小学校受験に共働きで挑むから、大変なことや、合格するために知っておくことを知りたい!
小学校受験では合格もあれば不合格もあります。万が一不合格となった場合に、考えられる理由を先に想定しておくことは合格に向けて必要なことです。
なぜなら、理由を考えて不合格にならないための対策を打つことで合格の可能性を高めることができるからです。
本記事では、小学校受験のオーダーメイド願書作成や、小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇る筆者が、不合格になる理由と対策について詳しく解説していきます。
また不合格になった時に親として子どもにどう接したら良いかについても考えていきます。備えあれば憂いなし、万全の対策で挑みましょう。
小学校受験で不合格になる理由
小学校受験は中学受験や高校受験・大学受験のようにペーパーテストで点数が数値化されて上位から合格していくわけではありません。不合格になった理由がお子さま自身もわからないということも多くあるため、不合格になる理由は非常にあいまいで多岐に渡ると考えられます。
ペーパーの基準をクリアする
不合格になる理由として考えられるものの一つに「ペーパーの基準をクリア出来なかった」が挙げられます。
ペーパーは点数が明確に分かるので、不合格になる理由としてもっとも分かりやすいものです。いわゆるペーパー難関高として知られる暁星小学校や洗足学園小学校は、問題の難易度を高めたり、回答時間を短くしたりして志願者間で差が出るようにしています。
ペーパーは努力でカバー出来る部分も多いので、受験までにいかに努力して準備を進めてきたかを見ているのです。
もちろんペーパーの出来だけで合否が決まる訳ではありませんが、ペーパーで点数が取れる子どもは努力が出来る子どもだと認識されます。ペーパーは対策がしやすいため、ここで大きな差をつければ合格へ一歩近づきます。
お子様の行動を把握する
小学校受験では先生のお話を聞かずに輪を乱すような行動を取る子どもはマイナス評価されます。なぜなら、入学後の集団生活に支障が出るからです。
例えば先ほどお話ししたペーパーですが、小学校受験のペーパーは問題文を自分で読むのではなく先生が読み上げてくれるので、問題文を聞いて何を問われているのかを理解して回答しなければなりません。
多くの小学校ではお話をきちんと聞ける子どもを求めています。
ペーパーだけではありません。行動観察ではお友達と仲良く関われるかを見られていますし、待機中に静かに待っていられるかも見られています。常にやって良いこととダメなことを伝えて日頃から改善していくようにしましょう。
親御様の願書、面接、行動を注意する
保護者も願書の記載内容や面接での受け答え、考査中の行動に注意する必要があります。小学校受験は子どもだけを見ているわけではなく保護者や家庭も見ているからです。
考査で知り合いが一緒になったとしても会釈程度に済ませて会話は必要最低限にしてください。
子は親の鏡と言われますが、小学校は親の振る舞いから子どもの未来を想像しています。
願書では家庭の教育方針や志望動機を書きますが、面接に繋がる重要なものです。
願書で失敗をすると、面接で取り返すことは非常に困難になります。
私は、小学校受験のオーダーメイド願書作成を行っておりますので、願書でお子様の頑張りを潰したくない方は、ぜひご利用ください。
面接も「どう答えれば良いか分からない」とお悩みの方は、私が行う小学校受験面接回答集作成付きレッスンをご利用ください。
保護者の方が思っている以上に、小学校受験は親の受験と呼ばれるほど、
願書と面接の比重はかなり大きいです。
後悔したくない方は、ぜひご利用ください。
小学校受験で不合格になった時の親の行動
万が一不合格になってしまったらかなりの動揺が走ると思います。親としては子どもに悪い影響を与えないように細心の注意を払った行動を意識してください。
自分自身もお子様も決して責めない
「あれがダメだった」とか「なんでこうしなかった」など自分自身もお子様も決して責めてはいけません。
不合格という結果だけを見て親に責められた子どもは、今までの努力がすべて否定されたと感じてしまいます。
自己肯定感は下がり、モチベーションの低下を招く可能性もあります。
小学校受験の道のりは決して楽なものではありません。
まずは無事に乗り越えたということを褒めてあげましょう。
そして親御さんも不合格のショックは計り知れないと思いますが、まずはお子様のケアを最優先にして、親子の絆を強めていくことに専念していかないといけません。
不合格の理由を考えない
小学校受験の合格基準はとても曖昧です。
不合格になった理由を考えても答えは出ません。
先ほども申し上げた通り、理由自体が多岐に渡りますし、本当のことは小学校にしかわかりません。小学校受験はご縁の世界です。
小学校のカラーがご家庭に合わなかったと割り切って、前を向いて過ごしていくのです。
小学校受験の過程でできることを見つける
不合格だったからと言ってすべてがムダになった訳ではありません。
小学校受験の過程でお子様はたくさんの経験を積んでいきます。
出来なかったことでも努力をすれば乗り越えられることを知れますし、人との関わり合いを通して社会性が身に付きます。
すべての過程に意味があり、なに一つムダなことなどありません。
親御さんも小学校受験を通してたくさんお子様と接することになります。
我が子の成長を目の当たりにして嬉しい気持ちも出てくるでしょう。
子供の意外な一面を見て驚くこともあるでしょう。
大人への階段を登っていく我が子と過ごした日々はかけ甲斐のない思い出へと変わるのです。
次のステップへ目をむける
不合格を知って落ち込むことは仕方ありませんが、気持ちを切り替えて次のステップへ目を向けなければなりません。
親がいつまでも落ち込んでいたら子供にも伝わり、子供が自分自身を責めることに繋がりかねないからです。小学校受験がすべてではありません。
お子さんも他にやりたいことがあるはずです。
例えばサッカーをやりたいと言えば思う存分やらせてあげましょう。
親子で話し合ってお子さんがやりたいことに挑戦させてあげてください。
引き続き挑戦する心を失わずに済み、モチベーションの維持にもなります。気持ちを整理する仕方も親が先導して教えていけば、なにも問題にならないでしょう。
【小学校受験】不合格になっても決して無駄ではない!
小学校受験で合格が得られずに公立小学校へ通うことになったとしても、すでにお子さんは大きなアドバンテージを得ています。
小学校受験の内容は小学校3年生ぐらいまでの範囲を網羅していると言われています。
小学校に入学した後もスムーズに学校生活へ移行できるので、小学校受験で経験したことは決して無駄ではないのです。
また目標に向かって頑張った経験はお子さんの人生において大きな財産になります。
むしろ早い段階で挫折を知ることで、努力を惜しまないことや準備を重ねることの大切さに気づけたと思います。
親としても結果ではなく過程を褒めて、お子さんが積み重ねた努力が無駄ではないことを教えてあげてください。
【小学校受験】不合格になる理由と対策をプロが解説まとめ
受験ですからどうしても合格や不合格という結果が出てしまいます。
希望する小学校に合格して笑顔で終われれば良いですが、不合格の可能性も考えておいた方が良いです。
不合格という現実を突きつけられた時の動揺は思った以上にあります。
今のうちから不合格になる理由を把握して、そうならないための対策を打っておけば、不合格になる可能性はかなり低くなりますよ。
合格なら子供の努力のお陰、不合格なら親の責任です。不合格にならないための対策をよく考えて小学校受験に臨んでください。
特に、願書や面接で「しまった・・」と後悔しても、もう時間は取り戻せません。
私は、おかげさまで小学校受験のオーダーメイド願書作成や、小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇っております。
みなさん不合格の心配をされるのであれば、親御様自身もしっかりと準備を怠らず、後悔のないようにしてくださいね!