城南学園小学校の願書って、インターネットで提出するって聞いたんだけど、書き方のコツってあるのかな?
願書は受験の第一関門って言われているみたいだし、ちゃんと書けるか不安・・・
城南学園小学校の願書は、インターネット出願サービスを経由した「インターネット出願(WEB出願)」のみとなっています。
紙の願書とは書き方のコツが異なる部分もありますので、しっかりとポイントを押さえた書き方をすることが大切です。
城南学園小学校に合格する願書の書き方を、元面接官で幼児教室代表の私が解説します。
【城南学園小学校】願書の項目と書き方のコツ
基本的に、紙の願書と同じような書き方のポイントは、必ず押さえるようにしてください。
ただし、インターネット出願ならではの書き方のコツがありますので、今回は特別にそのコツをお教えします。
簡潔な文章にする
インターネット出願では、記入欄に字数制限が設けられているため、文字の大きさを変えることで文字数を調整するという方法が使えません。
城南学園小学校では、願書に「志願に対する保護者の考え」を記入する欄がありますが、字数制限があるため、簡潔な文章で「入学を希望する」という熱意を伝えることが求められます。
そのためには、書く内容を絞ることが大切です。
いろいろと書きたいことがあっても、何かひとつの話題だけに絞るようにしましょう。
書き出しを工夫する
簡潔な文章で印象を伝える志願理由を書くためには、話の組み立てを工夫することが大切です。
特に、書き出しを工夫することで、インパクトのある志願理由を書くことができます。
面接官は、願書を何枚も読むため、ありきたりな文章では面接官の印象に残りません。
例えば、学校説明会やオープンスクールで感じた学校の魅力から書き始めると、他の方とは一味違う志望理由を書くことができます。
城南学園小学校では、授業参観、体験入学、学校探検など、子ども向けの入試イベントを実施しているので、積極的に参加して話題を探しておきましょう。
学校の教育方針を踏まえる
「学校の教育方針を踏まえる」というのは、「学校の教育目標を引用する」ことではありません。
「『自主自立 清和気品』という建学の精神に共感して志願致しました。」という文では、全く熱意が伝わってこないと思いませんか。
「建学の精神」や「教育の3つの柱」に使われている言葉を、子育ての中で使っている言葉に置き換えてみましょう。
そうすると、学校の教育方針と家庭の教育方針の合致する部分が見えてきて、保護者の思いが伝わる願書が書けるはずです。
話題が広がる内容にする
願書に書いた内容は、親子面接でも必ずその内容について質問されます。
これはありきたりな表現になりますが、例えば志願理由に
「思いやりのある子」という表現を使ったのであれば、
「思いやりの心を育てるためにどのように子育てをしてきたか」「思いやりが育っていると感じたエピソード」「子どもに対して普段からどのような言葉をかけているか」など、
どのような質問をされても答えられるようにしておきましょう。
面接官が一読したときに興味を引くような内容だと、より魅力的な願書になります。
具体的なエピソードを交える
簡潔に文章をまとめなければいけないからといって、抽象的な表現ばかりでは言いたいことが伝わりません。
「思いやりのある子」よりは「困っている友達を放っておけない子」、
「優しい子」よりは「友達が嬉しいときに一緒に喜べる子」などの具体的な言葉を使いましょう。
このひと工夫があると、面接官もその部分を必ず質問してくるでしょうから、面接対策にもなって一石二鳥です。
その他の注意事項
<顔写真>
願書に添付する顔写真は、写真館やフォトスタジオで撮影する方も多いのではないでしょうか。
しかし、インターネット出願では、顔写真は「写真データをアップロードする形式」になります。
そのため、写真館やフォトスタジオを利用する場合は、写真データをもらえるところを選びましょう。
ご自身で撮影する場合は、「白い壁を背景にする」「顔が暗くならないようにする」などに気を付けてください。
カメラの設定を確認して、ファイルの規定サイズ(3MBまで)を越えないように注意しましょう。
<オートコンプリート機能>
情報を登録するときには、オートコンプリート機能を使うのを避けるようにしましょう。
インターネット出願では、「出願者が保護者の氏名になっていた」「生年月日が保護者のものだった」などの記載ミスが起こるようです。
嘘のようなエピソードですが、これは恐らくオートコンプリート機能を使ったためではないかと推測されます。
うっかり記載ミスをしないためにも、入力には十分気を付けましょう。
まとめ
願書は合否を左右する重要な書類ですから、内容をしっかりと吟味したいところ。
しかし、城南学園小学校の願書は記入欄も少なく、どう書けば熱意が伝わる文章になるのか、保護者の立場からは不透明というのが現状ではないでしょうか。
そこで、ご検討いただきたいのが、幼児教育の代表で元面接官の私が手がける「願書作成代行」です。
願書作成代行をご利用いただくと、元面接官という経験やこれまで幼児教育に携わってきたノウハウを生かして、お子さんの魅力や保護者の熱意が伝わる願書を作成させていただきます。
願書の書き方を学んだり、文章を吟味したりする時間や手間をかけることなく、完成度の高い願書ができるのはたいへん魅力的だと思いませんか。
もちろん、面接対策にもなるようにヒアリングをしながら丁寧に作り込んでいきますので、そのご家庭にぴったりのオーダーメイドの願書が作成できますよ。