新渡戸文化小学校を受験するんだけど、面接で質問されることや特徴、対策ってある?
本記事では、新渡戸文化小学校小学校の小学校受験面接特訓を行う筆者が新渡戸文化小学校面接について詳しく解説します。
後悔しないためにも具体例を知って万全な対策を行いましょう。
新渡戸文化小学校の面接を受けるなら知っておくこと
新渡戸文化小学校は東京都中野区にある共学校で、こども園から短大までの系列校があります。2010年に学校の移転に伴い、東京文化小学校から今の学校名に変更されました。
新渡戸文化小学校を表すキーワードは、「自律」と「アフタースクール」そして「縦割り活動」の3つです。
最初に自律は、新渡戸文化小学校の教育目標であるHappiness Creator(しあわせをつくる人)の基本となる考えです。テストで高得点を取る、入試のテクニックを習得する、というような教育ではなく、基礎を身につけ、土台を作り、そこから興味関心を広げていきます。こうしてお子さま自身が自ら学ぶ姿勢こそ大切だと考えています。
そして新渡戸文化小学校のアフタースクールは非常に充実しています。多彩なプログラムに人数制限はなく、学校が休校の日でも受け入れを行っているので、働くお母さまが安心して仕事に取り組むことができます。新渡戸文化小学校では他校のモデルとなるような日本一のアフタースクールを目指しています。
最後に縦割り活動です。これは多くの私立校で取り入れられていますが、中でも新渡戸文化小学校では積極的に活動が行われている学校の一つです。毎日の掃除から始まり、夏のキャンプも縦割りで実施されています。宿泊行事までもが縦割りの学校は非常に珍しいです。ここで目指しているのは学校の規模の小ささを活かした温かな雰囲気の学校です。
【新渡戸文化小学校】面接の特徴
新渡戸文化小学校では試験は3回実施されますが、面接は出願回数に関わらず1回です。ウェブ出願完了後に面接希望日を選択することができます。
面接は親子面接です。
時間は10分から15分程度です。
【新渡戸文化小学校】面接で質問される内容
面接で一番ポイントになるのは志望理由です。願書と一緒に提出する「志望動機記述用紙」では400字で志望理由を記入しますが、家庭の教育方針と合わせて記入しようと思うと、想いを全て伝えきることは難しいボリュームです。ここは学校が一番聞きたいポイントでもありますので、面接では家庭の教育方針や具体的なエピソードを含めて詳しく説明できるように準備をしておくことが何よりも大切です。
お子さまへの質問は一般的なものばかりです。面接官の目を見て、ハキハキと応えられるように練習しましょう。
ご両親
・志望理由を教えてください。
・本校の教育のどのようなところに共感を持ちましたか。
・ご家庭で大切にされていることは何ですか。
・お子さんの良いところを教えてください。
・お子さんが今後直した方がいいと感じるところは何ですか。
・お父様のお仕事について教えてください。
・お母様のお仕事について教えてください。
お子様
・お名前を教えてください。
・幼稚園(保育園)の名前を教えてください。
・お友達の名前を教えてください。
・お友達と幼稚園(保育園)でどんな遊びをしますか。
・おうちでどんなお手伝いをしますか。
・小学生になったらやりたいことを教えてください。
【新渡戸文化小学校】面接で失敗しないために気を付けること
まずは、しっかりとオリジナルの志望理由を組み立てることです。新渡戸文化小学校は試験回数も多く、日程も他校とずれているため、併願校として選ばれやすい学校です。ぜひ学校見学会に参加して、見聞きしたこと、感じたことをベースにして志望理由を考えましょう。
そして、新渡戸文化小学校の試験では、第一に友達と一緒に仲良く楽しく学校生活が送れるかどうか、がとても重要視されています。校長先生は新渡戸文化小学校のことを、「小さい学校」と表現されています。縦割り活動を通じて知り合った異年齢の子供たちがお昼休みに一緒に遊んだり、休み時間には校長室に遊びに来る子がいるようなアットホームで温かな雰囲気の学校です。そんな学校の雰囲気に合うご家庭かどうか、合う性格のお子さんどうかが、合格のポイントとなります。お友達とのやりとりの中でお子さまは他者との関わり方を学んでいきますので、ご両親はぜひ日頃からお子さまが色々なお友達と関わりを持てる機会をつくってあげましょう。