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【小学校受験】『シーソー問題』教え方と問題集をプロが解説

【小学校受験】『シーソー問題』教え方と問題集をプロが解説
ママ
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シーソー問題の教え方が全然分からない!おすすめの問題集も知りたい。

塾長
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小学校受験のペーパー問題で頻出なのが「シーソー問題」です。シーソー問題はその仕組みを理解していないと解けない問題ですので、まずはシーソーの仕組みを理解することから始めていきましょう。シーソー問題の本質は重さ比べです。問題によってはシーソーではなく天秤を使った問題でも出題されています。今回はそんなシーソー問題の教え方を小学校受験のプロが解説していきます。シーソーの仕組みを理解して得意分野にしていきましょう。

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【小学校受験】『シーソー問題』のペーパーを解く前に実際のシーソーで遊ぶ!

シーソー問題はペーパーだけで考えてはいけません。

なぜならペーパーだけではシーソーの仕組みが理解できないからです。

まずは公園に行ってシーソーの仕組みを理解することから始めていきましょう。

シーソーは重い方が下がり軽い方が上がりますよね。

大人なら当たり前に知っていることですが、シーソーの仕組みがよく分かっていないお子様もいらっしゃいます。

そのため、まずは公園に行って実際にシーソーに乗らせてみてください。親子でシーソーに乗ると親御様の方が下がります。

「なんでかな?そうか、重い方が下がるのか!」と理解して貰うのです。

また「重い」とはどういうことかも理解する必要があります。

例えば、同じ背丈のお子様がいるとします。このお子様同士がシーソーに乗ってもどちらか一方には下がらないですよね。

ところがもう1人同じ背丈のお子様がどちらか片方に乗ると2人になった方は下がります。つまり同じものでも数が多い方が下がる=重くなるという事実を理解する必要があるのです。

シーソーは重さ比べと数の比較も理解しておかないと解けませんので、しっかり対策をしていきましょう。

 

【小学校受験】『シーソー問題』の教え方のポイント

 

シーソー問題は頭の中だけで考えると混乱してしまいます。単純に2つのものを比べる問題は少なく、4つや5つのものを同時に比較する問題の方が多いからです。

比較する数が増えれば複雑になるので、よりロジカルに解く必要が出てきます。そこでここではシーソー問題の教え方について、ポイントを交えながら解説していきます。

比較する数が少ない問題を解く

まずは比較する数が少ない問題から解き始めましょう。

比較する数が多くなると難しくなるからです。例えば、「公園に3人のお子様がいるとします。それぞれ2人ずつがシーソーに乗って重さを比べました。3人の中で1番重いお子様はどれですか?」と聞かれたら答えは分かりやすいでしょう。

これが10人のお子様だとどうでしょうか?重さを比べるだけでも何回もシーソーに乗らなければなりませんよね。

このように比較する数が増えると答えを導き出す課程が複雑になるのです。比較する数が増えると問題が難しくなるので、まずは比較する数が少ない問題から始めていきましょう。

 関係推理を理解する

シーソー問題は関係推理が理解できないと解けません。

直接重さ比べをしていなくても答えを導き出す必要があるからです。

例えば、「りんごはみかんより重たいです。みかんはいちごより重いです。りんごといちごはどちらが重いですか?」という問題があるとします。

この場合、りんごといちごは直接重さ比べをしていませんが、みかんとの比較でいちごよりりんごの方が重いことがわかりますよね。

このようにシーソー問題は直接重さ比べをしていなくても関係性を推理して答える問題が多くあります。シーソー問題が解けるポイントは関係推理を理解することと言えるでしょう。

 メモをとる習慣をつける

シーソー問題では「重い方に◯をつける」などメモをとる習慣をつけましょう。メモに残さないと忘れてしまうからですね。

シーソーで重さを比べたら必ず重い方に◯をつける習慣を付けておけば、問題を解く時に見間違いなどの簡単なミスを防ぐことができます。

頭の中だけで考えていると無意識のうちに重い方と軽い方が入れ替わることもありえます。ケアレスミスを防ぐ意味でメモをとる習慣を付けさせるようにしましょう。

【小学校受験】『シーソー問題』解くために必要な力

シーソー問題は闇雲にやって解ける問題ではありません。

論理的に考えて解く必要があるからです。論理的に解けるようになるためにはシーソーの仕組みや大小関係、関係推理を理解しなければいけませんが、解くために必要な力もあります。

考える力

シーソー問題は関係推理を考えて、どちらの方が重いかをよく考えないといけません。

単純に下がっているから重いと考えるのではなく、それぞれの物の比較をしたうえで重い判断をしなければシーソー問題は解けないのです。

どんな問題でもいえることですが、パッと見た目で判断するのではなく、よく考えて解く力が必要になります。

集中力

シーソー問題はたくさんの情報を考慮して判断する必要があります。シーソーの傾き、関係推理、大小関係などですね。そしてこれらの情報を見て的確な判断をするためには集中して取り組む必要があります。集中力は小学校の先生がお子様に求める力ですので、小学校入学後も見据えて集中力を高める学習を心がけていきましょう。

諦めない力

 

シーソー問題は幼児期のお子様にとっては難しい単元です。どうしても解けない問題も多く出てくると思いますが、諦めない力を持っていれば乗り切れます。小学校受験では諦めない力を持っているお子様を求めています。小学校入学後はさまざまな課題が学校から課され、諦めずに取り組む必要があるからです。難しい問題でも諦めずに頑張れる力を養っていきましょう。

 

【小学校受験】『シーソー問題』おすすめの問題集

 

シーソーの仕組みや関係推理がしっかり理解できたならあとはどんどん問題集を解いていきましょう。おすすめの問題集をご紹介しますので、取り組んでいってください。

 

こぐま会「ひとりでとっくん」シーソー


小学校受験ではおなじみのこぐま会が販売する「ひとりでとっくん12 シーソー」は基礎問題から応用問題まで幅広く取り揃えており、初めてペーパー学習をするお子様でも取り組みやすい問題集です。お子様がどこでつまずくのか、どうすればその壁を乗り越えられるのかを検証しながら改良を重ねた問題集です。

 

えしん会「小学校受験問題集」


えしん会が販売する「小学校受験問題集 シーソー・重さ比べ」は全編カラーでイラストもかわいいのでお子様も抵抗なく取り組みやすい問題集です。「考え方ノート」という問題の考え方が書いてあるページがあることで、親子で一緒に考えながら楽しく学ぶことが出来ますよ。

 

ピグマリオン「能力育成問題集」


ピグマリオンが販売する「能力育成問題集23 重さ比べ」はただ単純に問題を解くだけではなく、どうしてそうなるのかを考えることで、基本的な思考力が養える問題集です。基本問題から難しい問題まで網羅されており、段階的に無理なく学習することが出来ます。

 

【小学校受験】『シーソー問題』の教え方と問題集をプロが解説まとめ

小学校受験の中でも難しい単元とさせるシーソー問題について解説してきました。

シーソーは重い方が下がり軽い方が上がるという仕組みを理解することがもっとも大事です。

ゾウとネズミがシーソーに乗っていて、ネズミの方が下がっているとします。重いのはどちらですか?と問われればシーソーが下がっている「ネズミ」が正解ですが、現実世界ではゾウの方が明らかに重いので、ゾウを選んでしまうお子様もいます。

あくまでペーパー問題ではペーパー上の情報をもとに考えないといけません。お子様は大人では考えもしない考え方で問題を解くことが良くありますので、答えがあっているかどうかだけではなく、回答に至る過程までもしっかり確認して本質的な理解を目指してくださいね。

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