精華小学校を受験するんだけど、面接で質問されることや特徴、対策ってある?
精華小学校とは、横浜駅から徒歩15分ほどの距離にある私立の小学校です。
小学校の上には神奈川学園という女子の中高一貫校がありますが、エスカレーターで進学する児童はほとんどいません。そのため80名いる児童は皆、中学校受験を経験します。中学校受験に向けたカリキュラム構成がされているため、学校全体の学力は高い傾向にあります。
学力向上のために最適な環境を整えている精華小学校の入試倍率は3〜4倍と高く、入学志願者も年々増加傾向にあります。
今回は、そんな精華小学校の受験科目に含まれる親子面接について詳しく紹介します。
本記事では、精華小学校の小学校受験面接特訓を行う筆者が精華小学校面接について詳しく解説します。
後悔しないためにも具体例を知って万全な対策を行いましょう。
【精華小学校】面接の特徴
精華小学校の親子面接は、入学考査よりも1ヶ月ほど前に行われます。小学校からは資料が渡され、面接で聞かれるであろう項目に対する事前アンケートのようなものに記入するようになります。試験官はそのアンケートをもとに、面接を進めていきます。
当日、試験官は1人で10分程度の面接を行うとされています。考査試験と同様に、短い時間の中で、アンケートの内容をより深く質問されることと思います。本番になって慌てて、本筋からズレた回答をしないように、親子ともども、面接の練習はしっかりと行い、入学したい意思をしっかり伝えられるようにしましょう。
【精華小学校】面接で質問される内容
過去の親子面接で聞かれた質問の一例です。毎年同じ質問がされるわけでもありませんし、深堀りされる質問は面接官によっても、答える親子によっても違ってきます。
あくまでも、参考のひとつにしていただきたいと思います。
また、面接官は事前アンケートをもとに質問をします。事前に答えたアンケートの答えと齟齬がないようにお気を付けください。
お父様
・精華小学校への志望理由
・学校行事への参加の有無
(⇒有りの場合、その行事への感想やその時の生徒の印象など)
・学校に期待すること
・子育てで大事にしていること
・子供とのスキンシップの方法
・子供の最終学歴の希望。また、その理由
お母様
・精華小学校への志望理由
・学校でトラブルが発生した時はどのような対応をするのか
・両親で子育ての方針が一致しないときにはどのような対応をするか
・子育てで気を付けていること
・子供の将来の職業として希望しているものは?また、その理由
お子様
・自分の名前
・幼稚園・保育園の名前
・幼稚園・保育園でどのような遊びをするか
・仲のいい友達はいますか
・嫌いな友達はいますか⇒その子とはケンカをしますか
・担任の先生の名前
・好きな絵本はなんですか?誰に読んでもらっていますか?
・お父さんとお母さん、どちらが怖いですか?
・ご両親には、どんな時に叱られますか?
【精華小学校】面接で失敗しないために気を付けること
面接の内容を鑑みても、ご両親の質問に関しては、ご家庭での教育方針やお子様に対する接し方などを細かく聞かれている印象です。ご両親の間で、教育方針やお子様への接し方の思いに対して齟齬があれば、百戦錬磨の試験官にはすぐ見抜かれてしまいます。事前にしっかりと話し合いを重ね、ご両親の間で意志の統一を図るようにしてください。
また、お子様に対しては答えづらい質問も多くあります。そのようなときにどのような返答をするのか、質問に対して的を得た返答をすることができるのかが求められます。更には、質問を繰り返し行うことで、スムーズなコミュニケーション能力が備わっているかを確認しています。「自分の意思を、自分の言葉で丁寧にしっかりと伝える」といった練習が重要になってきます。
生まれてから5・6年しかたっていないお子様が、敬語を使って丁寧に話をすることはとても難しいと思われます。それでも、その難しいことを求められるのが小学校受験です。最初は大変かもしれませんが、早いうちに丁寧に話すこと・敬語を使うことに慣れておくとそれがお子様に取って日常生活の一部となっていくことと思われます。ご両親も言葉遣いなどを意識しながら、お子様と接してみてくださいね。
私は、精華小学校の小学校受験面接特訓を行なっています。
精華小学校を受験される方は、事前の対策が大切になります。
ぜひ、レッスンをお受けください。