帝塚山学院小学校の面接で質問される内容ってどんなの？
帝塚山学院小学校の面接では、親御様はもちろん大切ですが、お子様が自分で考えて話しているかが見られます。
本記事では、帝塚山学院小学校の面接で質問内容や、面接の特徴について、帝塚山学院小学校のオーダーメイド願書作成や、帝塚山学院小学校の回答集作成付き面接特訓を行う筆者が試験内容について解説します。
【帝塚山学院小学校】面接の特徴
帝塚山学院小学校の面接の特徴は「子ども本人が重視されている」部分にあります。
数年前より帝塚山学院小学校は、子ども本人の受け答えを最重要視し始めました。子どもへの面接対策は時間をかけて着実におこなう必要があります。
面接時に子どもが主体性を持った行動をとっているか、しっかりと自分の意思を提示できているかを見られています。
面接の中で主体性や意思表示をおこなうためには、子どもの意思や意見に耳を傾けた家庭教育をおこなう必要があります。
大人とのコミュニケーションに臆することなく、自分の意思を育めるように日ごろから「会話」を大切にしましょう。
日々の会話も受験対策の一環です。
保護者に対する具体的な面接の質問の内容は、志望動機・家庭の教育方針・子どもの教育方針・躾けの方法・健康状態・通学路等です。子どもへの質問内容は、名前・誕生日・日ごろお手伝いをするか・お父さんお母さんに褒められるときはどんなときか・休みの日の思い出等です。
他の小学校受験の面接と比較しても特別に難しい質疑応答はありません。
子どもへの躾の方法、食育の方法、教育方針はご両親ともに答えられるようにしておきましょう。
帝塚山学院小学校は食育に関しても力を入れています。「食事の楽しさと会食マナーの理解」を推し進めているため日々の食育に関しての意見も考えておく必要があります。
「仕事が忙しくて遊べていない」「時間が無くて子どもと話せていない」といった受け答えは面接官に良い印象を与えません。
家庭でご両親の役割が分担されていても、どちらにどのような質問があっても問題ないように面接前は情報共有や教育方針の確認をしておきましょう。
帝塚山学院小学校の理念や教育方針をしっかりと理解し、会話力、マナーを身に着ける必要があります。
帝塚山学院小学校の3つの教育体系である「伝統を基盤として人間力を育む教育」「未来志向型の教科指導」「知的好奇心を刺激する教育環境」についての考えも深めておきましょう。
家庭での勉強方法や過ごし方は、帝塚山学院小学校が推し進めている「数学理念」「自学主義」の考えに絡めた内容を話す必要があります。
「数学理念」であれば、日頃から保護者と意見を交わし、思いやりを持った行動ができている点を具体的なエピソードを交えながら伝えましょう。
子どもに好奇心旺盛な一面があれば「自学主義」の理念と合うエピソードが話せるでしょう。
例年、帝塚山学院小学校のWeb出願の欄には志望動機を記載する欄がありません。
面接では必ず志望動機についての質問があると想定しておきましょう。
待ち時間には志望動機・学校までの所要時間・交通経路などのアンケートにこたえます。
筆記する文章もあらかじめ考えておくと焦らずスムーズに記載できるでしょう。
【帝塚山学院小学校】面接で質問される内容
お父様
- 子どもがいじめられた時に保護者はどうするか
- 子どもの長所はどこか
- 子どもの短所はどこか
- 親として日ごろから子どもへの関わり方で留意していること
- 専願、併願どちらか
- 現在の子ども本人の健康状態
- 最近、子どもが成長したところはどこか
- 学校教育に望むことは何か
- 子どもの褒め方について
- 子どものり方について
- 父親の子どもへの関わり方はどういったものか
お母様
- 説明会、体験授業に参加したときの感想
- 食生活について気をつけていること（食育について）
- 家庭で躾はどのようにおこなっているか
- 学校までの通学経路、時間について
- 幼稚園での過ごし方
- 幼稚園での担任からの評価
- 母親の子どもへの関わり方はどういったものか
- 最近子どもが興味を持っていることは何か
- 親として子どもに伝えたいことはあるか
- 学校行事へ参加できるかどうか
- 休みの日の子どもへの関わり方
お子様
- 子どもの名前と誕生日
- 食べ物の好き嫌いについて
- 学校までの交通経路（道順）に関して
- 夏休みの過ごし方について
- 夏休みに楽しかったこと、やったこと
- お手伝いをしているかどうか
- どんなお手伝いをしているか
- お父さん、お母さんから褒められるときはどんなときか
- 好きな遊びについて
- 家での過ごし方、遊び方について
- 仲の良いお友達の名前 （複数人の回答が可能）
- 朝起きて保護者とどんなことを話すか
- 将来の夢、目標としていること
【帝塚山学院小学校】面接で失敗しないために気を付けることまとめ
帝塚山学院小学校の面接で失敗しないためには、子どもが主体性を持って面接に挑む必要があります。
帝塚山学院小学校は子ども本人への質疑応答が重要視されています。
保護者は日ごろから子どもとの会話をワンターンで終了させてはいけません。「はい」「いいえ」だけで終わるような単調な会話も避けましょう。
「なぜ、そのようにしたいのか」「どうして、それが欲しいのか」等、子どもが考えを述べられるような会話を心がけましょう。
保護者は日ごろから会話のキャッチボールを意識しておこなう必要があります。
子どもが主体的に大人と長い会話を楽しめるように工夫しましょう。
会話の練習、マナーの練習は生活習慣に取り込みながらおこなうと子どもの集中力を損なわずに継続できます。
ご両親は子どもへの関わり方や教育方針を事前に十分に話し合って、面接時の回答にブレがないようにしておきましょう。
帝塚山学院小学校は子どもの主体性や意見を重視するため、付け焼刃の面接対策では厳しい部分があります。
日ごろから子どもの主体性を伸ばす教育が求められます。
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帝塚山学院小学校を志望される方は、ぜひご利用ください。
