願書の書き方

【小学校受験願書】子供の性格に関する書き方や例文をプロが解説!

【小学校受験願書】子供の性格に関する書き方や例文をプロが解説!
ママ
ママ

願書に「子供の性格」を記入する欄があるんだけど、何を書けば良いか迷っているのよね。

どんな性格を書いたら小学校の先生に印象が良くなるのかしら。

それに、おすすめの書き方があればそれも教えて欲しいわ。

塾長
塾長

「子供の性格」の欄には、「何を書くか」よりも「どのように書くか」の方が重要です。

特にお子さんの性格をどのように捉えているかは、親御さんの価値観によるところが大きいので、しっかりと内容や書き方を吟味するようにしましょう。

本記事では、これまで多くの願書作成を手がけてきた幼児教室代表の私が、願書における「子供の性格」の書き方を例文を示しながら解説していきます。

「うちの子ならどう書いたら良いかな」と考えながら読んでくださいね。

願書の書き方でお悩みでしたら、「小学校受験願書作成」をご利用ください。

【小学校受験願書】子供の性格の書き方のポイントは?例文も解説

願書にある「子供の性格」の記入欄は、「性格」と大括りされている場合と「長所」「短所」に分けて書く場合が想定されます。

大括りされている場合は、お子さんの性格の良いところを中心に書けば大丈夫です。

長所と短所に分かれている場合、短所は長所とも捉えて書くように意識しましょう。

 

「子供の性格」の書き方のポイントは、

 

  • お子さんの性格について親御さん自身が深く考える
  • 具体的なエピソードを入れる
  • 学校の先生に伝わるように易しい言葉を使う
  • 長所と短所に分けて書く場合、特に短所の書き方(言葉選び)は慎重に行う
  • 性格→具体例→まとめの構成にする

 

などがあります。

 

では、具体的にはどのように書いたら良いのでしょうか。

例文を交えながら書き方について解説していきます。

 

思いやり

「思いやりのある子」というのは、願書によく書かれる性格です。

そのため、書く内容や表現を工夫して、しっかりとお子様の魅力が伝えられるようにしましょう。

 

これは他の項目にも当てはまることなのですが、まず大事なのは親御さんが「思いやりとは何か」について深く考えているかどうかです。

ひと言で「思いやり」と言っても、

 

  • 自分から言葉をかけるなど、積極的にコミュニケーションがとれる子
  • 相手に迷惑がかからないように、うまく距離を測れる子
  • 泣いている子がいたら一緒に涙を流してしまう共感力のある子
  • 泣いている子がいたら元気になるように明るく励ます子
  • 誰とでも仲良くできる心の広さがある子
  • 友達になったら深い愛情を持って接することができる子
  • いつも誠実で、相手に本心を曝け出したり本音が言える子
  • 相手を気遣い、相手の顔色をうかがって行動したり発言したりできる子

 

など、いろいろな「思いやり」があります。

お子様のどのようなところを見て「思いやりがある」と考えているのか、再考してみてください。

親御さんの考えをしっかりと落とし込んでいくと、書く内容に深みが出ますよ。

 

【思いやりがある子の例文】

思いやりにあふれた性格をしており、困っている人がいたら手を差し伸べずにはいられないなど、その気持ちを行動に移せる良さがあります。以前、幼稚園の先生から、泣いている友達がいるとそっと傍に近寄って「どうしたの。」と声をかけていると褒めていただいたことがあります。家庭でも、妹に思いやりをもって接する姿が見られます。このように、娘は、あたたかい心をもって積極的に周りに関わることができる性格をしております。(200字)

 

恥ずかしがり屋

「うちの子は恥ずかしがり屋で・・・」というのも、お子様の性格についてお話しする中でよく聞きますが、これを短所と捉えるか長所と捉えるかは、親御さんの価値観次第です。

 

短所と捉えるなら、「内気」「消極的・主体性がない」「自己主張ができない」「コミュニケーションが苦手」という意味になります。

長所と捉えるなら、「慎重」「内省的」「周りの状況をよく見ている」「自分の意見を飲み込む我慢強さがある」などと言い換えることが可能です。

それぞれの場合の例文は以下のようになります。

 

【恥ずかしがり屋の例文(長所)】

 

周りの状況をよく観察し、慎重に物事を判断できるところが長所です。友達との関わりの中では、相手の気持ちを慮って言葉を選びながらコミュニケーションを取ろうとするよさがあります。相手や場に応じた適切な言動ができるため、礼儀正しい振る舞いができたり、マナーを守って行動できたりすることができるのも長所です。(149字)

 

【恥ずかしがり屋の例文(短所)】

 

相手の気持ちを考えた言動ができる一方で、自己主張が苦手なところがあります。特に、初めて会う人とは言葉を選びながらコミュニケーションを取るため、仲良くなるまでに時間がかかることがあります。相手の気持ちを考えられる良さを大切にしつつ、自分の気持ちも素直に表現できるように家庭でも気を付けているところです。(150字)

 

負けず嫌い

「負けず嫌い」も、長所とも短所とも捉えられる性格です。

前者なら「目標に向かって努力できる」「向上心がある」「芯が強い」といった言葉に置き換えた方が、願書を読む先生の印象が良くなるでしょう。

後者なら「優劣で物事を判断する」「高圧的」「自己中心的」などと同じような意味になりますが、これらの言葉をそのまま使うのはあまり印象が良くありませんので、短所として書くときは言葉を選ぶ必要があります。

ただ、小学校では「最後までやり遂げる」「粘り強く挑戦する」などの教育目標を掲げていることが多いため、「負けず嫌い」は長所としてアピールする方がふさわしいかもしれません。

 

【負けず嫌いの例文】

 

自分で決めた目標に向かって粘り強く努力できるところです。習い事のピアノでは、コンクールで賞を取ることを目標に掲げ、練習に励みました。難易度の高い曲を選んだため、途中で挫折しかけたこともありましたが、「自分で決めたことだから」と、最後まで諦めずに頑張ることができました。その結果、小学校低学年まで出場できるピアノコンクールで銀賞をいただくことができました。この経験を通して、努力することの大切さをより深く実感することができたと感じております。このように、娘には目標に向かって努力できる良さがあります。(249字)

 

優しい

「優しい」も「思いやり」と同様に、長所として挙げられることの多い性格です。

やはり、親御さんが、「優しい」をどのように捉えているかを深く考えておく必要があります。

また、お子さんならではのエピソードを交えることで、ありきたりではない内容にすることを心がけてみてください。

 

【優しいの例文】

 

息子は誰に対しても優しい性格をしております。友達におもちゃや順番を譲る時には笑顔で「どうぞ」と言えますし、家庭でもよくお手伝いをしてくれております。また、雨の日に傘を差しながら庭の花に水やりをしていたことがありました。どうして水やりをしているのか聞くと「雨よりも綺麗なお水の方がお花さんが喜ぶでしょ。」と申しておりました。このように、息子は人にも動植物にも優しく接することができる性格をしております。(200字)

 

【小学校受験願書】子供の性格の書き方 例文を参考にしたら落ちる理由

 

さて、ここまで例文を示しながら「子供の性格」の書き方を解説してきましたが、これらはあくまでも「書き方の例」を示しただけですので、同じような内容を書かないように気を付けてください。

蓮文を参考にしてはいけない理由は次の通りです。

 

他の受験者同じ内容を書いているから

例文を参考にすると比較的簡単に願書が書けるため、非常に便利ですよね。

しかし、他の保護者の方も、インターネットや書籍を使って同じように情報収集をしています。

万が一にも他のご家庭の願書と同じような内容が記載された願書を見たら、学校の先生はどう考えるでしょうか。

「誠実ではない保護者」「入学への熱意が感じられない」など、マイナス評価になることは必至です。

 

また、一般的な内容である例文を参考にしてしまうと、合格に近づくことはできません。

学校の先生は、たくさんの願書に目を通します。

一つひとつにじっくりと時間をかけることは物理的に難しいため、ある程度流し読みになってしまうのは仕方のないことです。

そのような状況では、ありきたりな内容を書いていては先生の目を引くことはできません。

しっかりとお子さんの魅力が伝わる内容・表現をすることが、合格に近づくために必要です。

 

ご家庭やお子様にぴったりの内容ではないから

例文は、あくまでも例であり、お子様にぴったり合っているということはないはずです。

「思いやり」のところでも解説しましたが、保護者がお子様の性格をどのように捉えているかが大変重要ですので、例文にとらわれずにしっかりと内容を吟味してください。

また、願書に書いた内容は、面接でも質問されることになります。

お子様にぴったりの内容を書いていないと、具体的なエピソードや他のエピソード、お子様の成長の様子や保護者の関わりなどを質問された時にうまく答えることができません。

 

さらに、お子様自身に質問されることもありますので、お子様自身も自分の性格をよく理解している必要があります。

親子で「うちの子は(私は)こういう性格だ」ということを共有していることが大切です。

願書を書くときは、何を書いたら良いかをお子様とも話し合っておきましょう。

 

小学校受験の願書は、一度きり!子供の性格をしっかり書こう!

 

小学校受験は、お子様にとって人生で一度きりしか経験することはできません。

一生に一度しかできない受験ですので、しっかりと願書を書いてあげてくださいね。

しかし、親にとっても一度きりしか書くことのない願書ですから、「どうやって書けば良いの」「何を書けば良いの」とお悩みの方もたくさんいらっしゃいますよね。

 

そんな時は、幼児教室代表の私が手がける「小学校受験願書作成」をご利用ください。

これまで数多くの願書添削指導で培ってきたノウハウや、面接官をしていた経験から、合格を勝ち取るための願書を作成させていただきます。

一部の願書作成サービスでは「どの学校でも使えるようなありきたりな内容」ということもあるようですが、私の願書作成サービスではしっかりとヒアリングをしてから願書作成をするため、お子様にぴったり合った願書を作成することが可能です。

お子様の魅力が100%伝わるだけではなく、面接まで見通した内容を書くことができるため、面接対策もばっちりできますよ。

 

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