玉川学園小学部の入学志願書や面接資料の書き方って難しいな・・
願書は受験の第一関門って言われているみたいだし、ちゃんと書けるか不安・・・
玉川学園小学部は、特に英語教育に力を入れたいご家庭に人気の小学校で、
年々願書作成代行を希望される方も多くなっています。
本記事では、入試志願書・面接資料の書き方について徹底的に解説いたします。
この記事を最後まで読めば、きっと入試志願書・面接資料について理解し、書き方のポイントが分かるようになります。
本記事では、玉川学園小学部の願書作成代行で高い合格実績を誇る塾長が合格する願書の書き方をご紹介します。
【玉川学園小学部】願書の項目と書き方のコツ
玉川学園小学部の入試志願書・面接資料の項目は以下のとおりです。
- JPクラス・EPクラスのどちらを第一志望にするか
- 帰国生か選択
- 受験生氏名
- 受験生氏名のアルファベット表記(大文字)
- 性別
- 生年月日
- 在学園
- 保護者氏名
- 保護者の受験生との続柄
- 現在所
- 通学(自宅から玉川学園前駅までの所要時間と経路)
- 受験生の写真(縦5㎝×横4㎝、3か月以内に写したカラー写真)
- 海外生活歴
- 家族(本人も記載。氏名、年齢、備考)
- 家族写真(縦7㎝×横11㎝、3か月以内に写したカラー写真)
- 健康(学校生活上、健康面・身体面等で留意してほしい点がある場合、具体的に記入)
- 玉川学園を志望した理由(縦7㎝×横16㎝、10行)
- 家庭教育での留意点(縦7㎝×横16㎝、10行)
- お子様の性格について(長所・短所)(縦3.3㎝×8㎝、5行)
- 備考(お子様の学習言語について配慮する必要があれば記入)
- 第一回試験、第二回試験のどちらを受けるのか選択
- 第一回受験希望の方のみ、受験希望日を選択
この中で、面接資料としても重要となるのが、
- 玉川学園を志望した理由
- 家庭教育での留意点
- お子様の性格について(長所・短所)
です。一つひとつ見ていきましょう。
玉川学園の入試志願書を書く前に理解したいカリキュラム
玉川学園では他の小学校とは異なる独自のカリキュラムが組まれています。
そのため、「玉川学園を志望した理由」を記載する前に、それらの独自のカリキュラムを理解することが必要です。
玉川学園小学部にはさまざまなカリキュラムがありますが、
2022年の学校説明会で具体的に説明されていたのは以下のカリキュラムです。
- BLESプログラム
- K-12一貫教育プログラム
- 本物にふれる玉川の学び
- 延長教育プログラム
それでは一つひとつ見ていきましょう。
BLESプログラム
玉川学園小学部の根幹をなすカリキュラムです。
BLESとはBilingual Elementary Schoolのこと。
全クラスでバイリンガル教育が行われています。
主に日本語で教科学習を学び、
英語を第二言語として身に付ける「JP(Japanese Predominantクラス)」と、
主に英語で教科学習を学び、
6年生から始まる国際バカロレア(IB)クラスへと連携している
「EP(English Predominantクラス)」に分かれています。
JPクラスでは、週に5時間英語の授業があり、
1クラスをハーフサイズに分けて、BICS(Basic Interpersonal Communicative Skills:生活場面で必要とされる言語能力)を身に付けることを目標に、
小学校6年生時点で英検3級相当のレベルを目指します。
EPクラスでは、外国籍と日本人の2人の担任が担当し、
国語と一部の教科以外は基本的に英語で学びます。
英語の授業は理解度に応じて少人数で行います。
CALP(Cognitive Academic Language Proficiency:教科の学習場面で必要とされる言語能力)を磨き、5年生までに英検2級を目指します。
K-12一貫教育プログラム
玉川学園は幼稚部から高等学校(12年生)までを一つの学校として捉え、
世界で活躍できる人材の育成を目標に、「K-12一貫教育」を行っています。
子ども達の心身の発達段階を考慮し、
- 幼稚部(年少~年長)
- 小学1~5年生
- 6~8年生(中学2年生)
- 9~12年生(中学3年~高校3年生)
という枠組みで教育活動が行われています。
ホンモノにふれる玉川の学び
玉川学園では、実際に体験することをとおして、
自分の目で見ること、触れること、聞くことにより、
学習意欲を向上させ、本当の学力を高めることを重視しています。
具体的には、学内の教育博物館が所蔵する美術品や史料に触れたり、
学内の田畑でサツマイモを育て食べたり、
ベルリンフィルの奏者から一流の音楽を聴いたり、
スキーを通して大自然を学んだりすることなどです。
ホンモノに触れる学びをとおして、人間としての幅を広げ、
品格を育てることを目標としています。
延長教育プログラム
「子どもの進路の選択肢を狭めず、より多くの筋道を創りたい」という理念のもとに、
「延長教育プログラム」(Extended School)は始まりました。
希望者を対象に、正課の学びにプラスアルファで実施する放課後の教育プログラムです(有料)。
「Study Hall」と「講座」が開講しています。
「Study Hall」は専任の教員が自学自習のサポートを行います。
「講座」は専門講師のもと、
稽古事やスポーツ(レゴスクール、SOROBAN、マリンバ、トランペット、フットボール、スイミングスクール、ゴルフ、クラシックバレー、日本舞踊、チアダンス、アート、ボルダリング)が受講できます。
「講座」は「Study Hall」と合わせて受講可能です。
それでは、回答欄が大きく、多くの方が回答に悩むことになる「玉川学園を志望した理由」、「家庭教育での留意点」、「お子様の性格について(長所・短所)」について回答のポイントと回答例を用意いたしました。
一つひとつ見ていきましょう。
「玉川学園を志望した理由」回答のポイントと具体例
このような独自のプログラムがある中で、質問にはどのように回答すればよいのでしょうか。
学校に対する理解が深いこと、そして家庭の教育方針と学校の教育方針が一致していることを伝えることが大切です。
質問「家庭教育での留意点」と回答のポイントと具体例
家庭の教育方針を実践するためには、玉川学園小学部で学ぶことが不可欠であることを具体的なエピソードを用いて説明しましょう。
例えば、12の教育信条から考えると良いですね。
12の教育信条(玉川学園の教育理念)は以下のとおりです。
- 全人教育(「真・善・美・聖・健・富」という6つの価値の重視した教育)
- 個性尊重
- 自学自律
- 能率高き教育
- 学的根拠に立てる教育
- 自然の尊重
- 師弟間の温情
- 労作教育(教科書をなぞるよりも、手や体を動かし身を持って体験・体感することを重視する教育方法)
- 反対の合一(自分が行っている事の反対の事を体験することによって、他者のことを思いやる気持ちや感謝する気持ちを育てようとする教育方法)
- 第二里行者と人生の開拓者(世の光となる、独立独行の開拓者的実践力を持つ人材を養成すること)
- 24時間の教育(教師と学生がともに働き、食し、歌い、学ぶという師弟同行の教育)
- 国際教育
質問「お子様の性格について(長所・短所)」と回答のポイントと具体例
長所は、子どもの良さを伝える時間です。
しかしながら、自慢話に聞こえないように、具体的なエピソードを交えながら、
客観的・冷静な観察眼を持って記載する必要があります。
また、短所について話すときは、それに対する親の働きかけで、
その結果どう改善しているかを伝えられるとよいですね。
まとめ
入試志願書・面接資料は、試験で行われる面接の資料にもなるため、受験の合否を分ける重要な要素となります。
ぜひ、しっかりと志願理由書の対策をして悔いのない受験をしてくださいね。
願書作成代行では、塾長である私が全て作らせていただいております。
玉川学園を受験される方は、ぜひご利用ください。