「我が子も通わせたい」と考える人も多く、受験生の中には横浜雙葉の卒業生がいることも稀ではないようです。
本記事では、横浜地区で人気の横浜雙葉小学校に合格するためのヒントを横浜雙葉小学校に願書作成や、回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る私が解説します。
【横浜雙葉小学校】 合格する子になるために、どんな力が必要?
1,人の為に行動できる
横浜雙葉小学校は、カトリックの理念に基づいた授業内容となっており、週に1回の宗教授業が行われるなど、敬虔なミッション系の学校です。自分のことはもちろん、周囲のことも考えられる優しい心を持っていることが大切です。試験に向けたその場限りの優しさだけでなく、日常的に自分の周囲にいる人たちを大切にできているか、大切にしようとする心を持っていることが重要です。
自分の身の回りのことを自分で完結できる
身辺の自立はすべての行動の根源になります。試験に向けて身辺自立の《練習》をするのではなく、お子様自身が身の回りのことを習慣的にこなせるようになることがとても重要です。
また、横浜雙葉小学校は一貫教育を取り入れており、勉強以外の教養を身に着けることも大切にしています。入学前に、社会で生活するうえでの最低限のルールとマナーが身についているといいでしょう。お子様の面接でも、ルールやマナーを聞かれることもあるようです。
テスト内容は…
考査内容は「ペーパーテスト」「行動観察」「運動」「指示理解(巧緻性)」「親子面接」からなっています。
「ペーパーテスト」の内容は、10枚前後の設問となっており、《話の記憶》《図解・数量》などが変わらずに毎年出題されています。
「行動観察」は近年行われていませんでしたが、2023年の試験から復活したといわれています。
「運動」や「指示理解(巧緻性)」は試験官の話を聞いてその通りに行動できることが求められます。
「親子面接」では、お子様の受け答えはもちろんですが、ご両親の考えを伝えることが重要です。長く面接時間が確保されているわけではない(10〜15分程度)ので、質問されたことに簡潔に答えることが大切です。
【横浜雙葉小学校】 合格する子になるために家庭でできること
考査時間の長さに耐えうる力
横浜雙葉小学校の考査時間は、他の雙葉系の小学校の試験に比べても格段に長いです。
5時間とも6時間とも言われており、かなりの長丁場になることを予想しておいた方がいいでしょう。
そのため、長時間のテストを乗り越えられるだけの体力や、自身で気持ちの切り替えができることが大切です。
ご家庭でも、お子様の負担にならない程度の生活のメリハリを意識してみるといいかもしれません。
身辺自立の促し
先述したように、考査時間がとても長いです。
小学校受験には珍しく昼食をはさみます。
そのため「お弁当を食べる」という課題もあります。給食に慣れていると、お弁当をスムーズに食べることが難しいです。
また、お弁当を包んだり片づけたりと基本的な生活を行う上で避けられない動きがお弁当の課題の中には含まれています。
日頃から、お弁当を食べるときにお子様がどのような片づけ方をしているのか、正しい習慣が身についているか、を振り返ることが重要となってきます。
親自身が自分の考えに自身を持ち、伝える力を身に着ける
横浜雙葉小学校を受験するご家庭のお母様の中には、卒業生という方もいらっしゃいます。
「卒業生だから優先的に入学できる」ということはありませんが、学校の教育理念を身を持って体験しているので、学校に対して深い理解があります。
卒業生と同じぐらいの熱意をもって「この学校に通わせたい」という気持ちを伝える必要があります。
また、国語力を大切にしている学校でもありますので、自身の考えを簡潔に伝えられる技量が親子共に求められます。
日常の親子の会話を意識的に丁寧な受け答えにしてみてもいいかもしれません。
【横浜雙葉小学校】合格する子はどんな子?プロが解説まとめ
横浜雙葉小学校は、高校生までの一貫教育が基本とされており、勉強を含めた教養などをゆっくり身につけられるということで人気が高い学校です。
受験者数も年々増加しており、倍率は約4倍ほどと難易度がかなり高い学校となっています。
また、他の小学校とは違い考査時間が長いことや、学校が丘の上にあることなどを考えると体力も必要となってきます。
日頃から体力が身につくよう、体を動かすことを面倒に感じないようにする必要もあります。
横浜雙葉小学校は試験の難易度が高い学校です。しかし、日頃の生活を丁寧に送ることで合格にまた一歩近づけることができるのです。
私は、毎年横浜雙葉小学校に願書作成や、回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇っております。
ぜひ一度ご相談ください。