白百合学園小学校 を受験するから、願書の書き方や文字数、写真の選び方が知りたい！
白百合学園小学校の願書は他の女子校と比較して、記入する欄が少ないのが特徴です。
2ページにわたって志望理由を書くような願書の女子校もありますが、白百合学園小学校は対照的です。
志願者の基本的な情報以外での記入箇所は、具体的には、同居家族の備考欄、そして志望理由の2つのみです。
この記入スペースが少ない中で差別化を図るためには、願書にどんなことを盛り込むことが大切なのか、白百合学園小学校のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が具体的にご説明していきます。
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白百合学園小学校の願書にある志望動機の書き方のコツ
志望理由を記入する際に気をつけたいポイントは、
- 具体的なエピソードを入れる
- 校訓を意識して記入する
- 親のサポートを入れられれば入れる
になります。
以下で詳しく解説します。
具体的なエピソードは必須
まず具体的なエピソードは必ず入れましょう。記入する欄が小さいので、お子さまの発した言葉や具体的な様子を簡潔にまとめます。10語りたいことがあったとしてもスペースの都合上きっと2,3しか書くことができませんが、面接もありますし、考査時間も長いので、これからもアピールの機会はあります。そこは割り切って、あれもこれもと欲張らずに文章を絞って書きましょう。
校訓を意識して記入する
校訓ですが、白百合学園小学校が大切にしているのは、「従順」「愛徳」「勤勉」の3つです。従順は素直さ、愛徳は優しさ、勤勉は一生懸命さを意味しています。
またキリスト教の学校なので、この3つの柱の根底にあるのは、「進んで自ら動くこと」「人の役に立とうと思うこと」です。学校が求めているのは、「人の役に立つために、自らの意志で、何事にも素直に、周りに優しく、粘り強く頑張る」ことができるお子さまです。この点を意識して、志望理由を記入しましょう。
親のサポート
最後に親のサポートですが、入学後の白百合学園小学校はこれなくして成立しないほど、お母様の存在が大切になります。
学校から課せられる宿題以外にも、お母様主導の家庭学習がありますので、しっかり学習サポートをしていく環境と覚悟が必要です。
もちろん面接でも十分アピールできる時間もありますので願書への記入は必須ではありませんが、可能であればエピソードを盛り込む際に、子供へのサポートをします！というニュアンスを入れられるとさらに良い願書になります。
白百合学園の面接については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
文字数は300文字程度が目安
文字数は大体300字程度が読みやすい分量です。
罫線を引いてから記載する
志望理由の記入欄は、線がない空欄になっています。薄く鉛筆で線を引いてから書き始めます。女子校ですので、特に字は丁寧に書きましょう。
コンパクトにまとめる
白百合学園小学校の願書の記入欄は、非常に小さいです。
ですが、記入欄が少ないからと言って、抽象的な内容に留めてしまうと、どんなご家庭でどんなお子さんなのかが学校側に伝わりません。
具体的なエピソードを盛り込むことは必要ですが、簡潔にまとめることが大切です。
白百合学園小学校の願書にある備考欄の書き方
備考欄には、ご両親は職業や現在の役職、そして最終学歴などを記入しましょう。
○年○○大学卒というように卒業年度も書きましょう。
白百合出身者でなくても、プラスになる情報であれば、記入することをオススメします。
また専業主婦の方はそれも記載します。
実際にお仕事を持っているお母様もいらっしゃいますが、その場合は面接で、お子さまへの生活や学習のサポートに関する質問をされることがあります。
前述の通り、入学後はお母様の学習面でのサポートが必要になります。
お母様が子育てに専念できる環境であることはプラスになりますので明記しておきましょう。
白百合大学からは毎年医大に数十名進学していますし、学校として決してお母様がお仕事を持つことにも否定的ではありませんので、専業主婦であれ、〇〇会社勤務であれ、正直に記載して構いません。
白百合学園小学校の願書にある写真はどうする？
願書に必要な写真は、志願者本人のみの写真で、サイズは縦5センチ横４センチです。
そして注意すべきは髪型です。
髪型はショートの場合は、耳にかけるスタイル。ロングの場合は左右対称に2つに分けて三つ編みをします。編み込みは華美に見えるためオススメしません。
飾りのないゴムでまとめましょう。女子校によっては、入学後は肩にかかる髪の毛は束ねることだけがルールになっているケースもありますが、白百合学園小学校は入学後もこの三つ編みスタイルが基本ですので、願書の写真でも必ずこのルールを守りましょう。
白百合学園小学校の合格を目指すなら願書の書き方が重要な理由
白百合学園小学校は募集人数が60名、志願者数が非公表のため倍率は正確にはわかりませんが、大体4,5倍程度です。
小中高の一貫校で、白百合高等学校は、東大をはじめとする難関大学への合格実績を誇るレベルの高い女子校です。小学校から教育レベルは高く、非常に人気の高い女子校の1つです。
白百合学園小学校での考査では、まず願書を提出し、その後試験前の10月の親子面接を経て、11月1日にお子さまの試験があります。
多くの女子校がこの形式で考査を行いますが、願書提出と面接を終えた10月、つまり考査前に十分お子さまと家庭の雰囲気が学校に伝わっています。
どんなにお子さまの試験の成績が優秀でも、ありきたりの願書、熱意のない面接では合格を勝ち取るのは難しくなります。
ですので、まずは第一関門である願書で、白百合学園小学校の教育方針に共感していること、そしてそれを感じられるエピソードを盛り込み、家庭が見える願書を完成させた上で、学校から好印象を得られることが大切です。
それが続く面接をスムーズに進められるための鍵となります。
筆者は、白百合学園小学校のオーダーメイド願書作成を行っており、毎年合格者を輩出しております。
白百合学園小学校の願書作成でお悩みの方は、ぜひご利用ください。
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