小学校受験の面接で子供への質問ってどんなものがあるの?!
小学校受験の面接対策で特に重要なのが、心願者本人であるお子さんの質問事項です。保護者への質問では、学校独自の内容も盛り込まれます。しかし、お子さんへの質問事項は基本的にどの学校も大きな違いはありません。
では、どのような質問事項があるのでしょうか。
本記事では、面接回答集作成付き小学校受験面接特訓を行う筆者がお子様が面接される質問事項について解説します。
小学校受験の面接でお子様への質問を知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【小学校受験面接】子供の質問事項一覧
・お名前を教えてください
・住所と電話番号を教えてください
・幼稚園(保育園)の名前と、お友達の名前を(複数人)教えてください
・お友達とは何をして遊びますか
・幼稚園(保育園)の先生のお名前を教えてください
・お友達にいじわるされたら、あなたはどうしますか
・今日の朝は、何を食べましたか
・お手伝いは何をしていますか
・習い事は何をしていますか
・一番好きなことは何ですか
・あなたの好きな本を教えてください
・それはどんなお話ですか
・テレビやYou Tubeを見ますか どんなものを見ますか
・夏休みの一番の思い出を教えてください
・お休みの日には、家族で何をしていますか
・お父様、お母様のお名前を教えてください
・最近お父様、お母様に褒められたことはありますか
・お父様、お母様のどんなところが好きですか
・お父様、お母様に叱られるのはどんな時ですか
・お父様(お母様)とはどんな遊びをしていますか
・兄弟のお名前を教えてください
・兄弟で喧嘩はしますか あなたはその時どうしますか
・あなたの夢をおしえてください(大きくなったら何になりたいですか)
・それはどうしてですか
・◯◯小学校(志望校)へは来たことがありますか
・小学生になったら、どんなことを頑張りたいですか
・◯◯小学校で一番楽しみなことは何ですか
【小学校受験面接】子供の質問事項を把握しておくこと
お子さんの面接対策では、先ず親が質問事項を把握することが重要です。よくある質問内容を知っておけば、普段のちょっとしたスキマ時間でも練習ができますね。
では、質問事項を把握した後はどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか
練習は必要!でも覚え込む必要はない
よくお子さんに「こう質問されたら、◯◯と答えなさい」と徹底的に教え込むご家庭がありますが、これはあまり良い対策ではありません。勿論お子さんの性格的に、その方が良いとの判断でしたら問題はありません。
しかし多くのお子さんは、出来上がった回答の暗記ですと、忘れた時に無言になってしまいます。そのため、「この質問には絶対のこの回答」という覚え込みは、基本的にはおすすめできません。
夕食時や移動中など、ちょっとした時間に軽いゲーム感覚で面接練習をしておけば、何度もこなすうちに大まかな回答がお子さんの中で出来上がってきます。その方が、本番でも臨機応変に対応する力を付けることができますよ。
大まかな回答を本人と相談しながら用意しておくことも良いでしょう。しかし、細かく教え込んだり、親が全ての回答を用意したりと、厳しく指導することだけは避けてください。
自分の言葉で話せるようにしておく
面接官はプロですから、「これは親が用意した回答だな」「事前に回答を丸暗記してきたな」というのはすぐにわかります。勿論、住所や電話番号、人の名前といった情報は暗記で構いませんが、その他の質問は出来る限りお子さん自身の言葉で伝えましょう。
例えば、「お父さんとは何をして遊びますか」という質問に対し、「公園でかくれんぼをします。」と一言で答える子もいれば、「一緒にサッカーをします。お父さんはとっても上手なので、楽しいです」と、長い文で答えられる子もいるでしょう。
それぞれの個性や力量がありますから、その子自身が答えやすい言葉で、面接官の目を見てハキハキとお答えできれば大丈夫です。何よりもお子さんが自分の言葉で素直に、一生懸命答える姿を、学校側もしっかりと評価しています。
質問事項に出てくる内容を経験させておく
面接時には、「夏休みの思い出をお話してください」といった、何かの経験について聞かれることがよくあります。また、「お手伝いは何をしますか」といった日常行動の質問でも、実際に経験していないことを答えることは不可能ですよね。
回答を作り覚えさせたとしても、実際に経験のないものは覚えにくく、お子さんも上手く答えられないため面接官にはすぐわかってしまいます。
面接事項を把握し、事前に経験が必要なものは必ず何度か家族で取り組んでください。お手伝いであれば習慣化が必要です。
【小学校受験面接】子供の質問事項をプロが解説まとめ
いかがでしたか。小学校受験の面接では、お子さんへの質問はどの学校でも聞かれるベーシックなものが多くあります。完璧な回答より、お子さん自身の言葉で一生懸命伝えようとする意欲や力があるか、主体性や基本的な礼儀を重視されています。面接の雰囲気は独特ですから、緊張していつもの力が発揮できないことも考慮し、出来る限り多くの練習をしておく必要があります。
こちらでは、お子さんも含めた面接レッスンも提供しています。お教室のレッスンだけでは、人見知りのお子さんは特に不十分です。お子さんにあったアドバイスもさせていただきますので、ぜひ面接レッスンにお申し込みください。