同志社小学校の親子面接ってどうしたらいいの?
絶対合格したいから、質問内容やポイントを知りたい!
同志社小学校を受験する際には、親子面接があります。
保護者の面接が合否を分けますので、しっかり対策しておきたいところ。
本記事では、小学校受験の面接対策を行う塾長が解説していきます!
同志社小学校 親子面接の質問内容は?
同志社小学校では、自ら学び自ら答えを導き出す、そして、答えに至る過程や思考のプロセスも大切にしている学校です。
そのような姿勢があるかどうかを見極められる親子面接では、こどもの「自主性」が尊重され養われているかがみられます。
面接では、基本的にこどもを中心とした流れで面接が行われます。
同志社小学校ではこどもの「自主性」を尊重し、自らの意欲性を大切にしているため、
どのような内容でも『自分自身で考えて回答しようとする姿勢』がとても重視されます。
普段から、家庭内でしっかりとコミュニケーションを取っているか、また対話があるかをみられているため、日ごろからの家族間の関わり方をしっかりと見直しておく必要があります。
親子関係を中心とした質問が出題されることが多く、日ごろから、
家庭内でコミュニケーションをしっかりと取り、対話力を養うことや、親から子へしっかりと愛情を伝えることが大切です。
それにより、こどもは自信を持って回答をすることができます。
お子さま
自主性や積極性が身に付いているかが、重点的に問われます。
- 名前
- 保育園、幼稚園の名前
- ここに来るまで、お父さんとお母さんとどんなことをお話ししてきましたか。
- 朝ごはんはなにを食べてきましたか。
- 嫌いな食べ物はありますか。それはどうしてですか。
- その嫌いな食べ物が出たときはどうしますか。
- 将来はなにになりたいですか。それはどうしてですか。
- 家ではどんなお手伝いをしますか。
- 洗濯物はなにをたたみましたか。たたみ方をやってみてください。
- お料理のお手伝いをしたことがありますか。包丁は使ったことがありますか。どんなお料理を作りましたか。その時、お母さんに食べてもらって、どんなことを言ってもらいましたか。
- 兄弟姉妹はいますか。
- 兄弟姉妹とはどんな遊びをしますか。
- 兄弟姉妹とゲームをした時、勝つことはありますか。
- 妹弟のお世話をしますか。どんなお世話をしますか。
- 保育園、幼稚園は好きですか。それはどうしてですか。
- 保育園、幼稚園ではどんな遊びをしますか。
- 保育園、幼稚園ではなにをするのが一番好きですか。それはどうしてですか。
- 保育園、幼稚園のお友達の名前を何人か教えてください。そのお友達はどんな子ですか。
- 宝物はありますか。どうして宝物なのですか。
- それはどのくらいの大きさですか。
- いつもどこに置いていますか。
- それは誰に買ってもらいましたか。誰にプレゼントしてもらいましたか。
- 一つだけ願い事が叶うとしたら、なにをお願いしますか。それはどうしてですか。
- お父さんの好きなところはどこですか。それはどうしてですか。
- お母さんの好きなところはどこですか。それはどうしてですか。
- 小学校ではなにをお勉強したいですか。
- 好きな絵本はありますか。それはどうしてですか。
- (動物絵本を見せ、動物を指さしながら)動物の名前、特徴や知っていることはなにか聞いていく。その動物が好きかなどを聞いていく。
- (笑顔や怒った顔、泣いた顔、ビックリした顔、しんどそうな顔などの表情の書いた絵のカードを見せながら)この顔はどんなときの顔ですか。
お父様
- 同志社小学校の志願理由を教えてください。
- 学校にはどんな印象を持ちましたか。
- お子さんはどのような性格ですか。
- お子さんを、かわいいな、成長したなと思うことはありますか。それはどのような時ですか。その時のエピソードがあれば一緒にお話しください。
- お子さんにされて嬉しかったことはありますか。それはどのような時ですか。その時のエピソードがあれば一緒にお話しください。
- お子さんとは普段どのように関わりを持っておられますか。
- どんなお子さんになってほしいですか。どのような人間になってほしいですか。
- 同志社小学校に対するご質問やご意見があればお願いします。なにか要望はありますか。
お母様
- 保育園、幼稚園の先生から、お子さんは園ではどのような様子だと聞いておられますか。
- お子さんの家での様子。
- 兄弟姉妹との関わり方。
- 兄弟姉妹とケンカはありますか。どのようなことでケンカになりますか。どのように解決されていますか。その時、お子さんはどのような様子ですか。
- 兄姉はどちらの学校ですか。
- 面接中のお子さんを見て、どのように思いますか。
- お子さんが、かわいいな、成長したなと思うことを教えてください。その時のエピソードがあれば一緒にお話しください。
- お子さんにされて嬉しかったことはありますか。それはどのような時ですか。その時のエピソードがあれば一緒にお話しください。
- どういった本をお子さんに読んであげていますか。
- 父親はお子さんにとってどのような存在ですか。
- 自分自身を客観的にみて、どのような母親だと感じますか。
- 同志社小学校に対するご質問やご意見があればお願いします。なにか要望はありますか。
両親どちらか
- ご家庭の教育方針についてお聞かせください。
- お子さんからみて、ご両親はどのような親だと思いますか。
- こどもへのお手本となるようなことで心がけていることはありますか。
- 夕食はお子さんと一緒に食べておられますか。どのような会話をしながら夕食を食べておられますか。
- 同志社小学校について、どのようなイメージをお持ちですか。
- 同志社小学校を受験することにしたきっかけはなんですか。それはいつ頃ですか。
- 小中高一貫教育について、どう思われますか。どのようにお考えですか。
同志社小学校 親子面接で合格するためのポイント
面接時間は他学校と大差なく、15分から20分ほどとなります。
受験者の緊張を出来る限り解きほぐそうと、とても話しやすい雰囲気だといえます。
しかしながら、一つの質問に対して、その先が問われることが多いため、
事前にどのような質問がされても答えられるように、十分な練習が必要です。
自身の考えを的確に簡潔に答えることができるかが合格への大きな一歩。
また、会話力、聞く力、集中力、そして、諦めずに考える力がポイントとなります。
まとめ
こどもが緊張することがないように、こどもの様子を見ながら「はい」や「いいえ」で答えることができるように配慮した質問にされることもあるなど、こどもを中心とした面接が実施されます。
こどもが「できなかったこと」ではなく、「できたこと」を見つけ、そこに焦点を当てて、こどもを褒めてくださりながら、自信を持ってこどもが受け答えできるような面接です。
同志社小学校では、「それはどうしてですか」「どのように」という具体性に特化した質問も多く、その場でもしっかりと自分自身で考えることができるかが問われます。
これこそが、同志社小学校が開校以来大切にしている「道草教育」です。
「与えられる学び」ではなく、「自らが答えを導き出す学び」「答えに至る過程や思考のプロセスを大切にした深い学び」なのです。
「伝えたい」「話したい」が軸となった学習を行う同志社小学校では、入学後にこども達が豊かな学びと成長ができるお子さまを募集しています。
相手の心に伝わるよう、一生懸命に丁寧に伝えるそんな面接を心がけましょう。