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【幼稚園受験】受かる親の特徴を塾長が解説!

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ママ
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幼稚園受験では親が大事って聞くけど、受かる親の特徴ってあるの?!

うみ塾長
うみ塾長

だ幼いお子様が挑む幼稚園受験。

ほぼ全ての幼稚園受験では、親子で参加する考査が必須。

そのため、お子様だけではなく親の受験とも言われています。

今回は、幼稚園受験に合格する親の特徴や、幼稚園受験が”親の受験”と言われる理由について解説していきたいと思います。

幼稚園受験は子どもだけではない!受かる親の特徴とは?

 

幼稚園受験を決めたご家庭のお子様は、ほとんどが幼児教室やプレスクールなど、何らかのスクールに通われています。

スクールによって保育内容は様々です。

ほとんどのスクールでは、幼稚園生活に向けて、一人で色々なことができるようになることをサポートしたり、発想力や想像力を伸ばす知育教育を行っています。

 

幼稚園を受験するお子様はまだ2歳、3歳の小さな子ども。

スクールでは落ち着いた様子で問題なく過ごしていても、受験日当日はご機嫌が悪くなり、予想外の展開に戸惑ってスクールで学んだことを活かすことができなかった・・・と後悔したという親御さんの声もよく聞かれます。

 

しかし、幼稚園受験というものは、お子様だけの問題ではなく、親子で臨むものと言われています。

実際、受験日当日にお子様がぐずってしまってどうしようもない状況になり、ほぼ諦めモードで受験に臨んだら合格していた、という親子さんも数多くいらっしゃるのです。

 

幼稚園受験に合格する親御さんには、ある特徴があるのをご存じでしょうか?

受験に受かる親とはどのような特徴があるのか、ポイントを見て行きましょう。

 

【幼稚園受験】受かる親の特徴

 

幼稚園受験の合否は、親御さんの職業や学歴が関係すると思われがちです。

幼稚園によっては、受験されるお子様の家庭環境や親御さんの職業などを考慮される園も実際には存在しています。

しかし、ほとんどの幼稚園では親御さんの職業や学歴は合否にはほぼ関係がありません。

願書には親の学歴を記載しなけばいけない園もありますが、親御さんが卒業生である場合は、合否に多少は考慮される園もあるようです。

 

「幼稚園受験は親の受験でもある」と言われており、幼稚園受験の場では、お子様の様子だけではなく、親御さんの様子や受け答えも考査の一つとされています。

幼稚園受験に合格する親御さんとは、どのような特徴があるのでしょうか?

 

親の行動を押し付けずにお子様の行動を肯定する

受験の場で、お子様についつい手出しをしてしまう親御さんが見受けられます。

例えば、折り紙やテープ、ハサミなどが入った袋を手渡され「これでお子さんと自由に遊んでください」という考査が実際にありました。

親御さんとしては、袋からテープやハサミなどを取り出し「これで遊ぼうね」という流れになりますよね。

しかしこれは間違いなのです。

お子様はもしかしたら、袋から物を出さずシャカシャカと振って遊ぶかもしれない、袋を自分で破って中から物を出すかもしれない、とお子様なりに遊び方を考えているかもしれません。

大人は当たり前と思っていても、お子様にとっては必ずしもそれが当たり前ではないのです。

親御さんが間違っていると思うことでもそれを否定せず、お子様の自主性を尊重し、お子様の行動を肯定することが大切です。

 

挨拶や受け答えがしっかりとしている

幼稚園受験では、親子面接が大きなキーポイントとなっています。

面接の内容は様々で、面接の場で志望理由を聞かれる場合もあれば、幼稚園からの問いに「一言で答えてください」と言われる、幼稚園の教育理念に関してどう思うかを問われるなど、様々なパターンが考えられます。

 

幼稚園を受験するにあたり、志望幼稚園の面接対策をしっかりと取られている親御さんがほとんどですが、時には面接対策の時にはなかった予想外のパターンで進められる場合もあります。

そのような不測の事態にも、ハキハキとした受け答えやしっかりとした挨拶ができる親御さんは、それだけでも幼稚園からいい印象を与えやすいのです。

 

また、挨拶がしっかりとできるご家庭は、普段から親子だけでなくお友達や目上の方とのコミュニケーションを取っているというアピールにもつながり、こちらも園にとっては好印象になります。

 

普段から親子のコミュニケーションをしっかりとはかり、挨拶や受け答えがしっかりとできる環境を作ることがポイントです。

 

受かることに前のめりになりすぎない

幼稚園受験に臨む親御さんは、誰しもが「受験に合格しなければ」と切羽詰まってしまうことがあります。

しかし、その気持ちが逆に前のめりになりすぎてしまい、お子様にプレッシャーを与えてしまうことも。

 

また、面接などで「どうしてもこの園に受かりたい」と強くアピールをされる親御さんがいらっしゃいますが、逆に強くアピールするのはNG!

親御さんが受験に合格したいと思うのは当たり前のことです。

 

しかし、あまりに強くその思いをアピールしすぎることで、お子様の個性を潰してしまうということもあるのです。

自分のお子様を信じ、穏やかな目でお子様を見守ってあげることが大切です。

 

幼稚園受験は、親の受験といわれる理由

幼稚園受験の考査では、お子様の様子を見るのはもちろんですが、併せて親御さんの様子も合否の対象となっています。

 

幼稚園では、PTA活動に保護者が参加する園も多く、保護者の協力なくしてPTA活動は成り立ちません。

円滑に園行事を行うためには、親同士のつながりがとても大切です。

しかし、PTA活動に積極的に参加しない、保護者による活動に協力的ではないといった、統率を乱す親御さんの存在は、他の保護者さんにとっても園にとっても望ましいものではありません。

 

そのため、受験考査の場では、親御さんの様子を見ることで、幼稚園の教育方針や活動に自ら進んで賛同してもらえるかを園の先生がたはチェックしているのです。

幼稚園の先生方は見ていないようでも、ちょっとした親子のやりとりなども見ています。

 

受験の場でだけ上手く振舞っても、無意識に本性が出てしまうこともあり、そのような点を先生方は必ずチェックしています。

幼稚園受験は、お子様だけではなく親にとっても普段の様子を先生方にアピールする場でもあるため、飾らず自然な姿を見せるようにしましょう。

【幼稚園受験】受かる親の特徴を塾長が解説!まとめ

 

今回は、幼稚園受験に受かる親御さんの特徴について解説いたしました。

幼稚園受験というと、ついつい力が入って構えてしまいますが、そのように力を入れる必要は全くありません。

お子様との普段の自然なやりとりをアピールすることが最も大切です。

また、挨拶やはっきりとした受け答えといった、当たり前のことをふまえ、臨むことがポイントです。

お子様の自主性を尊重し、お子様が笑顔で希望の幼稚園で幼稚園生活を送ることができるよう、共に頑張りましょう。