大きさを合わせる方法
字が汚いとお悩みの方に朗報ですが、字は「綺麗に書く」より、「丁寧に書く」方が大切です。
例えば、どんなに達筆でも行書体でスラスラ書かれた文字は、学校の先生には好まれません。
願書などの書類は相手に読んでもらうことが前提ですから、楷書体で丁寧に書いてあることが重要です。
「字が汚くても、丁寧さは伝わるものかしら・・・」と思いましたか。
はい、普段から子どもたちに字の指導をしている先生には、きちんと伝わりますよ。
そして、丁寧さを伝えるためには、「字の大きさのバランスが取れている」「字(文)が曲がっていない」「適度な字の大きさであること」などが大切です。
「適度な字の大きさ」ついては、記入する枠の大きさにもよるため、正直なところ願書を見てからでないとどれくらいが良いのか判断できません。
強いていうなら、願書を読む先生が読みやすい字の大きさといったところでしょうか。
では、バランスの取れた字を書くために大切なポイントについて解説していきます。
定規で1文字1マスになるように鉛筆で線を引く
小学校受験の願書の記入欄には、主に次の2種類があります。
- 自由記述ができる枠だけがあるタイプ
- 記入欄に罫線があるタイプ
罫線があればまだ書きやすいのですが、枠しかない場合は書いていくうちに字が斜めになってしまったり、字がジグザグに傾いてしまったり、次のバランスが崩れてしまいがちです。
そこで、まずは原稿用紙のように定規を使ってマスを書いてください。
こうすることで、字の大きさが合いますし、行間が文字間が整うため、全体として綺麗な字に見えるようになる効果があります。
先述の通り、マスの大きさについては、全体の枠の大きさや書く分量、学校の傾向などによるため、一概に何cmが良いとは言えません。
具体的な文字数や線の引き方については、願書を確認してからアドバイスさせていただきますので、ぜひ「小学校受験願書作成」からご相談ください。
何文字で書くのかは、願書作成代行・添削で小学校に合わせた文字数と、どのように線を引けば良いのかお伝えしています
鉛筆で下書きをする
マスが書けたら、そのマスに合わせて下書きをしましょう。
強い筆圧(濃い字)で書いてしまうと、願書に鉛筆の線が残ってしまったり、鉛筆で書いたときの凹みが残ってしまったりします。
あとで消すことも考えて、極めて弱い筆圧(薄い字)で下書きをしましょう。
また、下書きだからといって、雑に書くのは禁物です。
後から下書きをもとに清書することを考えて、ゆっくり丁寧に記入しましょう。
この時、手元に辞典やひらがな表を置いておくことをおすすめします。
お手本の字を見ながら、字の形、とめ・はね・はらいを意識して書いてください。
漢字はひらがな・カタカナに対して大きく書くと、全体の字のバランスが取れるようになりますよ。
ボールペンでなぞる
下書きができたら、ボールペンでなぞりましょう。
このとき気を付けないといけないのが「鉛筆の芯が、ボールペンのインクを弾いてインクがうまく出ない」という事態です。
それを避けるためにも、できる限り下書きの筆圧を弱くすることを意識しましょう。
場合によっては、なぞる前に消しゴムでギリギリまで消すこともひとつの方法です。
また、枠の大きさに合った太さのボールペンや書きやすいボールペンを使うことも大切です。
おすすめのボールペンについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
しっかり乾いてから、消しゴムで鉛筆の線を消す
清書ができて、ボールペンのインクが乾いたら、消しゴムで鉛筆の線を消しましょう。
水性ボールペンの場合、乾くまで少し時間がかかりますので、じっくり乾かすことが大切です。
また、油性ボールペンの場合、消しゴムが油性インクを吸収しようとして筆跡がかすれてしまう場合があるので注意してください。
消しゴムで字を消すときは、いきなりゴシゴシするのではなく、消しゴムをトントン叩きつけながら様子を見て消していきましょう。
下書きを薄く書いていれば、トントンしていくだけでも鉛筆の跡を消すことができますよ。
【小学校受験願書】字の大きさを合わせる時に使いたいもの
綺麗な文字を書くためには、使う道具も大切です。
高級品は必要ありませんので、下記の物を用意しましょう。
下敷き
机の表面にちょっとした凹凸があると字が汚くなったり髪が破れる恐れがありますし、硬い机の上だとペン先が滑ってしまって綺麗な字を書きにくくなります。
「ソフト下敷き」などと言われる、少し柔らか目の下敷きがあると、ペン先が滑らないため綺麗な字を書きやすくなります。
願書を置いたときにはみ出ない大きさ(A4サイズ以上)の下敷きを用意しましょう。
HBまたはHの鉛筆
下書きに使う鉛筆はHBまたはHの鉛筆を使うのがおすすめです。
HB→F→H→2H→3Hと、Hの前の数字が大きくなるほど色が薄くなるため、鉛筆の跡が消しやすくなります。
そのため、できるだけ薄い字で書きたい方は、Hの鉛筆を使いましょう。
一方で、 HB→B→2B→3BとBの前の数が大きくなるほど色は濃くなりますが、鉛筆の芯が柔らかくなるため、インクがかすれにくくなると言う特徴があります。
インクがかすれにくい方が良い場合は、HBを使うと良いでしょう。
下書きにシャーペンを使うのはおすすめしません。
芯が細いため筆圧が強くなりやすく、紙が凹んでしまったり、下書きの線が残ってしまったりする原因になります。
30cm定規
願書にマスを引くためにのアイテムとして、30cm程度の長さの定規があると便利です。
筆箱に入っているサイズは15cmだと思いますが、これだと一気に線を引くことができません。
そのため、引きたい長さ以上の定規を用意するようにしましょう。
マスを書く時に他の線が隠れないように、透明タイプの定規があると線が引きやすいと思いますよ。
よく消える消しゴム
鉛筆の線を綺麗に消すことができる消しゴムを用意しましょう。
消しゴムは、白のプラスチック消しゴムがおすすめです。
黒い消しゴムだと、消しゴムの表面に汚れがついていても気付きにくいため、紙を汚してしまう恐れがあります。
また、プラスチック消しゴムの方がラバー消しゴムよりも鉛筆の線を消しやすいでしょう。
消しゴムで下書きを消すときは、初めに消しゴム自体が汚れていないか確認して、汚れがあれがあれば綺麗に落としましょう。
消す時も、一気に消すのではなく、少しずつ消すようにしてください。
いきなり力を入れて消そうとすると、インクが広がってしまったり、紙を破ってしまったりするかもしれません。
もしインクが乾いているか心配なときは、軽く消しゴムを押し当て、インクが付かないか確認すると安心ですよ。
【小学校受験願書】字の大きさも大事ですが、中身はもっと大事!
上記のような方法で願書を書くことで、字が汚くても綺麗な字に見えますのでがんばってみてください。
ただ、字の丁寧さよりも重要なのが願書の中身ですよね。
綺麗な字の願書よりも、「志望理由」「子どもの長所・短所」などの中身が充実している願書の方が、合格に近づくことは間違いありません。
「願書ってどう書くのが正解なの?」「好印象になる願書の書き方があるって本当?」とお悩みの方、その悩みの解決は、全て私にお任せください。
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