【立命館小学校】願書の項目と書き方のポイント
立命館小学校は、こども達が主体的に学び、自らを鍛えて成長していくことを目標としています。
入学後も、生活力向上を目指し日々取り組んでいます。
意図のある体験や経験、そして関わり合いを親が忘れず、どのようにこどもと向き合い教育をしているのか、どのようにこどもが成長してきたのかをみる、それが立命館小学校の願書です。
志望動機
どの学校でもそうですが、特に立命館小学校では、「立命館小学校で学びたい!」という強い気持ちがあるかどうかが重要となります。
家庭での方針が学校と一致しているかは、とても重要となります。
しかしながら、パンフレットやHPに載っていることを書いてもなんの意味もありませんし、書けるスペースは限られています。
そんな貴重な欄だからこそ、『志望理由』の中にも、しっかりとこどものアピールポイントを記載しましょう。
願書の項目と、書き方のポイント
「一生懸命に書いてくださったかどうかは、読めばすぐにわかります。
我が子を思う気持ち、家族の気持ち、立命館小学校を選んでいただいた気持ち、そういうものを見逃さないように、一枚一枚丁寧に読んでいます。」と、校長先生がお話しされていました。
経験・体験があるかどうか、日々の生活の中での親子の関わり方、このような基本軸をしっかりと願書に記載する必要があります。
願書は以下の項目です。
1.立命館小学校を志望する理由をお聞かせください。
2.ご家族や志願者について、次の事項についてお聞かせください。
(1)ご家庭では、どのような方針で、お子様をお育てになっていますか。
(2)志望者の長所や短所、特技、また現在頑張って取り組んでおられることをお聞かせください。
上記の項目のところで、特に頭を悩ませるのは、お子さまの「短所」ですよね。
短所を記載する際は、その短所を「努力し克服する」といったことを書く必要があります。
「こどもの短所」ではなく「こどもの苦手なこと」と視点を変えて書くことが大切で、苦手なことが出てきたときに、どのようにこども自身が考え、そして自らチャレンジし克服・改善していく努力をしているのかを記載しましょう。
苦手なことを克服・改善するために、その努力は親が無理やりさせるのではなく、こども自身が考え努力しているという点が大切です。
「短所」がないということはありません。
その「短所」が「長所」に繋がるものであること、そして、こども自身が「長所」となるよう努力しているという点をしっかりと記載しましょう。
願書から、立命館小学校はなにをみているのか
立命館小学校では、期待する児童像がはっきりとしています。
それは校長先生のお言葉からもよく分かります。
「勉強をしてきたこどもではなく、学ぶ準備ができているお子さんに応募してほしい。
勉強はもちろん必要ですが、幼児期の過ごし方がその後の学校生活に大きく関係すると考えています。
様々なことに挑戦して、成功体験だけでなく、失敗体験も積んできてほしい。」
という、校長先生からのこんなお話しからもよくわかります。
願書だけでなく、その後の入学試験や面接でも、立命館小学校では「勉強してきたこどもたち」ではなく、「学ぶ準備ができているこどもたち」を期待する児童像として作成された試験問題や面接内容となります。
願書の書き方の一番大切なポイントは、主語が「御校は」ではなく、「我が家」です。
学校のことは、学校自身が一番よくわかっているのです。
だからこそ、願書には「我が家のこと・我が子のことを書く!」、これが大切です。
面接に繋げる土台となる「願書」は、学校のことではなく、こどものことをしっかりと書きましょう。
まとめ
立命館小学校の合格後の説明会では「こどもの可能性を整え、こどもの方向性を整えていくことが大切です。
そのためには『共育』がとても重要です。
親と子と学校での三者での教育を共にしていきたいと考えています。」
このようなお話しが説明会ではあります。
こどもが育つ、これは「家庭の力」が基本となり、特に就学前の家庭での教育が重要となります。
「育てたように子は育つ」という言葉どおり、「習慣・振る舞い・言動・心」は、
親との関わり方で大きく左右されます。
願書の項目には難しい質問はなく、基本的なことを素直に書けばよいですが、家庭での教育方針や立命館小学校に通わせたいという熱意を、いかにしっかりと簡潔にまとめ伝えることができるかが、合格への一歩となります。
基本的な部分こそが、とても重要で合否を分けるといっても過言ではありません。
願書では、なかなか差をつけることは難しいとされています。
ですが、無難な普通の願書ではなく、学校側が山のように届いた願書の中から、「このお子さんにぜひ来てほしい!」と思ってもらえる、そんな願書を作成することが大切です。
立命館小学校に合格したいなら、願書作成はプロである私にお任せください。