和光鶴川小学校を受験するんだけど、面接で質問されることや特徴、対策ってある?
本記事では、和光鶴川小学校の小学校受験面接特訓を行う筆者が和光鶴川小学校面接について詳しく解説します。
後悔しないためにも具体例を知って万全な対策を行いましょう。
和光鶴川小学校の面接を受けるなら知っておくこと
和光鶴川小学校は東京都町田市にある共学校で、幼稚園から大学まで付属校です。和光学園の中では世田谷の和光小学校に次ぐ2番目の小学校として、和光学園の誕生から約30年後に完成した学校です。地理的な違いによる環境の違いはあるものの、和光学園とは同じ理念を持ち、学費も同額です。
和光鶴川小学校を表すキーワードは、「主体性」、「自然と自由」、「親和会」の3つです。
和光鶴川小学校では授業でも学校生活でも、主体性をとても大切にしています。押し付ける教育ではなく、子供が自ら「なるほど、わかった!」という学ぶ喜びにあふれる学校づくりをめざしていると校長先生は話しています。子供たちが積極的に関わることで理解を広げ、他者と関わり合いながら新しい時代を生き抜くための主体性を身につけていきます。
子供たちの主体性は4年生以上で構成される児童会でも発揮されています。過去には校内エレベーターの設置、制帽の廃止、ランドセルの改良などの改革を行い、学校生活が円滑に進むように子供たちが働きかけています。
系列の和光小学校にはない特徴としては、 和光鶴川小学校の敷地の3割にあたる4,700㎡の大きな雑木林です。こうした自然環境からも子供たちは大きな学びを得ることができます。生き物を見つけて教室で飼ったり、季節の移ろいを感じたり、上級生が下級生のために落ち葉のクッションを作ってあげることもあります。自然と自由の中から、子供たちは観察力や行動力、思いやりや優しさなど様々な学びを得ています。
「親和会」は先生と保護者のための会であり、毎月1回懇談会が開かれ、他にも様々な講座が行われたり、フットサルなど保護者のサークル活動もが盛んです。。学校の運営には保護者の協力が不可欠だと学校側が考えています。
【和光鶴川小学校】面接の時間
和光鶴川小学校の面接は保護者のみの面接で、お子さまの面接はありません。
面接の時間は10分程度です。
【和光鶴川小学校】面接で質問される内容
志望理由や学校の行事に対する感想、お子さまのことなどを聞かれます。
ご両親
志望理由をお聞かせください。
本校の教育についてどのようにお感じですか?
お子さまのどのようなところが本校に合うとお考えですか?
説明会の感想をお聞かせください。
公開授業を見た印象を教えてください。
公開講座の中で特に印象に残っているものは何ですか?
お子様
お子さまの面接はありません。
【和光鶴川小学校】面接で失敗しないために気を付けること
面接では学校教育への理解と協力、この2点が最も大切なポイントです。
和光鶴川小学校の勉強スタイルは独特で、教材は手作りですし、子供たちが一緒に学び合うことを目指しています。授業を見学すればその特徴的な授業を見ることができるはずです。その教育方法に理解を示し、共感することが1番求められます。行事の印象について聞かれることも想定して、ぜひさまざまな行事に参加し、和光鶴川小学校の教育に触れる機会を積極的につくりましょう。
もう一つ、新和会という組織があるように、和光鶴川小学校では三位一体、学校と家庭とお子様が一丸となって学校生活を進めていきます。学校行事も多く、保護者が参加したり、お手伝いするものも数多くあります。もちろん保護者が強制的に参加しなければならないわけではありませんが、積極的な参加や協力する意思があることはぜひ面接でアピールしておきましょう。