田園調布雙葉学園小学校を受験するんだけど、願書にある本校志望にあたっての書き方が知りたい!
願書も「学校に知らせておきたいこと」がテーマでしっかり文字数を書かせる小学校です。
本記事では、毎年田園調布雙葉学園小学校の合格者を輩出している願書作成のプロである筆者が解説します!
この記事では、田園調布雙葉学園小学校のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が徹底的にに解説いたします。
田園調布雙葉学園小学校の願書って?
出願にあたっては、「入学願書」と「本校志望にあたって」という2枚の用紙を提出します。
本校志望にあたっての用紙の最後には、「学校に知らせておきたいこと」という欄があります。
ここは唯一アピールできる箇所なのでしっかりと家庭の教育方針から学校への志望理由につなげる記述が必要です。
文字数は約600文字を目安にしましょう。
不備があると、志望度が低いと見なされてしまいますので、要注意です。
田園調布雙葉学園小学校の願書については、以下の記事で詳しく解説しています。
田園調布雙葉学園小学校の面接対策はどうする?
田園調布雙葉学園小学校の面接は、同日に二回実施されるのが特徴です。
第一面接の担当は校長・副校長、内容は志望理由や学校への理解度に関する質問です。
第二面接の担当は教頭・教諭、内容は家庭の様子や親子の関わり、日々の生活のことです。
各面接は1組5分ほどです。
面接を二回行う理由は、できるだけ多くの先生が評定に関わることで多角的に家庭を見るためです。
田園調布雙葉学園小学校は、雙葉系の中で唯一、中学も高校も生徒の募集をしておらず、
幼稚園もしくは小学校から入園入学した家庭のみが学園で14年間(幼稚園から)ないしは12年間(小学校から)を過ごします。
それだけに学校はこの面接をかなり重視しており、学園の方針に合う家庭を二回の面接を通して見極めます。
まず第一面接では、お子様がご自分の名前やこの学園の名前などを聞かれます。
きちんと答えられるよう練習が必要です。
ご両親に関しては、
- 志望理由の説明
- 女子校についてどう思うか
- 一貫校についてどう思うか
- キリスト教教育についてどう思うか
など考えを聞かれます。
女子校について、特にお父様はご自分の経験できない分野なので答えずらい質問だと思いますので面接前にしっかりと考えをまとめておくことがオススメです。
一貫校についてはご自分が一貫校の経験でしたらその話を、もしくはご両親がずっと続けてきたことがあればそれと繋げると答えやすいです。
キリスト教教育についてもご自分やご家族がキリスト教教育を受けていないと難しい質問に思えますが、
学校もキリスト教を学校の教育方針の中心に据えているだけで、入学したからといって入信する必要はありません。
ただし、キリスト教を理解しようという姿勢だけは持っておきましょう。
そして第二面接では、お子さまは、どんなお手伝いをしているか、そのお手伝いの楽しいところ、難しいところなどの質問があります。
小学校受験、特に女子校ではこのお手伝いは定番の質問です。
新年長になったらお子さまと相談して1つお手伝いを決めて、それ継続して行うようにしましょう。
- 植木の水やり
- ご飯の前後のテーブル拭き
- 玄関の掃き掃除
- 洗濯物を畳む
など簡単なものが良いでしょう。
お手伝いを決めたら、できた日にカレンダーにシールを貼るとお子さまのモチベーションも上がります。
この時、できたら誉める、できなくても何も言わない、というスタンスで取り組みことがオススメです。
くれぐれもお子さまに、お手伝いやりなさい!と強制してしまわないように。
誰かの役に立つ喜びを感じる、それがお手伝いの醍醐味です。
ご両親については
- お子さまと似ているところ
- お子さまといて幸せに感じること
- お子さまにどういう女性になってほしいか
などの質問があります。
どれもよくある定番の質問で、家庭の考えや雰囲気が伝わりやすい内容です。
ご家族の様々なエピソードを書き出して、ご両親で共有しておくことが必要です。
田園調布雙葉学園小学校の難易度や倍率は?
まず試験の難易度は他の女子校と比較すると高くありません。
ペーパーはむしろ基本的な問題が多く、点差がつきにくいので、ケアレミスはしないことが大切です。
問題の傾向も変わらないので、対策もしやすい学校です。
過去問を何回も解いて傾向に慣れておくと共に、ケアレスミスをしない練習をしておきましょう。
倍率は?
倍率は、2022年度は4.0倍、2021年度は4.9倍。人気の高い女子校の1つです。
田園調布雙葉学園小学校の補欠合格はある?
補欠合格はあります。
ですが、田園調布雙葉学園小学校は幼稚園から進学するお子さまもいるため、
募集人数が65名ともともと少なく、補欠も一桁程度と少ないです。
田園調布雙葉学園小学校の受験日は、他の多くの都内の女子校と同じ11/1です。
学校の場所によっては午前と午後で試験を受けることが可能です。
しかし、田園調布雙葉学園小学校は他の都内の女子校と場所が離れているため、お子さまの月齢によっては午前午後と受験するのが難しく、併願先として選択されづらい学校ではあります。
実際に田園調布雙葉学園小学校を受験するご家庭は志望度が高い傾向にあります。
田園調布雙葉学園小学校の説明会で気をつけたいこと
例年説明会は年2回あり、春に1回目、秋に2回目が開催されます。
それ以外には春にふれあい見学会があります。
ふれあい見学会では実際に在学中の6年生に会うことができるので、お子様が田園調布雙葉学園小学校に入学した後の姿を想像することができる貴重な機会です。
説明会もふれあい見学会も申し込みは先着順で、見学会は特に定員が少なく、早くに申し込みが締め切られます。
ホームページを頻繁に確認して情報を把握しておくことが大切です。
説明会への不参加は志望度が低いと見なされますので、注意しましょう。
説明会当日に保護者が回答するアンケートなどは特にありません。
説明会の最後には卒業生がスピーチをしてくれます。
まだ幼稚園生の我が子がこの学校で12年間を過ごしたらどんな女性になるのか。
そんなことを想像しながら聞いてみると良いでしょう。
田園調布雙葉学園小学校の評判や口コミは?
負けず嫌いの子というよりは、おっとりした子が多い印象。
ないないづくしの学校ですが、そこがこの学校の魅力。
女子校が共学になったり、お弁当だった学校が給食を取り入れたり、世の中の変化に合わせる学校が多い中、この学校は昔から何も変わっていないし、変わろうともしていない。
ご出身のお母様が思ったよりも少ない印象。
1学年たった3クラスで12年間一緒なので、お互いのことがよくわかる。もはや家族のような存在!