雙葉小学校附属幼稚園の面接で、どんなことを質問されるの?
雙葉小学校附属幼稚園を受験するから、面接で質問される内容を知りたい!
雙葉小学校附属幼稚園は、明治43年に創立された伝統ある私立幼稚園です。2年保育を実施している共学園で、上皇后美智子殿下のご出身園であることでも知られています。
女児は併設する雙葉小学校への内部進学が可能なことから、例年約6倍以上の競争率です。男児も難関校への進学者が多いことや、お母様がOGというご家庭からの人気があるため、性別に関係なくしっかりとした対策が必要でしょう。
今回は、そんな雙葉小学校附属幼稚園の面接について解説していきます。
雙葉小学校附属幼稚園を受けるなら知っておくこと
雙葉小学校附属幼稚園の校訓は、「徳においては純真に」「義務においては堅実に」です。これは、学校法人雙葉学園全体の校訓でもあります。
母体となったのは、フランスの女子修道会「幼きイエス会」です。雙葉小学校附属幼稚園もカトリックの精神から、成長段階に応じた人間形成を大切にしています。
保育の内容は遊びを主体としているため、一斉保育と自由遊びから自然に人との関わりや感謝の気持ちを育みます。所謂お受験向けのカリキュラムはありませんが、伝統ある雙葉学園らしい穏やかな雰囲気でお子様の成長をサポートしてくださる園です。
日光でのお泊り保育、園外保育で動物園や散策、田植えといった様々な行事があるため、体験から学ぶ機会も多いでしょう。
毎日お弁当持参で、13時半の降園からはアフタースクールや預かり保育もないため、専業主婦のご家庭が多い傾向にあります。しかし、共働きのご家庭を否定されるような校風ではありません。
【雙葉小学校附属幼稚園】面接の特徴
雙葉小学校附属幼稚園では面接があります。
面接時間は短いため、簡潔かつ堂々とご家庭の教育方針などを述べてください。面接は2回あり、1回目は先生2名と親御様の面接(お子様は別途個別テスト)、2回目は園長先生と教頭先生が面接官で、お子様も同席しますが基本的には親御様への質問です。
自主性を重んじる雙葉小学校附属幼稚園では、ご家庭の教育方針や躾に関してお子様を尊重し、自立できるような支援をされているかもチェックされています。
お子様は、親御様の受け答え中も目線をきょろきょろさせず、にこやかに座ってお話を聞ける方が好まれます。お嬢様は特に、足をぴたっと閉じて姿勢を正し、じっと待つことのできる性格の方が合格者に多い傾向です。
面接は終始和やかな雰囲気で行われますが、気を抜いてしまいがちな退室時の動作、ご挨拶の様子まで細かく見られています。お教室で面接レッスンを受けられていないお父様は特に、最後の最後まで気を抜かないように心がけてください。
【雙葉小学校附属幼稚園】面接で質問される内容
お父様
- 志望理由
- 本校を知ったきっかけ
- ご家庭の教育方針
- 子育てで大切にしていることをお話ください
- 躾についてのお考えをお聞かせください
- カトリック教育についてどう思われますか
- お父様の人生観についてお聞かせください
お母様
- ご家庭の教育方針
- お子様の性格についてお聞かせください
- 子育てにおいて、心がけていることがあればお聞かせください
- 人生において大切にしていることはなんですか
- 宗教教育の経験はございますか
- 緊急時のご対応はどうされますか
【雙葉小学校附属幼稚園】面接で失敗しないために気をつけること
雙葉小学校附属幼稚園は、都内でも難関と言われる名門幼稚園です。面接では、和やかな空気に油断することなくしっかりと短い時間で子育てへの熱意やお子様への愛情を伝えられるかが重要となります。
態度や礼儀も厳しく見られるため、ご家族揃って何度も面接練習を行い、慣れておきましょう。
私は、回答集作成付きの面接レッスンも行っています。元面接官の経験から、回答内容だけでなく態度や雙葉小学校附属幼稚園の面接内容についてアドバイスさせていただきます。
雙葉小学校附属幼稚園の面接回答で不安のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。