パドマ幼稚園を受験するから面接で質問される内容を知りたいなー。
大阪にあるパドマ幼稚園は、保護者のみの面接となります。
本記事は、パドマ幼稚園の保護者面接の過去に質問された内容について、パドマ幼稚園の回答集作成付き面接レッスンで毎年高い合格実績を誇る幼稚園受験のプロである私が解説します。
【パドマ幼稚園】面接の特徴
パドマ幼稚園の面接の特徴は、ご両親ともに主体性を持って子どもに関わっているかを見られるところにあります。パドマ幼稚園は園任せの教育をおこなわないか、家庭でも子どもの教育に熱心であるか、仏教を理解しているか等についても重視する面接をおこないます。
パドマ幼稚園の面接はお子様が参加しません。保護者のみの面接になります。
パドマ幼稚園の保護者面接は、これまでご両親の2名と園長ともう1人の先生の4名でおこなっていました。ただ、令和6年度の保護者面接は保護者1名のみが参加できる仕様へ変更となっています。ご両親のどちらか1名しか面接に参加できません。
パドマ幼稚園には(4月入園)募集要項 3年コース、2年コース(年中編入2年保育)、1年コース(研究部2歳児保育最年少組)の3コースがあります。令和6年度に募集をおこなっている3年コース、1年コースのどちらも保護者面接の定員が1名です。令和7年以降も保護者面接の定員が1名の可能性が高いでしょう。
参加人数に制限があるため、ご両親のどちらが面接を受けるか話し合っておく必要があります。ご両親のどちらか一方が保護者面接を受けることになりますが、ご両親どちらともの教育に対する考えを明確にしておく必要があるでしょう。父親が母親の教育方針についての質問をされる場合や母親が父親の子どもへの接し方を問われる可能性もあります。
ご両親はお互いの子どもへの関わり方、教育方針等を共有しておきましょう。
過去の面接では「結論のみ簡素に回答するように」という明確な指示がありました。想定質問に簡素に答えられるように練習をおこないましょう。簡素な質問を用意しつつも、深堀されても良いように、考えを細かく説明できるような回答も用意しておく必要があります。
日ごろから子どもと関わっているかを確認するような、子どもの将来を見据えた質問等もあります。子どもの将来を見据えた教育、生活方針を実施しているところを伝えられるようにしておきましょう。
パドマ幼稚園は教育の根底に仏教の教えがあります。
教育方針、園に求めること等の回答として仏教の考えに当てはまらない受け答えは避けましょう。
パドマ幼稚園のブログを読むと園の考えがわかり、保護者面接の回答のヒントになります。
例えば「子どもには感謝する人になってほしい」というありふれた考え1つとっても、仏教的な考えも持ち出しながら返答するべきでしょう。感謝は、仏教の世界で知恩(ちおん)、感恩(かんおん)、報恩(ほうおん)に繋がっています。保護者は仏教に関しての知見を深めて把握しておく必要があります。パドマ幼稚園の仏教の宗派は浄土宗です。
パドマ幼稚園は、蓮美幼児学園と姉妹園であるため、合格者が蓮美幼児学園出身の子どもに偏る傾向にあります。
保護者面接の結果が拮抗する場合は蓮美幼児学園が優先的に合格となる可能性が高いでしょう。パドマ幼稚園を受験したいと考えている家庭は、まず蓮美幼児学園に通わせておいたほうが保護者面接も有利に進められるでしょう。
過去のパドマ幼稚園の面接は15分程度で終了しています。今後も保護者面接の時間は15分前後でしょう。
パドマ幼稚園の面接の日時は変更できません。
子どもは面接がありませんが、行動観察が実施されます。行動観察の中で簡単な質問がおこなわれるため事前に回答の準備をしておきましょう。行動観察は積み木、カスタネット、パズル、体操、手遊び、糸通し(紐遠し)が実施されてきました。
行動観察の際の質問は名前、目の前の遊びについて等と簡単なものですが緊張感をもっておこなわれます。普段とは異なる空間、緊張感の中でも質問に答えられる練習をしておきましょう。
行動観察は質問も含めて1時間程度です。
【パドマ幼稚園】面接で質問される内容
お父様
- 家庭の教育方針について
- 食育の方法
- パドマ教育方針(仏教)について理解しているか
- 子どもの長所はどこか
- 子どもの短所はどこか
- 休日はどのようにして子どもへ関わるか
- 家庭での子どもの過ごし方
- どんな人に育ってほしいか
- わが子のどんな時に幸せを感じるか
- 母親の子どもへの教育方針について
お母様
- 子どもの現在の健康面について
- パドマ幼稚園を志望した理由
- 子どもの将来について
- 通園するための交通手段
- 子どもはどういった性格か
- 母親の子どもへの接し方について
- パドマ幼稚園へ希望することはあるか
- 子どもが熱中していること(遊び)は何か
- 父親の子どもへの関わり方について
お子様
子どもは面接がありません。
行動観察時には簡単な質問がおこなわれます。
- 名前
- 今日はどうやってきたか(車か、バスか、電車か)
- 誰とここまできたか
- 今日できたことは何か
- 目の前の物の名前、扱い方
- ご両親との過ごし方、関わり方について
【パドマ幼稚園 】面接で失敗しないために気を付けることまとめ
パドマ幼稚園の面接で失敗しないためには、パドマ幼稚園の仏教的な教えや教育方針をしっかりと理解した受け答えをおこないましょう。
人気の高い幼稚園のため、保護者面接ではしっかりとした受け答えが必須です。
無難なやり取りだけではなく、1歩踏み込んだ子どもとの関わり方やパドマ幼稚園への理解が求められるでしょう。
パドマ幼稚園の特徴ともいえる裸足教育の理解を求める質問も想定されます。
パドマ幼稚園は裸足で園庭を駆け回るといったのびのびとした教育方針を重視しています。ある程度の怪我に寛容であるか等は保護者が幼稚園に対してクレーマーになり得るかの判断基準にもなっているでしょう。
子どもの安全が確保されている範囲内の怪我は寛容であると伝えましょう。
保護者面接は子どもの生活をより細部まで把握している、日常的に子どもとの関わりが多い保護者が担当したほうが失敗する可能性が減るでしょう。
踏み込んだ面接の回答ができるためにも、日ごろから子どもとしっかりと接し、子どもの考えや熱中しているものを把握しておく必要があります。
保護者は通常の幼稚園面接の想定質問を練習しつつ、パドマ幼稚園の仏教の教えを重視する教育を学んでおくと面接時の失敗を各段に減らせるでしょう。
私は、パドマ幼稚園オーダーメイド回答集作成付き面接レッスンを行なっております。
パドマ幼稚園では、面接対策が重要になりますので、パドマ幼稚園に入園させたい!とお考えの方は、ぜひ私の面接レッスンをご利用ください。