開智小学校(総合部)を受験するから願書の書き方を知りたいなー。
開智小学校は、埼玉県さいたま市にある共学の私立小学校です。
「開智」の名付け親は、ノーベル生理学賞・医学賞を受賞された大村智さんで、同校の名誉学園長にも就任しています。
探究学習や異年齢学級、12年間を4・4・4制に分けた特色ある教育で、未来のリーダーを育てています。
子供たちの個性や能力を見極め、発達段階に合わせた熱心な教育方法が話題となり、毎年多くの志願者が受験します。
願書は他校と違い特色が強いため、しっかりとした対策が必要です。
本記事では、開智小学校(総合部)のオーダーメイド願書作成を行う小学校受験のプロが開智小学校(総合部)小学校の願書の書き方について解説します。
【開智小学校(総合部)】願書の特徴
開智小学校(総合部)の願書は、2024年から系列校である開智所沢小学校の内容と同じ項目になりました。
- ご家庭の教育方針をお書きください
- 開智の教育に関するご意見をお書きください
- 志願者のアピールをお書きください
- 志願者に課題があるとすれば、どんなところですか
- 志願者は入学後、どんなことを楽しみにしていますか。お話しした時の様子をお書きください
教育方針は300字程度、それ以外は100〜200字程度が想定されます。
ご家庭の教育方針と、開智小学校に惹かれた理由や共感する教育方針が異なる場合、一貫性がなく先生方も疑問に思ってしまいます。
全ての内容にばらつきがないか、確かめながらお書きください。
開智小学校(総合部)の願書では、併願用・第一志望用に分かれていて項目が少し違います。
ですから、それぞれの書き方をしっかりと抑えておくことが重要です。
まず併願用願書の項目を見てみましょう。
併願用願書
ご家庭の教育方針や、志願者のアピール
潔いほどシンプルな内容です。
罫線は引かれておらず、記入欄も大きいため準分にアピール可能です。
しかし、こういった願書では書きたいことを詰め込みすぎて多くの保護者が及第点に達することのできない悪印象な願書を作成しがちです。
そのため注意が必要な項目ですね。
次に、第一志望者専用の願書項目を紹介します。
第一志望用
ご家庭の教育方針や、志願者のアピール自己発信自己申告書
自己発信自己申告の項目は、記入欄が足りない場合、別紙に書いて添付することが可能です。
では、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
【開智小学校(総合部)】ご家庭の教育方針についての書き方
親御様が特に大切にする教育方針について詳しくお書きください。「挨拶を大切にする、お手伝いを頑張らせている」など、一般的な躾についてではなく、開智小学校の方針と類似すると思われる部分を1つ押し出すと良いでしょう。
キーワードになるのが「国際教育」「創造力」「発信力」「探求」「得意を伸ばす」です。無理に全てを入れ込んでしまうと、結局何が言いたいのか少ない字数では伝わりません。そのため、特に重視する教育方針を必ず1つ、多くても2つにしぼりましょう。また、どうしても2つある、というのならそちらの関連性がわかるように書くのもポイントです。
h2【開智小学校(総合部)】開智への意見についての書き方
「意見」とありますが、これは「もっとこういう勉強もやらせてほしい」「いじめが起こらないようによく見ていてください」といったものではありません。これではモンスターペアレントだと思われてしまい、絶対に合格できません。
開智小学校の願書には、表立って「志望理由」とあるものがないため、この項目で「開智小学校のこういう部分が素晴らしい、だから志願させてください」という思いを書くのが良いでしょう。
開智小学校は、過去の説明会アーカイブを動画で配信してくれます。海外在住で入試直前に帰国する、など特殊な事情から足を運べない方も、必ず動画視聴をしてから開智に共感すること、感銘を受けたポイントをこちらでご記入ください。
【開智小学校(総合部)】志願者のアピールについての書き方
他校と共に開智小学校(総合部)を併願する志願者は、願書の項目が一点のみです。
その分記入欄はA4用紙一枚分と大きいため、内容に一貫性をもたせられるような書き方を心がけてください。
罫線が引かれていないため、字の大きさや読みやすさを考慮し、斜め字にならないよう気をつけて記入します。
まずは下書きを行い、枠内に収まるのか確認してくださいね。
h2【開智小学校(総合部)】志願者のアピールについての書き方
「国際社会に貢献する、心豊かな、創造力・発信力をもったリーダーを育てる」というのが、開智小学校の教育理念です。その点を踏まえて、学校の方針から大きく外れることのないような部分をアピールできると好印象です。
インターナショナルスクールの出身者や帰国子女は、ぜひこちらにその旨もアピールしましょう。開智小学校(総合部)では、国際教育も重視しているため、英語力や国際性を育む教育をすでに実施されている点は好印象です。もちろん、現時点では英語教育を行っていなくても問題になりません。その場合は、創造力や探究心に関するエピソードを考えると良いでしょう。
【開智小学校(総合部)】志願者の課題についての書き方
こちらの項目は枠が小さいため100字から多くても120字程度が限界です。課題とは短所のことなので、何を書くかは大きく分けて2つあります。
1つ目が、「極度の場所見知り、人見知り」など面接や考査に大きく影響がある短所です。2つ目が、「言い換えれば長所にも取れる短所」ですね。例えば「集中しすぎて時間を忘れる」といった内容です。
どちらを書くにしても、親御様がそれを改善するべくどのように働きかけているのかが重要です。「人見知りが課題です」とするのなら、「毎週末異なる公園や施設に出かけ、自分から初対面の方にご挨拶する習慣を作り改善に向けて努力している」といった、現在の取組が必要でしょう。
志願者のアピール
課題があるとすればどんなところ
入学後どんなことを倒しみに
開智小学校(総合部)の併願用願書では、「志望理由」ではなく「家庭の教育方針や志願者のアピール」になります。
しかし、軽くで良いので志望理由にも触れておくと良いですね。
「国際社会に貢献する、心豊かな、創造力・発信力をもったリーダーを育てる」というのが、開智小学校の教育理念です。
その点を踏まえて、学校の方針から大きく外れることのないようなエピソード、教育観をアピールできると好印象です。
インターナショナルスクールの出身者や帰国子女は、ぜひこちらにその旨もアピールしましょう。
開智小学校(総合部)では、国際教育も重視しているため、英語力や国際性を育む教育をすでに実施されている点は好印象です。
もちろん、現時点では英語教育を行っていなくても問題になりません。
その場合は、創造力や探究心に関するエピソードを考えると良いでしょう。
【開智小学校(総合部)】志願者の課題についての書き方
こちらの項目は枠が小さいため100字から多くても120字程度が限界です。課題とは短所のことなので、何を書くかは大きく分けて2つあります。
1つ目が、「極度の場所見知り、人見知り」など面接や考査に大きく影響がある短所です。2つ目が、「言い換えれば長所にも取れる短所」ですね。例えば「集中しすぎて時間を忘れる」といった内容です。
どちらを書くにしても、親御様がそれを改善するべくどのように働きかけているのかが重要です。「人見知りが課題です」とするのなら、「毎週末異なる公園や施設に出かけ、自分から初対面の方にご挨拶する習慣を作り改善に向けて努力している」といった、現在の取組が必要でしょう。
h2【開智小学校(総合部)】志願者が入学後、楽しみにしていることについての書き方
開智小学校では、志願者であるお子様も参加できる体験会も毎年開催されています。親御様は基本的に内部を見学できないことが多いのですが、実際に在籍する生徒の皆様が関わってくださることで、お子様も学校生活をイメージしやすいでしょう。異学年齢学級について体験できる機会でもありますね。
実際に開智小学校の教育を志願者であるお子様が体験することで、楽しみも描きやすくなります。また、ご家庭でもパンフレットやホームページをお子様と見ながら、積極的に「こういうことができるんだ、楽しそうだな」と親御様が良い印象を与えてください。そこからの会話で、お子様が何をしたいと考えているのかを聞き出し、願書に書きましょう。
h2 開智小学校(総合部)の合格を目指すなら願書が重要な理由
開智小学校(総合部)の願書は、項目が多いこと、また1項目当たりの文字数が限られていることから、やや難易度が高いと感じる方が多いでしょう。
開智小学校(総合部)への志望度が高く、必ず合格したい、しかし願書の内容が難しく書ききれないと悩んでいるご家庭は、ぜひ願書作成代行を活用してください。小学校受験のプロフェッショナルが、開智小学校(総合部)合格を勝ち取るための願書を丁寧に作成します。自己発信についての相談にものりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
【開智小学校(総合部)】第一志望用の願書書き方のポイント
開智小学校(総合部)の第一志望用願書は少し独特です。
先に述べた通り、2つ目の項目である「自己発信自己申告書」については、別紙に書いて添付することも可能です。
かといって、字数を気にせず何枚も書いてしまっては先生も困るでしょう。
別紙に記入する場合も、A4用紙一枚に収まると見やすくて内容も理解しやすくなります。
ご家庭の教育方針や志願者のアピール
併願者の願書と同じ項目です。
開智小学校(総合部)の教育理念や方針についてしっかりと理解し、共通する教育方針を書き込みます。
併願者よりも学校への理解が求められますから、説明会には参加しておくことをおすすめします。
また、その際過去の入試問題も販売されますから、ぜひ手に入れておきたいところですね。
志願者のアピールポイントも併願者と同様に、国際教育をすでにされている場合は必ず記入します。
また、学校の求める人物像に合うようなエピソードを、成長する過程もわかるようにまとめると良いでしょう。
併願者よりも記入スペースは少ないため、簡潔かつ興味を惹かれるエピソード一点を厳選する必要があります。
自己発信自己申告書
開智小学校(総合部)を第一志望とする志願者は、試験科目で「自己発信」と「ペーパーB]を選択できます。
自己発信自己申告では、子供が試験当日にやりたいこと(アピール)を願書に書き、披露します。
時間は約10分で、例年音楽や英語スピーチ、運動など様々なことを行う志願者がいます。
こちらを選択し合格した志願者は、非常にレベルの高いものを披露されています。
しかし、先生方はお子さんの挑戦心や、トラブルに見舞われてもめげずにやり遂げる心の強さもしっかりと見ていますから、レベルが高ければ合格、というものではありません。
また、自己発信できる特技を持つまでの、お子さんの努力の過程も重視されます。
ぜひ練習を徹底し、願書でもその成長過程や努力した内容をフォローできるように対策してくださいね。
別紙に書いて添付する場合、こちらの記入欄には「別紙に記入いたしました」など一言添えると丁寧で良いでしょう。
また、コンクール受賞歴や渡航歴、大会出場歴など、当日披露するものに実績がある場合は、すべて記入してください。
開智小学校(総合部)の合格を目指すなら願書が重要な理由
開智小学校(総合部)の願書は、項目が多いこと、また1項目当たりの文字数が限られていることから、やや難易度が高いと感じる方が多いでしょう。
開智小学校(総合部)への志望度が高く、必ず合格したい、しかし願書の内容が難しく書ききれないと悩んでいるご家庭は、ぜひ願書作成代行を活用してください。小学校受験のプロフェッショナルが、開智小学校(総合部)合格を勝ち取るための願書を丁寧に作成します。自己発信についての相談にものりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
開智小学校(総合部)への志望度が高く、必ず合格したい、しかし願書の内容が難しく書ききれないと悩んでいるご家庭は、ぜひ願書作成代行を活用してください。
小学校受験のプロフェッショナルである私が、開智小学校(総合部)合格を勝ち取るための願書を丁寧に作成します。
自己発信についてのご相談にものりますので、ぜひ一度お問い合わせください。