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【小学校受験】『 置き換え問題』対策と教え方をプロが解説

【小学校受験】『 置き換え問題』対策と教え方をプロが解説
ママ
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小学校受験対策してるけど、置き換え問題が苦手だから、対策と教え方を知りたい!

塾長
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小学校受験の推理分野で頻出なのが「置き換え問題」です。置き換え問題は大人から見ればなんてことない問題ですが、子供にとっては「置き換えることの意味」がなかなか理解しづらいでしょう。置き換え問題は「一対多対応」や「つり合い」の問題にも関連しています。置き換え問題は、まずは置き換えのルールを理解することが大事になってきます。そこで今回は小学校受験のプロが「置き換え問題」の対策と教え方について解説していきます。置き換えは日常生活の中でも経験できるので積極的に取り組んでいきましょう。

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【小学校受験】『 置き換え問題』の教え方のコツ

 

「置き換え問題」を理解するためには順を追って理解していく必要があります。また「一対多対応」や「つり合い」の問題にも関連してくる分野ですので、視野を広げて対策をしていけば応用力を付けることも可能です。まずは「置き換えることの意味」を理解することから始めていきましょう。

ごっこ遊びを通して

「置き換え」でもっとも身近なものはお金です。

そこでお店屋さんごっこをしてお金のやり取りを通して「置き換えることの意味」を理解していきましょう。お金の単位をそのまま使うと数字が大きくなってお子様も理解しづらいので、コインの枚数で置き換えを行っていきましょう。

例えば、「リンゴ1個買うのにコインが2枚必要です。ではリンゴを2個買うとコインは何枚必要かな?」のような問題を出していきます。このような経験をお店屋さんごっこを通じてたくさんさせてあげてください。「置き換えることの意味」をだんだん理解してくれるでしょう。

 

ペーパー問題に挑戦する

ごっこ遊びを通じて「置き換えることの意味」が理解できたら、今度は実際にペーパー問題に挑戦していきましょう。基礎的な簡単に解ける問題から始めてください。

多くの親御様は簡単な問題が解けたらすぐに応用問題へと発展させがちですが、置き換え問題は、置き換えのルールをしっかり理解することが大事です。

まずは同じもの同士の置き換え問題を徹底して繰り返していきます。例えば、「消しゴム1個はえんぴつ2本と交換できます。消しゴムが2個あればえんぴつ何本と交換できますか?」を発展させる場合、「消しゴムが3個あればえんぴつ何本と交換できますか?」であったり、「えんぴつが4本あれば消しゴム何個と交換できますか?」のように発展させていきます。置き換えるものが増えると複雑になって混乱するので、はじめのうちは置き換えるものを同じもの同士にしてください。

 

近い応用問題に挑戦する

基礎が固まったら、今度は置き換えるものを3つに増やして少し難易度を上げていきます。

ここまで来ると「つり合い」の問題と同じになってきます。

例えば、「メロン1個はリンゴ2個と交換できます。リンゴ1個はイチゴ3個と交換できます。ではメロン1個はイチゴ何個と交換できますか?」のような問題です。

置き換えの考え方は同じですが、この問題では2回置き換えをする必要があります。そのことに気づけなければこの問題は解けません。この問題が解けるようになれば「つり合い」や「一対多対応」にも応用がききます。応用問題は基礎をしっかり理解したうえで行わないと混乱する原因となりますので注意して取り組んでください。

 

【小学校受験】『 置き換え問題』解くために必要な力

「置き換え問題」は単純に同じもの同士を置き換える問題から置き換えの手順を複数回踏ませる問題など、その難易度は多岐にわたります。また次のような問題もあります。例えば、「リンゴ2個はイチゴ4個と交換できます。ではリンゴ1個はイチゴ何個と交換できますか?」のような問題です。今までは掛け算の概念で問題を解いていましたが、この問題は割り算です。置き換え問題はいくらでも難しい問題を作成できるので、解くために必要な力をしっかり身につけておく必要があります。

考える力

「置き換え問題」は機械的に出来るような問題ではありません。初めて問われる内容であっても今までの経験から考えて回答する力が求められています。何か具体的な生活場面を想定した学習経験が大事になります。頭でイメージさせるために経験をいかに多く積むかは幼児教育で大切な考え方です。経験の蓄積が初見でも「こういうことかな?」と考えて問題を解く姿勢につながります。考える力を養ってあげてください。

多くのことに興味を持つ力

 

置き換え問題に限らず小学校受験のペーパー問題は具体物を使った体験で理解できることが多いです。頭だけで考えるよりも目で見て触った方が理解しやすいからです。どんなことでも興味をもって取り組めるお子様はペーパーの理解は早いですし、小学校の先生方は探求心のあるお子様を求めています。お子様がいろいろなことに興味を持てるように日ごろからさまざまな仕掛けをしていってください。

 

粘り強く頑張れる力

 

置き換え問題は時に複雑で考えるのもイヤになる問題もあります。困難に直面しても粘り強く頑張れる力があれば乗り切ることが出来ますよね。何かを乗り越えるためには小さな失敗と成功を繰り返すしかありません。「できなさそうだから止めておこう」ではなく、まずは何でもやらせてみることは大切です。小学校の先生方も粘り強く頑張れるお子様を求めています。諦めずに挑戦する姿勢を養ってあげましょう。

 

【小学校受験】『 置き換え問題』おすすめの問題集

 

置き換え問題を理解するためにはペーパー問題も多く解く必要があります。そこで「置き換え問題」のおすすめ問題集をご紹介いたします。

 

こぐま会「ひとりでとっくん」


小学校受験塾として有名なこぐま会が販売している「ひとりでとっくん99 置き換え」は最近の小学校入試の傾向を取り入れており、ただ難しいだけではなく思考力が養えるような問題集になっています。基礎的な問題から応用問題まで幅広く取り揃えているのでお子様の学習レベルに合わせて対策することが可能です。

 

理英会「ばっちりくんドリル」置き換え


小学校受験塾として有名な理英会が販売している「ばっちりくんドリル 置き換え」は基礎編と応用編があり、初めてペーパー問題に取り組むお子様でもムリなく取り組めるようになっています。ばっちりくんドリルは理英会の分野別単科ゼミのテキストを家庭学習用に発展させた問題集ですので、家庭学習においても通塾と同じレベルの問題に触れることが出来ます。

 

こぐま会「幼小一貫論理育成問題集」「置き換え」「交換」「消去」


こぐま会が販売している「論理的思考力」を育成する問題集です。「置き換え」、「交換」、「消去」の3つの考えをテーマにしており、幼児がムリなく取り組めるような課題になっています。段階的に何度が上がっていく作りになっているのでお子様の学習レベルに合わせて取り組むことが可能ですよ。

 

【小学校受験】『 置き換え問題』の対策と教え方をプロが解説まとめ

「置き換え問題」は小学校受験のペーパー問題の中では難しい単元です。まずはしっかりと基本を固めて、それから応用問題へ発展するようにしていきましょう。日常生活においてもお金のやり取りを通じて「置き換えることの意味」を理解させても良いでしょう。ペーパー問題は机上だけではなく経験で理解できる問題も多くありますので、日ごろから多くの体験を積ませてあげるようにしてください。

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