願書の書き方

【東京三育小学校】合格する願書の書き方をプロが解説

【東京三育小学校】合格する願書の書き方をプロが解説
ママ
ママ

東京三育小学校を受験しようと思ってるんだけど、願書の書き方が分からない・・

塾長
塾長

東京三育小学校は、キリスト教プロテスタント系に属するセブンスデー・アドベンティスト教会を母体とした私立小学校です。全校生徒130名、1クラスの定員が25名と小規模できめ細やかな宗教教育を実践しています。

 

広島、沖縄など全国に10校の系列小学校があり、希望者は全寮制の三育学院中等部、広島三育学院中学校、沖縄三育学院中学校のいずれかに進学が可能です。海外にも多数の姉妹校があり、英語教育にも力を入れています。

 

聖書や道徳的な教育を重んじる東京三育小学校では、保護者の教育理解や家庭の教育方針を特に重視する傾向にあります。願書でそれらをしっかりと伝えるために、今回は東京三育小学校の願書について詳しくお伝えします。

 

今回は、そんな東京三育小学校の願書について東京三育小学校受験オーダーメイド願書作成や、世界にたった一つの小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇る筆者が願書の書き方について解説します!

ぜひ最後までご覧いただき、対策に役立ててください。

【東京三育小学校】願書の項目

 

東京三育小学校の願書項目は以下の通りです。

 

  • 志願者情報(氏名、生年月日、住所、在園名)
  • 保護者情報(氏名、生年月日)
  • 家族(氏名、続柄)

 

上記の基本情報の他に、毎年志望理由やお子様に関する質問が設けられます。今回ご紹介するのは、2023年度の願書項目です。

 

  • 本校に期待されることはどのような点ですか、具体的にお書き下さい(5行)
  • お子様には将来どのような人物になって欲しいと思いますか(4行)
  • キリスト教についてどのようなお考えをお持ちですか。また、お子様が宗教的考えやお祈り、聖書や賛美歌などを学ぶことについてどのようにお考えですか(3行)

 

過去には「家庭の教育方針」「本校志望の主な理由」「志願者の長所、短所」といった項目がありました。

 

【東京三育小学校】本校に期待されることの書き方

 

東京三育小学校の教育を受けることで、お子様がどう成長できると考えているのかといった期待することを記入します。5行で150字程度が目安です。

 

まず東京三育小学校への志望理由を簡単に書き、「貴校で◯◯な力が育つことを期待しています」といった内容に繋げましょう。上から目線にならないよう、親御様も一緒にお子様を支え、学ぶ意欲があることを一言添えるのも良いですね。

 

東京三育小学校は「徳育」「知育」「体育」の3つを育てることを目標としており、その中でも特に「どのように生きるのか」という徳育を大切にしています。その要となるのが聖書を使用した宗教教育です。 

そのため、東京三育小学校の教育を通して学力を向上させたいというよりは、お子様の人格形成や心の成長について書くことをおすすめします。

 

勿論、三育といえば英語といわれるほど発達段階を尊重した独自の英語教育や、年間を通して水泳を行うといったカリキュラムに魅力を感じる方もいるでしょう。その場合、それらのカリキュラムを通してどういった非認知能力(考える力、コミュニケーション能力など)が育つことに期待しているのか記入してください。

 

【東京三育小学校】お子様の将来についての書き方

 

お子様には将来、どんな大人に育ってほしいのか記入します。4行で120字程度です。「私の後をついで医師になって欲しい」「理系に進んで欲しい」といった職業や進路ではなく、「人間的にどう育ってほしいのか」について言及しましょう。

 

三育学院全体では、「人の中に創造主のみかたちを回復するという使命に従い、身体性、精神性、霊性、社会性の調和ある開発を行い、与えられた生涯の全期間にわたって、神に仕え人に奉仕する人物となることを目標とする。」という教育目標を掲げています。

 

他者を敬い、人や社会に貢献できる豊かな心を持った人物の育成を大切にしている学院ですので、お子様の将来像で共通する部分があればそう書きましょう。

 

また、そのために親御様が取り組んでいる教育方法や支援内容、お子様は現在どう育っているのかといったエピソードも具体的にふれてください。

 

【東京三育小学校】キリスト教への考えについての書き方

 

キリスト教や宗教教育に対する考えを、3行90字程度で記入します。

 

東京三育小学校では、毎日20分聖書の授業があり、土曜日も教会の礼拝へ出席します。宗教教育を通して、神に愛された存在としての自信を持ち他者へもその愛を返すことを、6年間で教えています。

 

在籍する生徒の中でクリスチャンの家庭は20%程度ですから、必ずしもキリスト教信者である必要はありません。しかし、日常の中にキリスト教の考えが根付いている小学校ですから、宗教教育への理解は必須です。

 

ご家族が宗教教育の経験や、教会に通ったことがあればそのことについて触れ、どんな影響があったのかを書いてください。

 

経験がない方は、キリスト教の教えを学ぶことでどう成長できると感じているのかを書き、最後に「親も志願者と共にキリスト教への理解を深めたい」といった内容でまとめましょう。

 

東京三育小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由

 

東京三育小学校は全学年1クラスの少人数校です。宗教色の強い印象をお持ちの方も多いようですが、英語やICT、体力向上のための教育など独自のカリキュラムで一人ひとりを丁寧に指導してくださいます。

東京三育小学校を含め、三育系は願書と面接で宗教教育や学校の方針への理解をしっかりと伝えられなければご縁はいただけません。特にキリスト教に関する質問は、何を書けば良いのか迷われる方も多くいます。

 

願書の作成でお悩みの方は、オーダーメイドの願書作成代行にお任せください。東京三育小学校の合格願書を手掛けたこともある受験のプロが、丁寧なヒアリングから願書を作成します。

 

 

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