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【小学校受験】『お話の記憶』覚えるコツをプロが解説

【小学校受験】『お話の記憶』覚えるコツをプロが解説

 

ママ
ママ

小学校受験の『お話の記憶』全然覚えられない・・
過去問見たら、毎年出てるのに!
模試でいつもお話の記憶で点数が取れなくて、諦めかけている・・

塾長
塾長

小学校受験のペーパー課題で必ずと言って良いほど出題されるのが「お話の記憶」です。

「お話の記憶」とは、ある物語を聞いて質問に答えていく問題のことです。

名前の通り物語を記憶していかないと質問に答えられないためお子様にとっては難しい問題です。

その反面、「お話の記憶」は必ず出題されると言えるほど頻出ですので、得意になれば安定して得点を取ることができます。

そこで今回は「お話の記憶」を覚えるコツについて小学校受験のプロが解説していきます。ぜひ得意になって得点源にしていきましょう。

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【小学校受験】『お話の記憶』とはどんな問題?

小学校受験のペーパーで出題される「お話の記憶」とは、お話(物語)を聞きとったあと、そのお話の内容についての質問に答えていく問題です。

お話は小学校の先生(試験官)が読み上げたり、CDなどの音源から流されたりします。

未就学児はまだ字が読めないという設定ですので、問題文を読んで解答するのではなく、お話を聞き取って解答する形式にしてあるのです。

解答の仕方としては、解答用紙に描かれたイラストにクーピーなどで◯をつけるケースが多く、クーピーの色を指定されることもあります。

小学校によってはお話の長さが5分以上あったり、質問が10個程度あったりと、難易度が異なります。

「お話の記憶」では途中でメモを取ることはできないので、集中して聞き取る力と短期的な記憶力が必要です。

また語彙力も必要です。

例えば「灯台」や「椿」と聞いたときに、それがどんな形なのか、どんな役目があるかなどを知らないと正しい解答に辿り着くことができません。

解答も◯だけではなく△や×など質問ごとに指示があります。

「お話の記憶」は集中力や記憶力だけではなく、「指示通りにお話を聞けるのか」も見られているのです。

 

【小学校受験】『お話の記憶』を覚えるコツ

「お話の記憶」が上手に出来るためにはコツを覚えておく必要があります。

いったいどんなコツがあるのでしょうか?ここで解説していきます。

 物語の流れをイメージする

まずは物語の流れをイメージできるようにしましょう。

流れをイメージで覚えると記憶に残りやすいからです。

例えば、親御様も受験勉強のときに語呂合わせで覚えたことはありませんか?

単純に「794年、平安京への遷都」と覚えるより「鳴くよウグイス平安京」の方が記憶に定着しますよね。

何かのイメージと関連づけて覚えた方が覚えやすいためです。

お話の記憶でも、お話の中にトラのキャラクターが出てきたら自分で勝手にトラのキャラクターをイメージして話を展開出来るようにするのがコツです。

質問のバリエーションを知る

「お話の記憶」は、実は質問のバリエーションが決まっています。下記に質問のバリエーションについてまとめました。

登場人物 誰がいたのか、誰がいなかったのか、途中で誰がきたか、誰がいなくなったか、人なのか動物なのか
行動 何をしたのか、何が起きたのか、どこへ行ったのか、何を話したのか
順番 出来事の順序、どんな順番で誰がきたのか
いくつあったのか、いくつ増えたのか、いくつ減ったのか
何が何色だったか
天気 晴れているのか、雨が降っているのか、途中で止むのか、途中から降るのか
感情 誰がどんな気持ちだったのか

「お話の記憶」を始める前に、これらの質問のバリエーションを意識させるような声がけをしてみてください。

お子様は素直なので質問のバリエーションに沿って質問をすればかなり正解出来るでしょう。

聞くポイントを理解することで、「お話の記憶」の正答率は上がりますよ。

質問の中で特に難しいのが、お話の中では直接言われていないけど、想像して解答しないといけない問題です。

例えば、「海へ行きました」、「スイカ割りをしました」という内容から、「このお話の季節は夏だ」と理解しないといけないような問題です。

1つの物事を元にして発展できる力も養いたいですね。

最初は短いお話から

いきなり難関校のような長文を聞かせても、解くことは出来ません。

そのため初めてのお子様は短いお話からスタートしていきましょう。

先ほどもお伝えしましたが、「お話の記憶」を解くときは、あらかじめ質問する内容を伝えておくようにします。

そうすれば、質問に出る箇所が分かっているので、もちろん正解しやすくなりますよね。

お子様も×よりは◯の方が嬉しいですから、楽しんで取り組むことが出来ますよ。

何度も繰り返し行っていれば、同じような質問がされていることに気づくはずです。

質問のバリエーションも自然と覚えればお話の記憶もどんどん解けるようになります。短いお話から始めて慣れてくれば、どんどん長いお話にステップアップしていきましょう。

【小学校受験】『お話の記憶』のおすすめ問題集

 

小学校受験の「お話の記憶」を解くために必要なおすすめの問題集をご紹介していきます。

奨学社 国立・私立有名小受験ハイレベ合格ワーク100 1 お話の記憶 


奨学社が販売している「奨学社 国立・私立有名小受験ハイレベル合格ワーク100 1 お話の記憶」は、初学者レベルから有名小学校を合格するレベルまで、レベル分けされた問題集です。

問題数も100問とボリューム満点で満足度の高い問題集です。

「お話の記憶」は毎日継続して行うことで着実に力がついて行きます。毎日1問ずつ取り組んで確実なレベルアップを目指しましょう。

 

こぐま会 ひとりでとっくん14 お話の内容理解1


こぐま会が販売している「こぐま会 ひとりでとっくん14 お話の内容理解」は、初めて取り組むお子様にも分かりやすい内容となっています。

「ひとりでとっくん15 お話の内容理解2」に続く構成となっており、レベルに合わせて選ぶことが出来ます。

お子様がどこで躓くのか、どうすれば乗り越えられるのかを試行錯誤しながら制作されており、無理なく学習できる教材です。

 

理英会 ばっちりくんドリル 5 話の記憶


「ばっちりくんドリル 5 話の記憶」は、理英会の分野別単科ゼミで使用しているテキストを家庭学習用に発展させた問題集です。

内容により基礎編と応用編に分かれており、初めてのお子様でも安心して取り組むことが出来ます。

小学校受験で多くの合格実績を残している理英会の作成する問題集ですので、信頼のある問題集と言えるでしょう。

 

ピグマリオン 能力育成問題集39 話の判断


ピグマリオンが販売する「ピグマリオン 能力育成問題集39 話の判断」は、音声による言語能力の育成を目指して開発された問題集です。

お話の記憶のような長文ではなく短文で「比較する力」を養うような構成となっています。思考力や創造力を育てるのにもぴったりな問題集です。

 

【小学校受験】『お話の記憶』覚えるコツをプロが解説

「お話の記憶」は一見すると記憶問題のように思われますが、違います。

小学校受験では「お話の記憶」で、お話をしっかり聞けて理解しているのかどうかを見ています。

小学校に入学した後、先生の指示を聞いて行動できないと学校生活が成り立ちません。

指示行動が出来るのかどうかを「お話の記憶」の出来具合で確認しているのです。

「お話の記憶」は集中力や理解力、語彙力が必要です。

これらの能力は普段の生活でも養うことが出来ます。

夜寝る前の読み聞かせが効果的と言われており、たくさんのお話をお子様にしてあげてください。読み聞かせをするお話は昔話が良いでしょう。

ペーパー問題では昔話の内容を問う問題も多くあるからです。

「お話の記憶」はすぐには出来るようになりませんが、繰り返し練習をしていけば必ず出来るようになりますので、あきらめずに取り組みを続けてくださいね。

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