幼稚園受験の願書写真は、笑顔は厳禁って本当?
笑顔の方がいいんじゃないの?!
願書写真は、幼稚園が入園児の選考をするためには大変重要なポイントの一つです。
実際に入園考査で子どもたちの様子をチェックし、願書写真によって「この子はあの時にこういう行動をしていた子どもだ」と、試験官の先生方が受験児童たちを把握するために欠かせないツールの一つなのです。
今回は、幼稚園受験の願書には欠かせない願書写真について、幼稚園受験の願書写真の撮影の仕方や、受験で有利な撮影のポイントについてお子様だけでなく、ご家族の方の撮影に関してもお話しさせていただきます。
本記事では、幼稚園受験の元面接官で
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【幼稚園受験】願書写真は笑顔厳禁!?
証明写真を撮影する時には、笑顔ではなく真顔で撮影するというイメージが強いのではないでしょうか?
実際、親御さんが証明写真を撮影する際、真顔でカメラのレンズを見つめて撮影することがほとんどだと思います。
願書写真は、受験をする児童の本人確認の印となっています。
そのため、ニッコリと笑顔で写ったり、ウインクをしたり、本人の本来の顔が分からなくなってしまうほど表情を変えたり、おどけて写ることは禁止されています。
しかし、少し口角を上げる程度の笑顔は、本人確認には支障がないため、特に問題はないようです。
口元を真一文字にしたり、カメラをにらみつけるように見える表情は、不愛想に見えてしまうため、真面目すぎる表情はおすすめできません。
むしろ、わずかに微笑む程度の柔らかい表情は、受験するお子様のイメージを優しい雰囲気にするため、印象をよくするにはいいかもしれません。
お子様の明るい表情をアピールしたい!ということで、歯を見せて笑う、目がなくなるほどのくしゃっとした笑顔の写真を撮りたい、という親御さんも時々いらっしゃいますが、歯を見せたりくしゃっとした表情は、証明写真には不向きです。
あくまで、本人の顔が確認できる証明としてのツールとなりますので、わずかに微笑む程度の表情で撮影するのがいいでしょう。
また、願書写真を撮るにあたって大切なことは”表情”と”姿勢”と言われています。
柔らかな笑顔を作ることで、優しい子であること、背筋の伸びた姿勢で写ることで、しっかりとした子であることをアピールすることができます。
そのため、優しい笑顔を作ることも大切ですが、姿勢を確保しながら撮影をすることもとても必要なのです。
【幼稚園受験】願書写真を撮影する時の服装
幼稚園受験の願書写真を撮影する際の服装ですが、やはりこちらも、お受験という点をふまえて、カジュアルになりすぎない、フォーマルで落ち着いた服装を心掛けるようにしましょう。
幼稚園受験ではネイビーを基調としたお受験スタイルの服装が一般的と言われていますが、願書写真でも受験当日の服装で撮るのが良いとされています。
母親
幼稚園受験では、親子面接の他に親子遊びといった考査がある幼稚園もあります。
そのため、受験当日は動きやすい服装で来てください、と指示をする幼稚園も多くあるため、かっちりしたお受験スーツではなく、動きやすいストレッチのきいたカジュアルなスーツを着用されるケースもあるのです。
撮影の際はお母さまにおいてはネイビーのスーツを着用される方がベターです。
インナーが必要なジャケットを着用される場合は、白いブラウスやインナーをプラスすると、顔まわりが明るく映り、表情も明るい印象に仕上がります。
しかし、白いインナーは逆に家族写真の中で目立ってしまうため、ブラックのインナーを着用することをおすすめします。
また、家族写真の撮影ではお父様、お母様は椅子に座って撮影することがほとんです。
着座した状態で、膝が隠れる長さのスカートを着用するようにしてください。
足元はストッキングにブラックのヒールパンプスが定番です。
パンプスはシンプルなデザインで、3~5cmのヒールの高さが一般的です。
メイクは派手すぎない程度に。あまりにシンプルすぎるのもよくありません。
ヘアスタイルは、ロングヘアの方は、巻き髪やボリュームのあるパーマスタイルではなく、すっきりとまとめた、落ち着いたヘアスタイルに。
ボブやショートヘアの方は、顔周りを隠しすぎない、清潔感のあるすっきりとしたスタイルにするのがおすすめです。
アクセサリーは結婚指輪程度で、イヤリングやネックレスはつけないようにしましょう。
父親
お父さまの服装においては、やはりネイビーやグレーのシングルのスーツスタイルがベストです。
ネクタイも、派手過ぎず、清潔感のあるものをセレクトしましょう。
スーツに少しでもしわやヨレがあると、写真を通してでも清潔感が感じられないため、サイズのあったものをきちんと用意してください。
お父様もお母様と同様、着座した状態で撮影されることがほとんどですが、あまりにタイトすぎるサイズのスーツの場合、着座するとジャケットのボタンがパツパツになってしまったり、スラックスの丈が短くなってしまう場合があります。
お受験写真専門の写真スタジオでは、着座した際にスーツが綺麗に見えるよう、少し大きめのサイズを着用するよう指示をするスタジオがあります。
そのため、撮影の際には、気持ち大きめのスーツ、特にスラックスは着座したときに綺麗に見えるよう、裾が若干長めのものを着用するとよいでしょう。
カッターシャツは白を選ぶ場合が一般的ですが、襟元の汚れが目立つ、黄ばみがあるといった場合は、印象が良くありません。
白くパリッと仕上がったカッターシャツを用意しましょう。
ソックスはブラックやネイビーなどダークカラーのもの、シューズはブラックのレザーシューズを着用してください。
男の子
男のお子様においては、お受験当日と同じ服装で特に問題ありません。
白い襟付きのブラウスやポロシャツにネイビーのベスト、ネイビーのショートパンツと言ったスタイルが一般的です。
夏に撮影する場合は半袖のトップスで撮影されるお子様もいますが、出願の季節である秋に合わせて長袖のトップスで撮影をされる、という方が多いようです。
スタジオによっては、半袖・長袖の2カットを撮影してくれるところもありますので、出願の季節に応じて対応してください。
髪型は特に指定などはありませんが、お子様に似合う、すっきりとしたヘアスタイルが理想的です。
小さいお子様は髪が繊細なため、切れ毛やくせ毛が飛び出てしまう、ということはよくあります。
整髪料を少しつけてあげて、ピンピンと飛び出ている髪をセットしてあげる、という程度のヘアセットはぜひしてあげてください。
反対に、整髪料をベタベタにつけすぎる、ぴっちりとした七三分けにするなど、過度なヘアセットは子供らしさがなくなってしまいます。
お子様らしいナチュラルなスタイルにしてあげてください。
願書写真に特化した撮影スタジオでは、撮影にヘアセットがついている場合があるため、必要に応じてヘアセットをお願いするのもいいかもしれません。
女の子
女のお子様も、男のお子様同様、お受験当日と同じ服装で特に問題ありません。
しかし、受験考査に遊びの考査がある場合、キュロットパンツを着用されるお子様がほとんどです。
写真撮影の際は、キュロットパンツを着用しても特に問題はありませんが、撮影時のみネイビーのワンピースを着用されるというご家庭も多いようです。
白襟のブラウス+ジャンパースカート、ボレロ+ジャンパースカートといった組み合わせも、清楚に見えてかわいらしいとお受験をされる親御さんの間では人気です。
女の子は、髪が長い場合は三つ編みにする、一つにまとめるなど、女の子らしいヘアスタイルが望ましいです。
ショートカットやボブなど、髪をまとめるほどの長さでもない、というお子様は、顔周りに髪がかからないようセットしてあげてください。
ヘアピンなどで留めてあげてもいいでしょう。
【幼稚園受験】願書写真を撮影する際の背景
願書写真を撮影する際の背景は、基本的には無地で白地の壁の前が鉄則です。
照明写真機で撮影する場合は、青い背景で撮影する場合が多いですが、顔色がくすんで見えてしまいます。
白い背景の場合、顔色が明るく写りますので、白い背景で撮影するようにしましょう。
模様のある壁紙や、派手な色の背景の前では、本人の表情がしっかりと確認できません。
幼稚園受験の願書写真は、写真スタジオで撮影される方がほとんどですが、もし自宅で撮影される、という場合は、シンプルな背景で撮影をするようにしましょう。
【幼稚園受験】願書写真を撮影する時の疑問
願書写真を撮影する上で、様々な疑問をお持ちの親御さんも多いのではないでしょうか。
実際に、幼稚園受験をされる親御さんからの疑問についてお応えします。
七五三の写真はだめ?
七五三の写真は、幼稚園受験をされるお子様の実際の顔が確認できない、ということがあるため、使用しないようにしましょう。
特に女のお子様は、七五三の撮影の際に、前髪をアップにしたり、メイクをされているお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、男のお子様もヘアセットをしているお子様が多いと思われます。
綺麗に着飾った写真もいいですが、幼稚園受験の願書写真は、あくまでも本人確認が目的のため、七五三の写真は不向きと言えます。
帽子をかぶっているのは論外!?
帽子をかぶった写真は、受験されるお子様の髪型が隠れてしまうため、本人確認ができません。
実際、正式な証明写真では、帽子をかぶったままで撮影するのはタブーとされています。
帽子をかぶっている写真は、本人の正式な姿を認識することができないことから、使用しないようにしてください。
幼稚園受験をされる親御さんから、女の子の髪飾りはだめでしょうか?という質問を受けたことがあります。
髪の長い女の子は、髪を三つ編みにしたり、一つにまとめたりすることで顔がはっきりと見えます。
髪が短くて顔に髪の毛がかかってしまう場合は、あまり目立たない色のヘアピンで髪を留めるのは特に問題ありません。
スナップ写真はだめ!
スナップ写真ではだめなのか?というお声を時々聞かれますが、スナップ写真も幼稚園受験の願書写真としては好ましくありません。
受験考査がない幼稚園に関しては、スナップ写真でもOKという幼稚園はあります。
お子様の自然な表情を見ることができて、微笑ましい姿で我が子の良さをアピールできる、という親御さんもいらっしゃいますが、願書写真はあくまでも本人確認のためのものです。
そのため、スナップ写真の使用はNGなのです。
ピースはしない!
帽子をかぶっているのと同様、ピースをした写真も使用は避けるようにしましょう。
特にピースやポーズをとった際、手が顔にかぶってしまうと、本人確認の意味がなくなってしまいます。
また、ピースをしてふざけた表情をしてしまう、というお子様もいらっしゃるようです。
ピースをせず、顔がはっきりと映った写真を使用するようにしましょう。
【幼稚園受験】願書写真を撮影する時に撮れない・・とお悩みの解決法
幼稚園受験をされるお子様はまだ2歳、3歳という小さい子ども。
今日は願書写真を撮りに行こう!といざ計画をしていても、なかなか思い通りにいきませんよね。
願書写真を撮影する際に気になるというお悩みの解決法をお話しします。
撮影できる日にちをいくつか予定しておく
願書写真を撮る日にお子様の具合が悪くなったり、ご機嫌が悪くていい写真を撮れそうにない、なんてことはよくあることです。
撮影できる日をいくつか決めておくとよいでしょう。
撮影する日を決定したら、撮影に合わせてコンディションを整えておくことも大切です。
例えば、撮影を控えている直前に旅行に行ったり、目いっぱい遊ぶ予定を入れてしまうと、撮影の時にお子様が疲れを出して、いい表情での写真が撮れなくなってしまうことがあります。
また、日焼けはお子様を健康的には見せますが、過度な日焼けは撮影の際に肌の色の補正などをする際、補正データが壊れてしまう、ということもあります。
写真スタジオで撮影される際、撮影日当日にうまく写真が撮れなかった場合などは、別日に振替して再撮影に応じてくれるスタジオもいくつかあります。
しかし、やはり撮影は小さいお子様にとっても親御さんにとっても体力も神経も使うもの。
できれば一回で撮影を終わらせたいですよね。
そのため、撮影できる日を決定したらコンディションをしっかりと整えて置くことも大切です。
写真スタジオのプロにお任せする
願書写真は家で撮影することも可能ですが、せっかくですから写真スタジオのプロにお任せする方がおすすめです。
相手は多くのお子様を相手にしており、お子様のいい表情をひき出すには、やはりプロにお任せするのが一番安心です。
親御さんが写真を撮ると、どうしてもお子様が親御さんに甘えてしまって、きちんとした写真が撮れない、なんてこともあるようです。
写真スタジオによっては、撮影時にお子様の顔にゴミがついていた、少し鼻水が出てしまっていた、という場合はきれいに加工してくれるサービスもあります。
せっかくの願書写真、写真スタジオで撮影することで、お子様の表情も凛々しくなるのではないでしょうか。
また、幼稚園受験の願書写真を専門にしている写真スタジオや、「ここの写真をスタジオを使うと合格する」というジンクスがあるという写真スタジオもあります。
願書写真の撮影に特化した写真スタジオでは、小さいお子様が緊張しないよう、短時間で手早く撮影を済ませるようにしてくれます。
最初は撮影に慣れていないお子様に、練習カットをいくつか撮影し、練習カットを見ながら表情のレクチャーをして本撮影をする、といった、お子様のいきいきとした表情を引き出してくれるプロならではの撮影方法を取り入れているスタジオもあります。
【幼稚園受験】願書写真を家族・親子など保護者も撮影する時に気を付けること
幼稚園受験では、お子様の写真だけではなく、家族の写真も共に願書に貼って提出するよう求められる園もあるようです。
これは、お子様が幼稚園に通園することになった際、お迎えに来られる親御さんの顔を把握するためです。
そのため、受験をされるお子様だけではなく、保護者の方も撮影が必要となります。
家族写真を撮影する際、どのような点に気をつけなければいけないのでしょうか?
出願までに余裕をもって撮影する
幼稚園によっては、出願3か月以内に撮影した写真、など撮影の期間を指定する幼稚園があります。
ほとんどの幼稚園は秋に出願期間が設けられているため、夏休み中に撮影するというご家族も多いようです。
しかし、夏休み中の旅行やプール遊びなどでお子様が日焼けしてしまい、日焼け姿のまま撮影しなければいけません。
また「出願ギリギリに撮影すれば大丈夫!」とあまり時間に余裕を持たずに撮影の予定を立てていたら、お子様の急な病気やケガ、ご家族のご都合などで撮影する時間がなくなってしまった、なんてトラブルも起こりかねません。
ベストな撮影時期は、夏休み前。
夏休みの予定や、幼児教室の夏期講習が始まる前に撮影を済ませておくという親御さんが多いようです。
小さなお子様は、成長が早く、数か月で顔つきや表情も変わりますが、出願までに余裕をもって撮影に臨むことがおすすめです。
家族全員で撮影しても受験されるお子様を主役に見せる
家族写真といえども、やはり主役は受験されるお子様です。
撮影の際は、全員の洋服のトーンを揃え、なるべくお子様を主役に見せられるよう、お子様を中心に撮影するのがよいでしょう。
そして、おじいさまやおばあさま、ご兄弟が一緒に住んでいる場合は、親御さんとお子様だけではなく、一緒にお住まいになっている家族全員で撮影する、という幼稚園もございます。
その場合も、おじいさまやおばあさま、ご兄弟もなるべく受験をされるお子様に沿ったトーンの服装で揃えることが大切です。
もしもご兄弟が、受験される幼稚園に通園されている場合は、幼稚園の制服を着せるのもいいかもしれません。
【幼稚園受験】願書の写真はアプリで撮ってもいい?
紙の願書での出願ではなく、WEB出願の幼稚園が増えています。
そのため、願書写真は写真紙ではなくデータで所持しておくことも必要です。
最近では、証明写真用の写真撮影アプリが多くリリースされており、自宅でも証明写真を簡単に撮影することが可能です。
もしも自宅で願書写真を撮影する環境があるようでしたら、写真撮影アプリでの撮影も可能です。
しかし中には、画像が自動的にレタッチされるアプリがあり、実際の顔つきよりもかなり加工されて仕上がるというアプリも多く存在しています。
また、照明などによって顔が暗く映ってしまったり、陰影が写りこんでしまうこともあります。
セルフでフィルター調整などをした場合、服の色が変化してしまうことも・・・。
加工されてしまった写真や影が写りこんだ写真は、証明写真としては使用できないため、必ず無加工の写真を使うようにしましょう。
ただし、指定された願書写真のサイズに変換するのは、素人ではかなり大変です。
写真の画像サイズの調整に慣れていない方、そして難関幼稚園や国立幼稚園などを受験される場合は、アプリではなく写真スタジオで撮影した願書写真を使用するようにしてください。
【幼稚園受験】願書に貼る写真のサイズ
願書写真のサイズは、願書配布の際に記載がされています。
サイズは幼稚園によって変わり、一般的な証明写真サイズが指定されている幼稚園があれば、特殊なサイズで指定されている幼稚園も。
また、受験されるお子様の個人写真は縦型だが、家族写真は横型での提出を求める幼稚園など、幼稚園によって指定される写真のサイズや形式は様々です。
写真スタジオでは、願書写真の撮影には慣れており、受験幼稚園を伝えると指定のサイズにあった願書写真を印刷してくれます。
あらかじめ前年の入学要項などで願書写真のサイズを確認しておくことが大切です。
【幼稚園受験】願書の写真はコンビニで印刷してもいい?
さきほど願書写真のサイズの項目でも触れましたが、幼稚園によっては一般的な証明写真ではない特殊なサイズでの指定での願書写真の提出を求める幼稚園があり、そのサイズは幼稚園によって変わります。
この場合、コンビニで指定のサイズに印刷する、もしくはコンビニで印刷したものを指定のサイズにカットする、というのは難しいです。
また、コンビニで印刷した写真をカットする際、カッターでサイズに合わせてカットされると思いますが、セルフでカットをして失敗してしまった、なんてことも起こってしまいます。
そのため、できればコンビニでの印刷ではなく、写真スタジオや写真屋さんでプロの印刷をお願いするほうがいいでしょう。
願書写真は光沢・マットコートどちらでもよいとされていますが、マットコートを選ぶ方が多いようです。
【幼稚園受験】写真の貼り方
願書には、願書写真を貼る所定の位置があり、その場所に写真を貼るようにします。
願書写真には、念のために受験されるお子様の名前を明記しておくようにしてください。
万が一、願書から写真がはがれ落ちてしまっても、どの受験児童の写真かが幼稚園で判断することができるため、名前の明記は必須です。
名前の明記は、写真にインクが写らないように油性のボールペンで記載をしてください。
油性マジックはインクが写ってしまう可能性があるため、使用しないようにしましょう。
また、ボールペンで名前を記載する場合は、あまり強い筆圧で記入すると、写真にペンの凸凹が写ってしまうため、強すぎない程度で記入するようにしてください。
幼稚園によっては、ボールペンで名前を記載するよう指示されている園もあります。
必ず名前の明記は忘れないようにしましょう。
名前を書いてすぐに願書に写真を貼ると、名前が糊でにじんでしまうことがあるため、インクをしっかりと乾かしてから貼るようにしてください。
写真がはがれないよう、テープ糊を使いたいが使っていいのか?と親御さんから質問をされたことがあります。
写真がはがれないようでしたら、テープ糊や両面テープを使っても、スティック糊を使っても特に問題はありませんが、スティック糊の方が乾いたあとに粘着力が強いため、できればスティック糊をおすすめします。
写真の四隅がしっかりと願書に貼りついているかを確認してください。
【幼稚園受験】願書写真は笑顔厳禁?!疑問をプロが解説まとめ
今回は、幼稚園受験の願書写真について、親御さんたちから多く寄せられる疑問についてまとめさせていただきました。
幼稚園は、願書写真はあくまでも本人確認・本人の家族確認のひとつだとしていますが、やはり少しでもお子様の魅力をアピールするための重要なポイントだと私どもはとらえています。
幼稚園受験・小学校受験などお受験に特化した写真スタジオでは、受験幼稚園の願書や特徴に合わせた撮影を行ってくれるところもあります。
今回お話しさせていただいたポイントをふまえて、お子様の幼稚園受験にぜひ活かしていただけると幸いです。