【清明学園初等部】面接で質問される内容をプロが解説！

清明学園初等部では初等学校から中等部まで9か年一貫教育を謳っています。1年生から5年生までを初等部、そして6年生から9年生を中等部として位置付けています。6年生は中等部という位置付けで基本的なカリキュラムは一般的な6年生と同じです、定期テストを実施したり、中学英語を取り入れた教育が行われます。

また清明学園初等部では長年の研究により成長や発達に合わせた教育を取り入れています。これにより、早生まれのお子さまにとっても無理のない学習プランが組まれます。例えば算数は数の概念が理解できる1年生の2学期からスタート、1年生からすぐに音読の宿題は出さない、など教科書通りではなく、子供の発達に合わせたカリキュラムで学習を進めています。

そして清明学園初等部では1,2年生の児童を対象に低学年総合学習を取り入れています。本格的な学習の前に様々な体験を重ねて学びに対する意欲や感性を育てることを目的に、さんぽ・てづくり・ぶんがく・えいが・あそび・せいかつ・そうごうの7つの時間に分けて活動を行っています。低学年から知識の詰め込みをするような指導は行いません。

【清明学園初等部】面接で質問される内容

考査は11月に第一回と12月に第二回があり、どちらも面接は考査当日に行われる親子面接です。面接時間は15分程度です。

 

ご両親

本校を志望する理由を教えてください。

ご家庭の教育方針を教えてください。

本校の教育の中で特に共感を持たれたのはどの点ですか。

お子さまの長所と短所を教えてください。

お子さまとの関係で大切にしていることはありますか。

お子さまにはどのように育ってほしいとお考えですか。

お子様

お名前を教えてください。

幼稚園（保育園）の名前を教えてください。

幼稚園（保育園）では何をして遊ぶのが好きですか。

今日はどうやってこの学校に来ましたか。

お母様の作るお料理で好きなものは何ですか。

お父様とは何をして遊ぶのが好きですか。

【清明学園初等部】面接で失敗しないために気を付けること

清明学園初等部最大の特徴であり、魅力でもあるのが、一般的にあまり見られない小中9年間の一貫教育です。低学年は想像力や好奇心を伸ばすためにのびのびとした教育を行い、中学年から高学年にかけて高校受験に向けた学習を強化していきます。学習カリキュラムも9年間の一貫教育をもとに策定しているため、外部の中学に進学したいご家庭には向かない学校です。学校のこうした方針に賛同しているかどうかが、面接最大のポイントになります。小学校の６年間ではなく、小中合わせた９年間をこの学校で過ごしたいという想いで面接に臨みましょう。

また清明学園初等部では低学年総合学習や発達に合わせた教育を行っているので、保護者の方からすると低学年のうちは学習ペースが他校と比べて緩やかに見えるかもしれません。そこもこの学校の特徴の一つになりますので、しっかりと理解しておきましょう。

また学校と協力して子育てをすることが学園のモットーなので、保護者の来校回数は多いです。そして学校は参観や行事にはなるべく出席するよう保護者に伝えています。また後援会があり、委員は清明祭などでお手伝いがあります。質問された場合は行事参加やお手伝いの意思があることをしっかりと伝えましょう。