願書の書き方

【小学校受験】幼稚園・塾からの推薦状の効果は?プロが解説

【小学校受験】幼稚園・塾からの推薦状の効果は?プロが解説
ママ
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小学校受験において、幼稚園や塾からの推薦状って効果はあるの?

塾長
塾長

みなさんは「推薦状」という言葉を聞いたことがありますか。

小学校受験の話題として定期的に登場し議論ともなる「推薦状」。

その必要性やその効果について、願書の代行や、推薦状の代行を行うプロが解説します。

 

小学校受験で幼稚園・塾からの推薦状って本当にあるの?

小学校受験で幼稚園・塾からの推薦状は確かに存在します。また、学校の関係者や親族・友人知人など、入学を熱望する小学校にゆかりのある方にお願いすることで書いてもらえる場合があります。

 

しかし、推薦状を出せば必ず合格が約束される訳ではありません。推薦状を受け取ってくれない学校や、学校によっては推薦状を送ることがマイナスになる場合もありますので園や塾、在校生などに相談をして確認することが必要です。

 

小学校受験で推薦状をもらう意味と効果

では、推薦状をもらうと一体どんな効果やメリットがあるのでしょうか。3つのポイントに絞ってご紹介します。

 

第一志望である本気度を伝えることができる

推薦をすれば学校側に推薦者の名前が伝わります。小学校側も推薦者が生半可な気持ちで推薦していないことを理解しています。推薦状をお送りすること=ご家庭の本気度、本命校であることを暗に表します。推薦状を提出した上で合格を得たにもかかわらず辞退すると、学校側の信頼を裏切り推薦者の顔に泥を塗ることに繋がります。推薦状を受けたご家庭は、つまり合格を出せは入学を約束したご家庭と判断されますよ。

 

学校にふさわしい家庭である、身元保証になる

小学校受験で願書や面接が重要視される理由は「ご家庭の身元を確認するため」と言われています。最低でも6年間、長ければ大学までの16年間を共に過ごすご家庭です。信頼・安心し長くお付き合いできるご家庭であるか、そんな身元保証を望んでいるのです。

 

推薦者側もその学校にふさわしい、長きにわたり良好な関係をはぐくめそうな信頼のおけるきちんとしたご家庭を選んで推薦されますので、それ自体が身元保証となるのです。

 

願書面接では伝えきれないアピールができる

本命校になればなるほど、伝えたい内容は溢れてきます。けれど、保護者の想いを伝えられる場所は願書・面接に限られます。

 

推薦状を用意することで、その中で間接的ではありますがご家庭の紹介をすることが可能です。どのようなご家庭なのか、家業はいかがか、ご家族ご親族に出身者がいるかなど。推薦者の方に、常識の範囲内で記載をいただくことでその後の願書・面接では違った面をアピールすることができます。

 

小学校受験で幼稚園・塾からの推薦状を依頼する方法

推薦状はプラスに働く場合であれば出して損はありません。

では、実際に推薦をしてもらう「幼稚園・塾・関係者など」に推薦状を依頼するにはどうしたらよいのでしょうか。

 

直接、もしくはお手紙を用意しお願いをする

小学校受験の推薦状の用意は、まずは推薦してほしい方にお願いをすることから始まります。幼稚園や塾といった定期的に顔を合わせるようない間柄でしたら直接お願いすることが可能です。学校関係者や親類・お友達からのご紹介といった直接面識のない方へお願いする場合は、注意が必要です。

 

最近ではトークアプリなどで手軽に連絡が取れる時代です。ですが、推薦者になりうる方は年代やお立場からそういったフランクなコミュニケーションをよしとされない場合もあります。そのため、お手紙などをしたためきちんとお願いをする必要があります。

 

お手紙による依頼は、親しい間柄の幼稚園・塾の先生へのお願いの際も有用です。

あらためて、マナーにのっとった良識あるお手紙をお送りすることはそのご家庭の人間性を伝えることになり、推薦者に安心してもらう手段にもなります。もしマナーや書き方に不安がある場合は、無理せず小学校受験専門の代行・代筆サービスを頼ってみるのも知恵ですよ。

 

幼稚園・塾に対し、日々ご迷惑をおかけしないようにする

小学校受験の推薦状を用意してもらう以前に、まずご家庭が推薦したりうるご家庭であるか判断してもらう必要があります。推薦者は、園や塾に頻繁に遅刻したり提出物などの期日を守らないなど、ルールを守れないご家庭を推薦したいと思うでしょうか。

また、忙しいことを理由に園のお手伝いや各種イベントの役員などをお断りしたことはありませんか。推薦者に気持ちよく協力・応援してあげよう!と思ってもらえるよう、常日頃から迷惑をかけず協力的な姿勢を持つようにしてください。

 

第一志望である熱意と想いを伝える

万が一、推薦し合格したご家庭が辞退などしたら大変な事態です。その推薦者は今後信用を失いますし、学校との関係が悪化してしまう可能性もあります。そうならないために、推薦者はそのご家族が「推薦した小学校に本当に入学するのか」その本気度を知りたいと考えています。

 

推薦状がほしいのであれば、第一志望である熱意を伝える必要があります。

例えば、同じ園出身で在校生のお子さんがいるならば、そのお子さんを褒めながら園の教育方針や指導力に共感と尊敬の念を伝えることも大切です。また、早い段階から少しづつその学校への憧れを伝えることでより一層本気度が伝わりますよ。

 

小学校受験で推薦状をお願いした時のお礼状は必要?

最後に1番大切なことをお伝えします。どんなに親しい間柄であっても、推薦状を用意してもらうというのは推薦者に大変な負担を強いるものですし、推薦者の方が長きにわたり積み上げてきた人間関係の一部をお借りすることは、とても責任のかかることです。

安易に依頼することはいけませんし、推薦状を用意してもらえたならば最大限の感謝を言動で伝えるべきです。

 

推薦状をもらった直後はもちろん、合否に関わらず結果が出た際には必ずご報告をし、合格が叶った場合には入学式の写真を添えて無事に式を終えられれたことをお伝えください。

 

推薦者は、時を共に過ごしてきた園児や生徒の笑顔が見たくて推薦をしてくれるのです万が一願いが叶わなかったとしても、きちんとお礼ができるご家庭であれば、推薦者はその後人生の岐路で助けてくれる素敵な味方になってくれるはずです。

 

どんな内容を書いたらいいか自信がない、文字に自信がないといった場合は「小学校お受験カレッジ」をはじめとする各所でお礼状の代行・代筆のサービスがあります。

 

ぜひ上手に活用して、推薦者に最大限の感謝の気持ちを伝えられるようにしてくださいね。

私は、願書の代行や、推薦状の代行を行っております。

絶対に合格したい方は、ぜひご利用ください。

 

 

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