立命館小学校に多数の合格実績を誇る塾長が解説していきます!
【立命館小学校】の受験内容と対策
立命館小学校では、「プライマリー入試A日程」と「プライマリー入試B日程」があります。
どちらの入試でも、面接(受験生と保護者)、および考査(ペーパーテスト、行動観察)という入試内容です。
ペーパーテスト
言語、知識(かず・形)、生活、常識、観察力などが出題されます。
基礎・基本を重視した問題となっていますが、基礎・基本だから、簡単ということではありません。
合格率からみても、やはり準備をしてきたお子さんが得点を伸ばしているといえます。
・季節のもの
・仲間分け
・しりとり
・言葉の意味
・絵の記憶
・交通道徳
・お話の記憶
・模写
・数の問題
・シーソー
・規則性の発見
・方向知覚(上から見た図など)
・なにからできているか(フライドポテトは何からできているか、牛乳は何からできているかなど)
以上のような、スタンダードな問題から応用問題などが出題されます。
日々コツコツとしっかりと準備する必要性があります。
では、どう対応していくのか、ここが重要となっていきます。
どのようにしっかりと対策を取るかで、合格への道が開きます。
お子さまとしっかりと向き合い、そのこども自身が必要な勉強内容で計画を立てることが不可欠です。
そのため、その中でも特に「家庭教師」は、他人数ではなく、そのこども一人と向き合うことで、こども自身の習熟度合いにあわせて、しっかりと苦手分野対策や過去問などを含めたサポートをしてくれるため、効率的にこどもの力を伸ばすことができます。
その分野を専門としたサポートを依頼することが、とても大切で重要となります。
行動観察
規律・秩序、指示理解、巧緻性、協調性、粘り強さ、積極性などがチェックされます。
例えば、
- 指示どおりに絵を描けるか
- 先生の真似ができるか
- 指示どおりの行動ができるか
- お箸を使ってお皿の中のものを移すことができるか
- 積み木を積めるか
- 作業を行う際にスモックを自分で脱ぎ着できるか
など団体生活や入学後の生活で必要な基本的な内容となっています。
他にも、
- 自分が使ったものを畳んで片付けることができるか
- 他の人が使いやすいように仲良く使うことができるか
- グループ戦の際は友達を応援することができるか
ボールを投げること一つにおいても、応援することも、相手への思いやりがあるか、このような社会生活での大切な点が身に付いているかが問われます。
勉強ができることも大切ですが、立命館小学校ではそれだけではなく、
こどもの「伸びしろ」を含めて、様々なことに粘り強く挑戦することも大切にしています。
待機時間中の姿勢や態度、他者との関わり方もチェックされていることも忘れてはいけません。
例えば、「あいさつをする。」これも実は重要なポイントがあります。
「自分からあいさつをする。」ことが大切です。
また、「話を聞く。」ですが、これも「相手の目をみて、話を聞く。」ことが大切です。
「返事をする。」は「すぐに返事をする。」ことが大切で、素直なしっかりとした生活力が備わっているかということをとても重要視されているのが立命館小学校です。
願書
別途『【立命館小学校】合格する願書の書き方をプロが解説』に詳しくポイントをまとめて詳細を記載していますので、ぜひそちらをご参照ください。
親子面接
別途『【立命館小学校】入試の面接は?親子面接攻略法を解説』に詳しくポイントをまとめて詳細を記載していますので、ぜひそちらをご参照ください。
保護者作文はある?
立命館小学校の受験では、保護者作文はありません。
作文があるのは、洛南小学校です。
まとめ
立命館小学校では、こどもたちが主体的に学び、自らを鍛えて成長してくことを目標をとしています。
「学ぶ準備ができているお子さんに応募してほしい。」この言葉からもわかるとおり、
入学後の学習準備ができているか、社会性が育っているかをみられます。
社会性のない個性は認められていません。
こどものコミュニケーション能力や主体性、協調性などが評価されますが、
普段からの生活態度をしっかりと見直し、受験に挑みましょう。