小学校受験諦めようかと思ってる・・どこかに相談したいけど、塾の先生にはぶっちゃけられない・・
小学校受験を諦めた方が良いのか問題は、誰もが通る道です!
私のようなプロですら、我が子の時には諦めた方がいいのか・・
と思ったことは何度もあります。
みなさんが一生懸命取り組んでいるからこそ苦しみ悩み、限界を迎えてしまいますよね。
そして、今回は「小学校受験をあきらめるべきか」について答えたいと思います。
諦めそうになる原因やきっかけ、そしてどうして諦める必要がないのか。その理由を解説します!
【小学校受験】諦める時期・諦めそうになるきっかけとは
多くの保護者の皆さんの悩み相談を受ける「お受験カレッジ うみ塾長」だから分かる、小学校受験を諦めそうになる特定の時期やきっかけがあります。そのタイミングを理解しておけば、心構えができますよ。
模試の結果が悪い
小学校受験にとりくむご家庭が「もうやめたい・諦めたい」そう思う1番のきっかけは、幼児教室などで行われる模試の結果が振るわない時です。あまりにも絶望的な順位や点数を見ると「もう無理だ…」と心が折れてしまいます。
他のお子さんと比べてしまう
参観型のお教室ですと、他のお子さんの様子や作品が丸見えです。他のお子さんと比べて「うちの子は全くできていない…」と感じる機会が続くと、諦める気持ちがよぎってしまいます。
お父さま・お母さまのメンタルが限界を迎える
仕事・家事・育児をしながらの小学校受験準備は想像を絶するほど過酷です。直前期となれば毎日のお教室通いは当たり前、受験関係の予定で土日もすべて埋まります。心休まる暇などあるはずもなく、お父さま・お母さまの方が先にダウンしてしまう場合も多いんです。
【小学校受験】諦めるのは、まだ早いと言い切れる理由
小学校受験を諦めたい。そう考えることが1度もないまま小学校受験を終えるご家庭はありません。どんなに優秀なお子さんやご家庭でも必ず1度は諦めそうになります。
けれど、私は決してあきらめない方がいいと断言できます。そう言い切れる理由を詳しく紹介します。
お子さまは年長の夏休みに1番成長するから
小学校受験は、一般的に年長の夏休みが1番成長すると言われています。
これは、幼児教室での勉強・運動・巧緻性の指導が一通り終わり、基礎力が身につくタイミングが夏休み前であることが理由です。
基本が身についたことでその能力が大きく開花。それまでたどたどしかったお子さまも、模試や学校別コースで結果を出し始めます。
また、受験準備に時間を確保できる時期であることから、遊びや旅行など実体験の経験も深く積めます。
夏休みがあけてなんだかお兄さん・お姉さんらしくなったと成長を感じられる日が必ず訪れますので、年長の夏休み明けまでは諦めないでほしいです。
模試と実際の考査の評価ポイントは違うから
「小学校受験の模試の成績は実際の考査結果に伴わない。」これは半分正しくて半分は間違っています。
学力テストや運動テストの成績はとても参考になりますし、ある程度実際の考査にも連動する傾向にあります。
その一方、当日の態度や行動観察、面接の評価は模試で測りきれません。
学校側が本当に重視する点は幼児教室側では完璧に分かりませんし「学校に来てほしいお子さん・家庭像」は年度によって変化する場合も多いのです。
なにより重要なことは、ご家庭の属性や雰囲気です。これは点数化するのが大変難しいです。学校側も願書を読んで面接で直接会ってみて…そのうえで総合的に「わが校に迎え入れたい家族か」を判断します。
模試では、こういった学校ごとのお好みや方針に紐づく点を評価しきれませんので、模試の成績=実際の考査の結果とはなりえないんですね。
お教室の先生には「得意な学校・苦手な学校」があるから
お教室の先生に「このままだと第一志望は難しい」「志望校を変えた方がイイのでは」そう言われ、受験自体を諦めかけてしまうこともあるかもしれません。
しかしこの発言は決して意地悪ではなく「なんとしてでもどこかに合格してほしい(から相性の良い学校を受験してほしい)」という先生の愛情の表れなんですよ。
また、小学校受験に取り組むご家庭は、最終的に第一志望校に強いと言われるお教室に通われることになると思いますが、そのお教室は〇〇校に強い分、▲▲校に弱い。といった弱点もあります。そのため、お子さまにあった適切な併願校を提案できていない場合もあります。
たとえ第一志望のハードルが高くとも、お子さまの特性やご家族の属性を考え併願戦略をしっかり立てておけば、憧れの第一志望に前向きにチャレンジすることができますよ。
賢く戦略を組み立てさえすれば、小学校受験自体をあきらめる必要は一切ありません。
【小学校受験】諦める・・そう思ったら、一度うみ塾長に相談してください!
いかがでしたか。小学校受験に精一杯取り組むお子さんは、試験当日の朝まで伸びます。そんな頑張りを無駄にしない為にも、まずお父さま・お母さまが腹をくくる気持ちが必要です。何より「やりきった。もうこれ以上やれることはない」そう思えるほどまでに頑張ることができれば、例えどんな結果になっても前向きに受け止められるものです。