京都教育大学附属桃山小学校を受験しようと思ってるんだけど、願書の書き方が分からない・・
京都教育大学附属桃山小学校は、伏見城の城下町であった京都市伏見区にある国立小学校です。
京都教育大学附属桃山小学校では2022年度より、ペーパーテストと親子面接が始まりました。今まで、「桃山の受験は運」と言われていましたが、この試験内容改定により一般的な受験要素が強くなった印象です。
しかし、親子面接が追加されたということは願書の重要度もより上がったということになります。多くの学校は願書の内容から面接でも質問がなされ、実際に私が対策をお手伝いした皆様も「願書の内容を深堀りされる質問が多かった」という方ばかりです。
今回は、京都教育大学附属桃山小学校の願書について京都教育大学附属桃山小学校オーダーメイド願書作成や、世界にたった一つの小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇る筆者が願書の書き方について解説します!
ぜひ最後までご覧いただき、対策に役立ててください。
【京都教育大学附属桃山小学校】願書の項目
京都教育大学附属桃山小学校の願書は、志願者と親御様の情報の他、以下の項目があります。
- 志望動機 150字(30文字×5行)
記入の際には黒のボールペンで、縦と横の文字数・大きさを揃えて書きましょう。消せるペンや鉛筆での記入はご法度です。郵送中に文字が擦れて、内容が読めなくなってしまう恐れがあります。
京都教育大学附属桃山小学校の願書は、文字数が少なく、非常にシンプルな内容です。しかし、文字数が少ないからと適当に書いてしまっては、今までの努力が台無しになってしまいます。
次の項目で、志望理由の書き方について詳しくお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。
【京都教育大学附属桃山小学校願書】志望理由の書き方
京都教育大学附属桃山小学校の志望理由について、150字で具体的に記入します。ここで気をつけたいのは、まず「具体的に」記入するための学校研究をしておくことですね。
京都教育大学附属桃山小学校は、例年ですと6月に学校説明会が開催されます。
面接でも志望理由は質問されますが、その大本となるのは願書の内容です。全国の国立小学校の面接では、志望理由に時間を割かないように「願書の志望理由に付け加えはありますか」といった質問をされる場合や、そもそも志望理由を聞かれないこともあります。
もしも、「面接で答えれば良いか」と願書の志望理由で手を抜いてしまったのに、面接で志望理由を聞かれなければ意味がありませんよね。ですから、どれだけ短い文字数でも、学校研究を徹底した上で願書の志望理由を具体的に記入する必要があります。
「貴校の情報教育に、特に関心を持ち志願しました」とするよりも、「貴校では、特に情報の授業で◯◯に力を入れていること、生徒が自ら考えられるような実践的な授業カリキュラムに感銘を受けて志願しました」とした方が、より具体的ですよね。
この親御様は、本当に京都教育大学附属桃山小学校への入学を切望し、詳しく学校について知ろうとしているのだな、と理解していただけるでしょう。
また、志望理由には家庭の教育方針やお子様にどういった大人へと成長してほしいのかを一言で記入することをおすすめします。そうすることで、学校の描く理想像と同じ思いを持っている親御様だと理解していただけるでしょう。
京都教育大学附属桃山小学校の教育目標は「自ら自分たちの生活を切り拓く「自立」の力と互いを尊重し合いながらともに生きる「共生」の力を育む−変化の激しい時代に対応し、広い世界で新たな価値を創造する人の基盤を育成する−」です。
そのために、情報や創造性教育の研究、伝統文化の教育に力をいれています。ご家庭でも、京都教育大学附属桃山小学校の教育目標やカリキュラムに共感できると思った点はぜひ願書に記入してください。
例えば「私共は京都の伝統文化を誇りに思い、志願者にも幼少期から日本の伝統に触れる機会を大切にしてまいりました」と願書に記入したとします。そうすると面接では、「伝統文化に触れる機会を作っておられるとのことですが、具体的にどんなことをしていらっしゃいますか」といったように、願書をより深堀りするような質問をしていただける可能性がぐっと高くなるのです。
勿論、「志望理由」と書かれているのに「家庭の教育方針」ばかり書いてはいけませんが、書きたいことのバランスを見ながら入れてみましょう。
尚、作成した願書は面接前に、親御様と志願者であるお子様そろって確認しておきましょう。
京都教育大学附属桃山小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由
京都教育大学附属桃山小学校の願書について解説しましたが、いかがでしたか。文字数が少ないからこそ、他の志願者と内容の差別化ができれば面接でもより親御様のお伝えしたい内容を質問していただきやすくなります。
京都教育大学附属桃山小学校の考査は、もう「運」のみには頼ることができません。まずは学校側が志願者と親御様について知ることの出来る最初の資料である、願書をしっかりと作成することでぜひ合格への道を掴んでください。
私はお受験教室の代表として、京都教育大学附属桃山小学校の願書や面接レッスンも毎年手掛け、合格をいただいてきました。小学校受験は多くの場合、いくつも併願するため願書の文字数も膨大なものになりがちですよね。私の願書作成代行では、志望する学校1つ1つに合わせた作成が可能です。願書の作成でお悩みの方は、一度ご相談ください。