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【小学校受験】『 積み木の数』教え方と対策をプロが解説

【小学校受験】『 積み木の数』教え方と対策をプロが解説
ママ
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積み木の数問題の教え方が全然分からない!おすすめの問題集や対策も知りたい。

塾長
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小学校受験のペーパー問題で頻繁に出題される分野に「積み木の数」があります。

「積み木の数」は積み木の数を数えるだけだからそんなに難しくないと考えられがちですが、実は空間認識能力が必要とされるため、苦手なお子様も多くいらっしゃいます。

そこで今回は「積み木の数」の教え方と対策について小学校受験のプロが解説します。

小さなうちから空間認識能力を養うことは小学校入学後の算数の学習にも活きていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【小学校受験】『積み木の数』の教え方のポイント

積み木の数は平面に描かれた積み木の図から立体をイメージできないと解くことができません。ペーパー問題はペーパー上だけで考えても理解が難しいことが多くあります。その場合は具体物を使った理解が効果的です。

ごっこ遊びを通して

積み木は幼児期のお子様が日常生活の中で遊ぶおもちゃとして定着しています。そこで、積み木遊びを通して色々な積み上げ方を体験させましょう。積み木を何段か積み上げて色々な角度から見え方を確認します。同じものでもみる角度により見え方が違うことが理解できますよね。もちろん最初は学習ではなく遊び感覚でやらせてあげてください。

 

見えない積み木を理解する

「積み木の数」は見えない積み木を理解できるかどうかです。当然ですが、積み木の数を把握するためには隠れている積み木の数も数えないといけないからです。手前の積み木の影に隠れて見えていない積み木があることは何となく理解できるでしょう。さらに見えていない積み木が何個あるのかまで理解する必要があります。L字に積まれた角には積み木が1つ隠れていることや2段になった積み木の下には必ず積み木が隠れていることなどを積み木遊びの中で理解できると良いでしょう。

 

数を正確に数える

 

数を正確に数えることが出来ないと「積み木の数」問題は解けません。回答は数で答えないといけないからです。数と言っても数字ではなく〇の数で表したりします。表面で見えている積み木の数と隠れている積み木の数を合わせて回答しないといけないので簡単な足し算も

出来た方がよいでしょう。数の合成はペーパーの数量分野のひと単元として出題されるので数がまだ正確に出来ない場合は数の合成など基礎に戻って対策をしていきましょう。

 

【小学校受験】『積み木の数』解くために必要な力

 

「積み木の数」は一見すると単純に数を数えるだけの問題ですが、解くために必要な力があります。そこでここでは「積み木の数」を解くために必要な力について解説していきます。

 

数を瞬時に数える力

 

数を正確に数えることが大事とお伝えしましたが、素早く問題を解くためには数を瞬時に数える力が必要です。複雑な問題になると積み木が何段にも積み上がり見えない積み木の数も多くなります。一個一個丁寧に数えていては時間切れになってしまうので、パッと見て表面に見える積み木の数と隠れている積み木の数が数えられるように訓練をしておきましょう。

 

空間認知能力

 

見えない積み木の数を把握するためには空間認知能力が必要です。「積み木の数」はまさにこの空間認知能力を見ている問題と言えます。積み木の数を数えるためには特定の方向から見た場合の見え方を理解する必要があります。積み木を使って積みあがった積み木がどのように見えるのかを理解させるのが早いでしょう。

 

想像する力

 

完璧に理解が出来なくても想像力があれば「積み木の数」問題は解くことが出来ます。2段になった積み木の下には必ず積み木があることが経験的に理解できていれば想像して数を数えることが出来ますね。想像力は当てずっぽうではなく経験から発展させるものですので、やはり積み木遊びを通じて理解することが早い理解につながります。

 

【小学校受験】『積み木の数』おすすめの問題集

 

積み木遊びで多くの体験が出来た後は、実際にペーパー問題を解いてみましょう。ここでは積み木の数問題を学習するためにおすすめの問題集をご紹介します。

こぐま会「ひとりでとっくん」65 積み木の数


小学校受験塾として有名なこぐま会が販売している「ひとりでとっくん65 積み木の数」は初めてペーパー学習に取り組みお子様でも段階を踏んで理解できるように前半は基礎問題、後半は発展問題で構成されています。ただ積み木の数を数えていくだけではなく、同数発見、数の大小、数の増減など、さまざまな方法で「積み木の数」についての理解を深めることが出来る問題集です。

 

理英会「ばっちりくんドリル」立体図形


 




小学校受験塾として有名な理英会が販売している「ばっちりくんドリル 立体図形」は基礎編と応用編がありお子様のレベルに合わせて対策することが可能です。ばっちりくんドリルは理英会の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。回答欄や図柄も大きく、お子様にとっても扱いやすい問題集です。

 

ピグマリオン「能力育成問題集 PYGLI」積み木の数


ピグマリオンが販売するPYGLIシリーズの「能力育成問題集 積み木の数」は四則演算すべての基礎を育成するための問題集です。ただ数を数えるのではなく、積み木を自在に分割し、集合体として瞬時に数を認識できるような学習指導になっています。学習指導のための指導法も詳しく解説されているので親御様にとっても扱いやすい問題集となっています。

 

【小学校受験】『積み木の数』の対策と教え方をプロが解説まとめ

「積み木の数」問題は数を数えて答える問題ですが、そのうらには見えない積み木を把握する力や数をしっかり数えられる力も必要です。また具体物を使って遊びながら立体図形を把握することもとても有効です。もしまだ難しそうだなと感じたら具体物をつかった理解を増やしたり、数の合成を学習したりと基礎に戻って対策をしてみてください。一歩ずつ丁寧に前へ進めば必ずできるようになりますので、焦らずに取り組んでいきましょう。

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